『New York スクイズゲーム』
SQUEEZE(1978年イタリア、ドイツ)
監督 アントニオ・マルゲリティ
脚本 ジョバンニ・シモネーリ
出演 リー・ヴァン・クリーフ、エドワード・アルバート
ライオネル・スタンダー、カレン・ブラック
■ストーリー■
凄腕の金庫破りのクリス・グレチコは、引退してレイ・スローンとして牧場でひっそりと生活していた。しかし、昔の仲間のオラフソンの息子ジェフがやってきて助けを求めるのだった。ドイツ人のグループに仕事を頼まれてやってきたのだ。最初は、仕事の依頼を断るグレチコだったが、依頼を断ったら、ジェフの命が危ないと知り、1回だけの仕事として復帰するのだった。
■感想■
アントニオ・マルゲリティ監督の犯罪物。
主演は、マカロニウエスタンで一躍、大スターになったリー・ヴァン・クリーフ。
共演に、ライオネル・スタンダー、エドワード・アルバート、カレン・ブラック。
リー・ヴァン・クリーフは、アントニオ・マルゲリティ監督と『ワイルドトレイル』(1975年)、『真・西部ドラゴン伝』(1976年)、『ジャングル・レイダース 黄金のレジェンド』(1983年)でも組んでます!
相性が良かったんでしょうかね??
ミニチュアを使った特撮が好きなアントニオ・マルゲリティ監督なんで、今作でも中盤に、ミニチュアを使ってます!
主人公を追うドイツ人のグループが列車にぶつかって大爆発を起こすシーンです!
こんな作品にまでミニチュアを使った特撮!!
“なぜ、こんなに大爆発なの??”
って感じですけど、ミニチュアシーンを入れたかったんでしょうね、多分!
無意味なミニチュアシーンかもしれないですけど、アントニオ・マルゲリティ監督のファンなら逆に喜んじゃいます!!監督のこだわりですね!
アントニオ・マルゲリティ監督が、自分の撮った作品の中でも、好きな作品というコトですが、1970年代のイタリア映画の犯罪物としては、普通な感じのデキです!!
でも、さすが1970年代のイタリア映画、展開が早い!早い!
冒頭、映画が始まってすぐ、エドワード・アルバートの依頼を断ったリー・ヴァン・クリーフが、「もし、断ったら、お前はどうなるんだ??」みたいなことを言ったら、「殺される」って返事が!!
なんと、次のシーンでは、なんとリー・ヴァン・クリーフは、金庫破りをするために仕事の準備を始めてます!
「エ~ッ!展開が早過ぎ!」
さすが、イタリア映画のエンターテイメント作品は、すごいです!展開の早さ以外でも、予測のつかない展開で、観客を退屈させません!
依頼主のドイツ人グループが、やばい連中とわかると、さっさと、600万ドルのダイヤを横取りしようとする主人公!
展開が、早いといえば、ドイツ人にダイヤを盗まれたボスが、これまた、すぐに犯人を割り出しちゃいます!
ドイツ人グループのカールが関わっていると犯人を割り出して、用心棒を向かわせます!
「おいおい、分かるような相手から泥棒するな!!」
って感じですけど!
あと、金庫を破った犯行現場で、すぐに邪魔者を殺そうとするし、それってオカシイでしょ!死体を置いていく気だったの??
でも、良いです!
イタリア映画だし!
1978年の作品だし!
アントニオ・マルゲリティ監督の作品だし!
もう、何でも許しちゃいます!
戦争映画、ホラー映画、SF映画、アドヴェンチャー映画とエンターテイメント系の色んなジャンルの映画を撮ったアントニオ・マルゲリティ監督ですけど、犯罪物も最高です!
まるっきり展開の読めない犯罪物『キラーフィッシュ』(1978年)より、今作の方が面白いですかね??
1978年の作品だから、しょうがないんですけど、リー・ヴァン・クリーフが、昔の仲間のライオネル・スタンダーと連絡がしばらくつかないシーンが出てきます!今だったら、ケータイ電話で、すぐに連絡がつくのにね!
ケータイ電話が、サスペンスの要素まで様変わりさせちゃいましたね!まさか、1人1台ケータイ電話を持つ時代が来るなんて思わないですよね!
