『吸精鬼 ワン・ダーク・ナイト』
ONE DARK NIGHT(1983年アメリカ)
監督:トム・マクローリン
脚本:トム・マクローリン
マイケル・ハウズ
出演:メグ・ティリー
ロビン・エヴァンス
レスリー・スパイツ
メリッサ・ニューマン
アダム・ウェスト
ドナルド・ホットン
■ストーリー■
年輩の男性の遺体が、若い女性6人の遺体とともに発見される。年輩の男性は70歳のロシアの超能力者カール・レイマーだった。死因ははっきりしないままだった、、、。レイマーの娘オリヴィアと夫アランの元にオカルト研究家ドックステイダーが現れレイマーは本当の超能力者だったコトを告げるのだった。しかも、サイコキネシスだけでなく、超能力で他人の精気を吸収することができたと言うのだ。
アランは、突拍子もない話に耳を傾けなかったが、オリヴィアはその話に興味を持つのだった、、。
一方、地元のハイスクールに通うジュリーは、女子グループに入るための入会テストとして、墓地の霊廟に一晩過ごすことになってしまうのだった。その霊廟にはレイマーの遺体が葬られていた、、、。
■感想■
『13日の金曜日PART6 ジェイソンは生きていた』(1986年)、『天使とデート』(1987年)のトム・マクローリン監督のホラー映画。ホラーと言っても、オカルト現象の原因は超能力者なので、Sci-Fi映画かも??
トム・マクローリン監督はその他にも、『ブロス やつらはときどき帰ってくる』(1991年)、『第三双生児』(1997年)、『アンディ・ガルシア 沈黙の行方』(2001年)を監督しています。
今作は1983年の【サターン賞】で、優秀低予算映画賞にノミネートされました!!
今、観るとちょっとオーソドックスな感じがしちゃいますが、、自分的には、それでも、けっこう面白いです!!
日本ではビデオバブル時代にVHSソフト化されました!!DVDにもブルーレイにもなっていません、、。DVD化もされていない作品の記事を書いても、観れないぞ!って突っ込まれそうです!!
そんな作品ばかり記事にしてますけど、、。
確かに、レイマーの超能力で甦った死体も肝試しのようにただ動くだけなんで、、実際に今作のようなことあったら超怖いですが、、ホラー映画的には、今観るとインパクトが少し弱いですからね、、。
でも、入会テストで霊廟で一晩過ごすって、、イヤだなぁ、、。
ホラー映画で入会テストとか、肝試しとかって、大体事件が起きちゃいますからね、、。
リンダ・ブレア主演のホラー映画『ヘルナイト』(1981年)も新入生歓迎の肝試しが舞台でした!!
『ヘルナイト』は、1981年の【シッチェス・カタロニア国際映画祭】でSPFX賞を受賞しました!!【シッチェス・カタロニア国際映画祭】の存在を知ったのは、『ヘルナイト』の宣伝に載っていたからでした!!
当時、”シッチェス”でなく、”シトヘス”で紹介されていた記憶が、、。
世界3大ファンタスティック映画祭なのに知りませんでした、、。ネットが無い時代の情報不足、自分の勉強不足でした、、。
超能力者と言えば『恐怖の魔力 メドゥーサ・タッチ』(1978年)のリチャード・バートン演じるジョン・モーラーくらいすごくないと、インパクトが弱いかもしれないですかね??
『恐怖の魔力 メドゥーサ・タッチ』は原作もあって、特撮はブライアン・ジョンソン、撮影はアーサー・イベットソン、出演者もリチャード・バートン、リー・レミック、リノ・ヴァンチュラ、ハリー・アンドリュース、ゴードン・ジャクソン、ジェレミー・ブレット等々、メジャーな作品ですが、、。
『恐怖の魔力 メドゥーサ・タッチ』のようなメジャーな作品と比べるのは、いくら何でもひどいですね、、。
『吸精鬼 ワン・ダーク・ナイト』は、かなり低予算のホラー映画ですからね、、。
1980年代チックなチープな感じのゾンビや、メグ・ティリーのファン向けの作品かも??
メグ・ティリーの長編主演1作目ですからね、、。
もしかしたら、ホラーマニアックスとかでブルーレイ化とかされるかもしれないですが、、自分的にはまず『悪魔が最後にやって来る!』(1977年)の日本で劇場公開されたイタリアオリジナル版を発売して欲しいです!!
日本でDVD発売されたカーク・ダグラスが生き残るトンデモないバージョンは、どうしても好きになれなくて、、。反キリストの思惑通りになっちゃう、、。
トム・マクローリン監督のファンタジー?
6作目の今作から完全にホラー映画になりました。
超能力者の映画といえば
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