『デンジャラス 見えない殺人鬼』
RECOVERY(2019年アメリカ)
監督:ジョン・リアン
脚本:ジョン・リアン
スコット・ラシャップ
出演:ステファニー・ピアソン
ホープ・クアットロッキー
リズ・フェニング
アリエル・ヘイダー
マイク・スター
■ストーリー■
退役軍人のロニー・プライスは薬物治療のため人里離れた治療センターにやってくる。外部との接触を避けるというのが規則になっており、入所の時に携帯電話を預けるのだった。集団治療を行うロニーたち。スタンダップコメディアンのティナ、年配者のカーラ、彼氏と来るはずだったベスと順番に話していたが、ベスとケンカ、止めに入ったルイーズの鼻を折ってしまうのだった。ロニーは退所させることになるが、猛吹雪のため道路が封鎖されてしまい、数日間警察はセンターへは来れなくなっていた。そんなとき、ロニーは同じく患者のメグに暴力をふるってしまうのだった。ロニーはストレスで幻覚が見えてしまっているのだった。その後、ベスが行方不明になり、警備員のラベルが施設の建物の外でベスの死体を発見するのだった、、。
その後、ティナと警備員のラベルが死体で発見され、院長のテイラーは猛吹雪の中、警察にすぐ来るように連絡するのだが、、、。
■感想■
『ダウンレンジ』(2018年)のステファニー・ピアソン主演のサスペンス映画。
孤立したような入院した施設の中で、連続殺人鬼が現れるという、シルヴェスター・スタローン、チャールズ・ダットン、トム・ベレンジャー、クリス・クリストファーソン、ロバート・パトリック出演のスリラー映画『D-TOX』(2002年)みたいな作品ですが、全然盛り上がらない!!
『D-TOX』も期待していた分、かなりガッカリした覚えがありますけど、今作に比べたら1000倍面白いです!!製作費も1000倍かもしれませんが、、。
『D-TOX』もTV東京の「午後のロードショー」とかで放送してくれないでしょうか??TVの映画枠で観るにはちょうどいい面白さ!!
ところで、今作『デンジャラス 見えない殺人鬼』ですけど、上記あらすじのあと、犯人すぐに正体を現し、凶器のハサミを持って暴れまわり始めます!!
今作の脚本家と監督には、犯人を観客に推理させようとする気もなく、ストーリーが進んでいき登場人物が減っていき、すぐに犯人が現れ殺し始めてます。
ランニングタイム87分の作品で、上記のあらすじあたりまでで、およそ60分!
ミステリー映画でなく、サスペンス映画だから別にOKですけど、サスペンス映画としても全然盛り上がらない、、。
ミステリー映画度 ★
サスペンス度 ★
犯人が誰でも良い度 ★★★★★
第1の被害者ベスの死体を発見したあと、施設の部屋に運びますが、こういうのって良いんでしょうか??死体の周りに行って運んだってことですよねー。現場保存しなくてもOKなんでしたっけ??でも警察はすぐに来れないですしね、、。
こういう作品は、期待しなければ面白く観れると思いがちですが、期待しないで観ても眠くなる、、、。
眠いときには観ない方が良いかも??
IMDbによると、今作のランニングタイム82分になっていますが、日本版は87分なのですが、これは表記ミスでしょうか??1分の違いは、切り上げと切り捨ての違いで全然ありますけど、5分の違いは??
ところで、今作、販売しているDVDソフトは字幕のみなのに、Amazonプライムビデオの配信版には日本語吹替版が存在しています、、。
「なぜ?」
3000円以上するようなソフトにはついていないのに、配信版にあるなんて、、。
今作だけの話なら良いのですが、こういうのはやめて欲しいです。(プライムビデオ購入すればということ言われちゃいそうですけど、、、)
シルヴェスター・スタローンが出演したスリラー映画。
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