『サイレン FORBIDDEN SIREN』
(2006年日本)
監督 堤 幸彦
出演 市川 由衣
森本 レオ
田中 直樹
西田 尚美
阿部 寛
■ストーリー■
1976年、夜美島ではサイレンの音と共に、1人の生存者を残し、島民が消失するという事件が起きた。そして現在、天本由貴は、喘息の弟の転地療養のため、父親と夜美島へと引っ越してくるのだった。隣人の里美から「この島は迷信深いから、サイレンが鳴ったら外に出てはならない」と教えられるのだった。
□■□ネタバレあり!本当にしてます□■□
■感想■
人気ビデオゲーム「SIREN」「SIREN 2」の映画化作品です。
日本のビデオゲームの映画化と言えば、ポール・W・S・アンダーソン監督の『バイオハザード』(2001年)、ウーヴェ・ボル監督の『ハウス・オブ・ザ・デッド』(2003年)、クリストフ・ガンズ監督の『サイレントヒル』(2006年)とありましたから、本家、日本から日本のゲームの映画化作品が満を持しての登場です。(と、勝手に思い込んで期待度マックスで観ちゃいました)
期待度 ★★★★★
不安度 ★★★
でも、上記、3作品と今作『サイレン FORBIDDEN SIREN』の違いってなんでしょう??
ウーヴェ・ボル監督の『ハウス・オブ・ザ・デッド』って評判悪いですけど、今作に比べたら『ハウス・オブ・ザ・デッド』の方が10000倍面白いですよ!
製作者たち(監督、脚本)って、この作品をどうしても映画化したかったんですか??
なぜ、こんな作品を映画化??
このオチって、オムニバス映画の、“1ヒネリありますよエピソード”なみのオチです。
長編映画でこのオチ、やめて!
『-LESS[レス]』(2003年)やら、『マシニスト』(2004年)やら、『パズラー2 リターン・オブ・マッドネス』(2004年)やら、その手の作品と同じくらいのヒネリです!
なぜ??なぜ??原作のゲームはもちろん違う展開ですよね??
ゾンビ系ホラームービーとか思って観ていたら、突然、あのオチ!!
でも、あのオチを見ないとストーリーがわからないです!だって、弟の療養のために離島にやってきたって言う設定の、ヒロインの由貴って、どうみても高校生でしょ。「学校は???」って、見てるとき思っちゃいました(ココで気づけば良かったんですけど、「日本映画だしな」とか思って、見過ごしちゃいました…)
ゾンビ映画風の展開、サイレンが鳴ったら、島民が全員ゾンビになるみたいな、あの展開の方が良かったかも。
それに、1976年の事件で、島民が全員いなくなったのに、なぜ、現在は、あんなに島民がいるの??そのあとで、みんな引っ越してきたの??
わからないといえば、あの隠し部屋の76年の島民の写真。あれもヒロインの見た幻だったの??あと、謎の赤い服の少女の存在、彼女もヒロインが勝手に見た幻影だったの??
日本映画だったら、こんなもんですか?? 20点
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東宝 |
サイコオチ以外の何かがあったんじゃないかと思っています。
あれだけのオチだったら、悲しすぎる、、、
あの赤い服の少女の存在ですか?
人魚(の霊)だったんですかね?
う~ん、考えすぎなのか、説明無さすぎなのか、自分はあれだけのオチだと思ってます!
赤い服の少女の存在が活かされるでしょうにね。
由貴の妄想オチかと思わせておいて、最後の最後にアレでしたから、続編がえきるなら赤い服の少女がメインでやってもらえると面白いかもしれませんね!
コメントありがとうございます。
自分的には、島民がゾンビになって、ヒロインが逃げるような…。
そんな展開が良かったです(しつこいですネ)
ゲームみたいになってた方が面白かったかもしれませんね!
けど、監督がTRICKの人ですから、そうなるのは難しかったでしょう(^^;)
コメントありがとうございます!
むずかしいですよネ!