『ゴッド・クローン』
RRVELATION(2001年イギリス)
監督 スチュアート・アーバン
脚本 スチャアート・アーバン
原案 スチュアート・ファルコ
出演 ジェームズ・ダーシー、ナターシャ・ワイトマン、ウド・キアー、テレンス・スタンプ
■ストーリー■
大富豪のマーテル卿は、“ロキュラスの箱”を手に入れるが、プラエヌンティウス率いる騎士団の組織から箱を守るために元の場所へ返すよう部下に指示を出すのだった。一方、ハッキングの罪で服役していた息子のジェイクにロキュラスの箱に刻まれた文字の解読を依頼するのだった。マーテル卿が集めた学者、科学者、錬金術師たちは文字の解読を急ぐのだった。
しかし、プラエヌンティウスはマーテル卿から箱を奪うために、ある夜、襲撃を仕掛けるのだった。襲撃され学者たちが殺されていく中、ジェイクは錬金術師ミラとともに屋敷から脱出に成功し、箱のありかへと向かうのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
2001年製作のSFアドベンチャー系のサスペンス映画。
日本版のタイトル“ゴッド・クローン”で内容が全て表されていちゃってます!!
「エ、エーッ、タイトルでネタバレ??」
原題の“REVERATION”は「ヨハネの黙示録」とか「啓示」って意味だろうから、映画の内容をうまく表しているのに、日本版のタイトルはちょっとネタをバらしすぎでしょ!!
「だったら、どんなタイトルが良かったの??」って突っ込まれそうですけどね。内容を表さないタイトルだと、たとえリリースされても作品の存在に気づきそうに無いですしね。
映画の内容的には、良くありがちなSF系かオカルト系の内容です!!1970年代のオカルト映画ぽい感じで、それなりに面白く観れます!!
ランニングタイムが111分とちょっと長すぎなのが難点ですけどね。この内容ならあと20分くらい短くても十分な感じです。
いくらなんでも111分は長すぎ!長すぎ!長すぎ!!
最後も、尻切れトンボ的な感じでストレスが溜まる感じです!!
まるで連載打ち切りが決まったコミックの最終回って印象を受けちゃいます。
映画的には、今後の展開は、観客がそれぞれ各自想像して下さい!ってコトなんでしょうけど、ここからが、面白くなりそうなストーリーなだけに惜しいです!!
でも、説明が無さすぎなのも、けっこう良い感じです!!
まず、キリストを刺した“槍”の存在。死の確認のためにわき腹に刺した槍なのかどうかは、画面上では良く見えませんでした。
ヨハネが黙示録を書いたパトモス島とか説明なし!!
最後の方で流れる3つの流れ星とか説明なし!!
キリスト教に興味が無かったら意味不明なシーンの連続!
説明しすぎで、ミステリー要素がカケラも無いような『ダ・ヴィンチ・コード』(06年)よりははるかに面白いですけどね。
いやいや、それどころか『ダ・ヴィンチ・コード』も今作のようなエンターテイメント作品的な要素に満ち溢れていたら良かったのに…。
『ダ・ヴィンチ・コード』ってマジメすぎて、まるでない教科書みたいな映画でしたからね。
それにしてもウド・キアー演じる枢機卿の組織が各国に入り込んでいるのも、闇の組織の強大さを出すのに成功してます。こんな組織に狙われたらどうしようも無い感が出てます。でも良く考えたら、この組織がロキュラスの箱を狙っているのを知ってたんだから、箱を返さないで最初から処分しちゃえば良かったのに…。
まぁ、そうしたら映画にならないんですけどね。
1970年代のオカルト映画系が好きな映画ファンは必見の1本です!! 50点
RRVELATION(2001年イギリス)
監督 スチュアート・アーバン
脚本 スチャアート・アーバン
原案 スチュアート・ファルコ
出演 ジェームズ・ダーシー、ナターシャ・ワイトマン、ウド・キアー、テレンス・スタンプ
■ストーリー■
大富豪のマーテル卿は、“ロキュラスの箱”を手に入れるが、プラエヌンティウス率いる騎士団の組織から箱を守るために元の場所へ返すよう部下に指示を出すのだった。一方、ハッキングの罪で服役していた息子のジェイクにロキュラスの箱に刻まれた文字の解読を依頼するのだった。マーテル卿が集めた学者、科学者、錬金術師たちは文字の解読を急ぐのだった。
しかし、プラエヌンティウスはマーテル卿から箱を奪うために、ある夜、襲撃を仕掛けるのだった。襲撃され学者たちが殺されていく中、ジェイクは錬金術師ミラとともに屋敷から脱出に成功し、箱のありかへと向かうのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
2001年製作のSFアドベンチャー系のサスペンス映画。
日本版のタイトル“ゴッド・クローン”で内容が全て表されていちゃってます!!
「エ、エーッ、タイトルでネタバレ??」
原題の“REVERATION”は「ヨハネの黙示録」とか「啓示」って意味だろうから、映画の内容をうまく表しているのに、日本版のタイトルはちょっとネタをバらしすぎでしょ!!
「だったら、どんなタイトルが良かったの??」って突っ込まれそうですけどね。内容を表さないタイトルだと、たとえリリースされても作品の存在に気づきそうに無いですしね。
映画の内容的には、良くありがちなSF系かオカルト系の内容です!!1970年代のオカルト映画ぽい感じで、それなりに面白く観れます!!
ランニングタイムが111分とちょっと長すぎなのが難点ですけどね。この内容ならあと20分くらい短くても十分な感じです。
いくらなんでも111分は長すぎ!長すぎ!長すぎ!!
最後も、尻切れトンボ的な感じでストレスが溜まる感じです!!
まるで連載打ち切りが決まったコミックの最終回って印象を受けちゃいます。
映画的には、今後の展開は、観客がそれぞれ各自想像して下さい!ってコトなんでしょうけど、ここからが、面白くなりそうなストーリーなだけに惜しいです!!
でも、説明が無さすぎなのも、けっこう良い感じです!!
まず、キリストを刺した“槍”の存在。死の確認のためにわき腹に刺した槍なのかどうかは、画面上では良く見えませんでした。
ヨハネが黙示録を書いたパトモス島とか説明なし!!
最後の方で流れる3つの流れ星とか説明なし!!
キリスト教に興味が無かったら意味不明なシーンの連続!
説明しすぎで、ミステリー要素がカケラも無いような『ダ・ヴィンチ・コード』(06年)よりははるかに面白いですけどね。
いやいや、それどころか『ダ・ヴィンチ・コード』も今作のようなエンターテイメント作品的な要素に満ち溢れていたら良かったのに…。
『ダ・ヴィンチ・コード』ってマジメすぎて、まるでない教科書みたいな映画でしたからね。
それにしてもウド・キアー演じる枢機卿の組織が各国に入り込んでいるのも、闇の組織の強大さを出すのに成功してます。こんな組織に狙われたらどうしようも無い感が出てます。でも良く考えたら、この組織がロキュラスの箱を狙っているのを知ってたんだから、箱を返さないで最初から処分しちゃえば良かったのに…。
まぁ、そうしたら映画にならないんですけどね。
1970年代のオカルト映画系が好きな映画ファンは必見の1本です!! 50点
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