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『スモーキン・エース暗殺者がいっぱい』もっと暗殺者がいっぱいでも良かったかも。

2008-01-10 23:36:16 | アクション
スモーキン・エース暗殺者がいっぱい
SMOKIN’ACE(2007年アメリカ)
 監督 ジョン・カーナハン
 脚本 ジョン・カーナハン
 出演 ライアン・レイノルズ、レイ・リオッタ、アリシア・キーズ、アンディ・ガルシア、ジェレミー・ピヴェン、ベン・アフレック

 ■ストーリー■
 コーザノストラのボス、スパラッザが組織に一員のマジシャン、イズラエルを殺そうとしている情報を得たFBIは、イズラエルから情報を得て司法取引を持ちかけようとしていた。100万ドルの懸賞金を求めて殺し屋たちはラスベガスにいるイズラエルのもとへ向かうのだった。

 ■感想■
 『NARCナーク』(02年)のジョン・カーナハンが描くハードアクション。
 『NARCナーク』のときは1970年代風の作品を撮ったジョン・カーナハン監督ですけど、今回は作品の雰囲気がうって変わって今風なアクション映画になってます。序盤から中盤までは!
 FBIの証人をめぐって7人の殺し屋たちが入り乱れて殺し合いを始めます!でも、FBI捜査官2人、殺し屋7人、FBIの上司、組織のボス、保釈した人間を取り戻そうとする元警官3人組等々、登場人物たちが多すぎ!多すぎ!多すぎ!
 誰が、誰??と思っているうちに登場人物が減っていっちゃいます。まぁ、でもここまで登場人物が多いわりには、それなりに整理されてますかね??観ているうちに登場人物たちが少しはわかってきますから!でも分かるころには、誰かと殺しあってるんですけどね。特にベン・アフレックの扱いにはビックリしちゃいました。
 
 魅力的な殺し屋たちが出てくるんで、それぞれの殺し屋たちをもっともっと丁寧に描いてくれた方が盛り上がるのにね。ランニングタイム108分とそんなに短くないので、それぞれの殺し屋を描く時間はあったろうに!
それに、殺し屋7人といっても、2人組みの女性の殺し屋と3人組の殺し屋がいるので実際は4チームの殺し屋なんですけどね。そう考えると、もう少し殺し屋が多くても良かったのかも。
 
 もっとメチャクチャな作品かと思いきや、ジョン・カーナハン監督の生真面目さが出て、後半の展開から最後に向けては暗い感じで終わっていきます。この暗さはどう見ても1970年代風!
 なんでもかんでもハッピーエンドじゃ面白くないですけど、今作は題材が“暗殺者がいっぱい”なんで、前半から中盤にかけてのメチャクチャぶりが最後まで続いても良かったかも。アクション映画としては、満足の1本ですけどね!
 
 ところで、あんなに殺し屋がいて、指名手配とかされてないんですかね??FBIは何やってるの??って思ったんですけど、アメリカは国土が広いからしょうがないんですかね??映画だから良いですけど。本当だったら物騒なことこの上ないです。

 一時は、「ミッション・インポッシブル」の3作目の監督候補にもなっていたジョン・カーナハン監督ですけど、彼が「M:I:Ⅲ」を監督していたら、どんな作品になっていたんでしょうね??トム・クルーズが製作だから、トム・クルーズ映画のままだったんですかね??(多分そうでしょうけど)

 これからどんな作品を撮っていくかわからないですけど、ジョン・カーナハン監督の今後の作品にも期待しちゃいます。65点 
スモーキン・エース

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コメント (2)
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