1970年代のイタリアのエンターテイメント作品こそどんどんDVD化されると良いのに!70点
SQUEEZE(1978年イタリア、ドイツ)
監督 アントニオ・マルゲリティ
脚本 ジョバンニ・シモネーリ
出演 リー・ヴァン・クリーフ、エドワード・アルバート
ライオネル・スタンダー、カレン・ブラック
■ストーリー■
凄腕の金庫破りのクリス・グレチコは、引退してレイ・スローンとして牧場でひっそりと生活していた。しかし、昔の仲間のオラフソンの息子ジェフがやってきて助けを求めるのだった。ドイツ人のグループに仕事を頼まれてやってきたのだ。最初は、仕事の依頼を断るグレチコだったが、依頼を断ったら、ジェフの命が危ないと知り、1回だけの仕事として復帰するのだった。
■感想■
アントニオ・マルゲリティ監督の犯罪物。
主演は、マカロニウエスタンで一躍、大スターになったリー・ヴァン・クリーフ。
共演に、ライオネル・スタンダー、エドワード・アルバート、カレン・ブラック。
リー・ヴァン・クリーフは、アントニオ・マルゲリティ監督と『ワイルドトレイル』(1975年)、『真・西部ドラゴン伝』(1976年)、『ジャングル・レイダース 黄金のレジェンド』(1983年)でも組んでます!
相性が良かったんでしょうかね??
ミニチュアを使った特撮が好きなアントニオ・マルゲリティ監督なんで、今作でも中盤に、ミニチュアを使ってます!
主人公を追うドイツ人のグループが列車にぶつかって大爆発を起こすシーンです!
こんな作品にまでミニチュアを使った特撮!!
“なぜ、こんなに大爆発なの??”
って感じですけど、ミニチュアシーンを入れたかったんでしょうね、多分!
無意味なミニチュアシーンかもしれないですけど、アントニオ・マルゲリティ監督のファンなら逆に喜んじゃいます!!監督のこだわりですね!
アントニオ・マルゲリティ監督が、自分の撮った作品の中でも、好きな作品というコトですが、1970年代のイタリア映画の犯罪物としては、普通な感じのデキです!!
でも、さすが1970年代のイタリア映画、展開が早い!早い!
冒頭、映画が始まってすぐ、エドワード・アルバートの依頼を断ったリー・ヴァン・クリーフが、「もし、断ったら、お前はどうなるんだ??」みたいなことを言ったら、「殺される」って返事が!!
なんと、次のシーンでは、なんとリー・ヴァン・クリーフは、金庫破りをするために仕事の準備を始めてます!
「エ~ッ!展開が早過ぎ!」
さすが、イタリア映画のエンターテイメント作品は、すごいです!展開の早さ以外でも、予測のつかない展開で、観客を退屈させません!
依頼主のドイツ人グループが、やばい連中とわかると、さっさと、600万ドルのダイヤを横取りしようとする主人公!
展開が、早いといえば、ドイツ人にダイヤを盗まれたボスが、これまた、すぐに犯人を割り出しちゃいます!
ドイツ人グループのカールが関わっていると犯人を割り出して、用心棒を向かわせます!
「おいおい、分かるような相手から泥棒するな!!」
って感じですけど!
あと、金庫を破った犯行現場で、すぐに邪魔者を殺そうとするし、それってオカシイでしょ!死体を置いていく気だったの??
でも、良いです!
イタリア映画だし!
1978年の作品だし!
アントニオ・マルゲリティ監督の作品だし!
もう、何でも許しちゃいます!
戦争映画、ホラー映画、SF映画、アドヴェンチャー映画とエンターテイメント系の色んなジャンルの映画を撮ったアントニオ・マルゲリティ監督ですけど、犯罪物も最高です!
まるっきり展開の読めない犯罪物『キラーフィッシュ』(1978年)より、今作の方が面白いですかね??
1978年の作品だから、しょうがないんですけど、リー・ヴァン・クリーフが、昔の仲間のライオネル・スタンダーと連絡がしばらくつかないシーンが出てきます!今だったら、ケータイ電話で、すぐに連絡がつくのにね!
ケータイ電話が、サスペンスの要素まで様変わりさせちゃいましたね!まさか、1人1台ケータイ電話を持つ時代が来るなんて思わないですよね!
1970年代のイタリアのエンターテイメント作品こそどんどんDVD化されると良いのに!70点