『携帯彼氏』
(2009年日本)
監督 船曳 真珠
脚本 柴田 一成
原作 kagen
出演 川島 海荷、朝倉 あき、石黒 英雄、小木 茂光
星野 真理、大西 結花、前田 希美
■ストーリー■
春休みを目前に控えた女子高生、上野里美と小野寺由香は、学校を休んだ友人の真由美の見舞いに行くが、真由美がマンションから飛び降り死ぬ場面に遭遇するのだった。
真由美は死ぬ直前に“携帯彼氏”に殺されると言っていたのだった。“携帯彼氏”とは、若い女性の間で流行しているケータイ電話にダウンロードするゲームの名前だった。
“携帯彼氏”とは、アバターのような彼氏をダウンロードして擬似恋愛を楽しむゲームで、親密度によりラブゲージが0~100まで数値が変化していくゲームだった。由香は真由美のやっていた携帯彼氏を調べるため、真由美の携帯彼氏のデータをまだゲームを始めていない里美のケータイ電話に転送してしまうのだった。
■感想■
“『恋空』『赤い糸』の魔法のiらんどが放つサスペンスラブストーリー”が謳い文句のケータイ小説の映画化作品!
全然期待していなかったおかげか、すごく面白く観ることができました!
映画を観るとき、期待しないで観るということがいかに大切か考えさせられる作品になりました!
今作のことは全然知らなかったんですけど、違う作品の予告を観て、「もしかしてホラー??」と思って鑑賞したら、正統派のホラー映画でした!
「『恋空』『赤い糸』の魔法のiらんどが放つ」とか言われて観たくなる映画ファンなんて何人いるんでしょう??
“ケータイ小説原作のJ(ジェイ)ホラー”>“「恋空」「赤い糸」のなんたらかんたら”
でしょう!!
明らかに宣伝方法が間違ってます!!
ケータイ小説が原作とか言わないで、普通に“Jホラー”として宣伝した方がよっぽど良かった気がしますけど、どうなんでしょう??
実際は低予算な感じなティーン向けホラーって感じの作品ですけど、それなりにホラー映画として楽しく観れる作品になっています!
低予算でも、突っ込みどころがたくさんあっても、ティーン向けでも、ホラーはホラーですからね!
主人公の友人、由香の両親が娘をのこして旅行に行ってしまっているところとか、刑事が小木茂光と星野真理の2人しか出てこないところとか、携帯彼氏を運営している会社のサーバーが立ち入り禁止のビルにあるところとか突っ込みどころ満載ですけど、細かいところとか気にしなければ、同じく携帯電話を題材にしたホラー映画『着信アリ』(2004年)より面白いかも??
なんか、分かったような、分からないような理由でゲームに霊がとりついてしまいましたけど、ホラー映画だから理由つけなんて、今作くらいの理由つけでOKでしょう!
最後のオチも、いかにもホラー映画っぽくて、好きな終わり方です!
でも、小木茂光演じる刑事なんですけど、廃墟のビルとはいえ不法侵入して、なおかつ襲ってきたとはいえ、バールを持った少女を正当防衛で殺しちゃって大丈夫なんでしょうか??アメリカの警察だったらOKでも、日本の警察では、けっこう問題になっちゃいそう!! 60点
(2009年日本)
監督 船曳 真珠
脚本 柴田 一成
原作 kagen
出演 川島 海荷、朝倉 あき、石黒 英雄、小木 茂光
星野 真理、大西 結花、前田 希美
■ストーリー■
春休みを目前に控えた女子高生、上野里美と小野寺由香は、学校を休んだ友人の真由美の見舞いに行くが、真由美がマンションから飛び降り死ぬ場面に遭遇するのだった。
真由美は死ぬ直前に“携帯彼氏”に殺されると言っていたのだった。“携帯彼氏”とは、若い女性の間で流行しているケータイ電話にダウンロードするゲームの名前だった。
“携帯彼氏”とは、アバターのような彼氏をダウンロードして擬似恋愛を楽しむゲームで、親密度によりラブゲージが0~100まで数値が変化していくゲームだった。由香は真由美のやっていた携帯彼氏を調べるため、真由美の携帯彼氏のデータをまだゲームを始めていない里美のケータイ電話に転送してしまうのだった。
■感想■
“『恋空』『赤い糸』の魔法のiらんどが放つサスペンスラブストーリー”が謳い文句のケータイ小説の映画化作品!
全然期待していなかったおかげか、すごく面白く観ることができました!
映画を観るとき、期待しないで観るということがいかに大切か考えさせられる作品になりました!
今作のことは全然知らなかったんですけど、違う作品の予告を観て、「もしかしてホラー??」と思って鑑賞したら、正統派のホラー映画でした!
「『恋空』『赤い糸』の魔法のiらんどが放つ」とか言われて観たくなる映画ファンなんて何人いるんでしょう??
“ケータイ小説原作のJ(ジェイ)ホラー”>“「恋空」「赤い糸」のなんたらかんたら”
でしょう!!
明らかに宣伝方法が間違ってます!!
ケータイ小説が原作とか言わないで、普通に“Jホラー”として宣伝した方がよっぽど良かった気がしますけど、どうなんでしょう??
実際は低予算な感じなティーン向けホラーって感じの作品ですけど、それなりにホラー映画として楽しく観れる作品になっています!
低予算でも、突っ込みどころがたくさんあっても、ティーン向けでも、ホラーはホラーですからね!
主人公の友人、由香の両親が娘をのこして旅行に行ってしまっているところとか、刑事が小木茂光と星野真理の2人しか出てこないところとか、携帯彼氏を運営している会社のサーバーが立ち入り禁止のビルにあるところとか突っ込みどころ満載ですけど、細かいところとか気にしなければ、同じく携帯電話を題材にしたホラー映画『着信アリ』(2004年)より面白いかも??
なんか、分かったような、分からないような理由でゲームに霊がとりついてしまいましたけど、ホラー映画だから理由つけなんて、今作くらいの理由つけでOKでしょう!
最後のオチも、いかにもホラー映画っぽくて、好きな終わり方です!
でも、小木茂光演じる刑事なんですけど、廃墟のビルとはいえ不法侵入して、なおかつ襲ってきたとはいえ、バールを持った少女を正当防衛で殺しちゃって大丈夫なんでしょうか??アメリカの警察だったらOKでも、日本の警察では、けっこう問題になっちゃいそう!! 60点
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川島海荷,朝倉あき,石黒英雄,落合扶樹,桑江咲菜 | |
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