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『オール・ユー・ニード・イズ・キル』 エイリアンはデジャ・ブ

2015-01-06 00:46:05 | SF/タイムトラベル・時間

オール・ユー・ニード・イズ・キル
EDGE OF TOMORROW(2014年アメリカ)
 監督:ダグ・ライマン
 脚本:クリストファー・マッカリー
    ジェズ・バターワース
    ジョン=ヘンリー・バターワース
 原作:桜坂 洋「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(集英社スーパーダッシュ文庫)
 出演:トム・クルーズ
    エミリー・ブラント
    ビル・パクストン
    ブレンダ・グリーンソン

 ■ストーリー■
 地球に飛来した隕石に付着したエイリアン「ギタイ」によって、人類はヨーロッパを中心に侵略され絶滅の危機に瀕していた。軍のメディア担当だったケイジ少佐は、上官と言い争いになり脱走兵という烙印をおされ最前線の基地へと送られてしまうのだった。翌日の地球軍の総攻撃に出撃するが戦闘経験のないケイジはギタイの待ち伏せに遭い死んでしまうのだった。
 次の瞬間、ケイジは前線の基地に送られる日に戻っているのだった。同じ時間を過ごし、出撃し殺されるケイジ!そして、また同じく前線の基地に送られる日に戻っている自分に気づくのだった…。

 ■感想■
 日本のライトノベル「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(集英社スーパーダッシュ文庫)を映画化したハリウッド大作のSF映画。
 主演はトム・クルーズ。
 宣伝は、”日本原作、主演トム・クルーズ”

 日本のライトノベルが原作のハリウッド大作のSF映画??

 果てして、どんな作品になるのか楽しみでしたが、すごく普通のハリウッドのメジャーSF映画になっていました!!どうやら原作とは、少し違うみたいですが、そもそも映画と原作は違っていて当たり前ですから気にしないです。
 原作ファンは違うかもしれないですが、、、。

 「いや~、面白い!本当に面白い!

 こんなに面白い映画観るの久々かも!!

 全然戦闘経験のないトム・クルーズが、特訓をへて戦闘のプロになっていくあたり、いかにも日本のアニメみたいな感じですけど、思わず手に汗握って応援しちゃいました。
 日本の低予算のSci-Fi映画で、こんな特訓シーンがあると、日本映画っぽくてスポ根(死語ですね)でイヤだなぁ~とか思っちゃいますけど、ハリウッドの大作で、堂々とやられるとあまり疑問に思わず観れちゃいます!

 同じ時間を何回もループしてしまう一種のタイムトラベルものとして、すごく楽しく観るコトができました!!外国映画のリメイクや、古い作品のリメイク、最近の作品のリブートばかり作ってないで、ハリウッドも世界の映画化されていない色んなエンターテイメント小説を原作に映画化したらすごく良いかもですね!!!

 ランニングタイム113分の作品ですが、もう15分くらい長くても良いです。
 特訓シーンや、J分隊とのからみのシーンとかを描いてくれたら良かったのに!!
 J分隊のメンバーとのからみがあればクライマックスの戦闘シーンも、もっと感動的だったかも??


 ちょっと大味な感じのアクション映画が得意と思っていたダグ・ライマン監督ですが、自分の勘違いでした!!

 トム・クルーズは『オブリビオン』(2013年)に引き続きSci-Fi映画の出演ですが、Sci-Fi映画づいているんでしょうか??  

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