『野獣特捜隊』重案実録0記 ORGANISED CRIME AND TRIAD BUREAU(94年香港)
監督 カーク・ウォン
出演 ダニー・リー、アンソニー・ウォン、イップ・トン、ロイ・チョン、エリザベス・リー
■ストーリー■
特捜隊のリー警部は、香港でも有数の武装強盗犯トゥンの一味を追いつめるが、今一歩のところで捕り逃してしまう。トゥンの一味が島に逃げた情報を得たリー警部は、トゥン一味のアジトから押収した金を使い船を貸しきり、ヘリコプターをチャーターし一味を追いつめるのだが…。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
特捜隊と武装強盗団との戦いを描く香港映画お得意の警察物ジャンルのハードアクション映画です。特捜隊のリーダーのリー警部役を演じたダニー・リーが製作、製作総指揮で作品に関わってます。犯人役は、今では渋い良い役が多いですけど、当時はまだまだ悪役の多かったアンソニー・ウォンです。
ダニー・リーとアンソニー・ウォンのコンビといえば、93年の『八仙飯店之人肉饅頭』の警察と犯人のコンビです。『八仙飯店之人肉饅頭』でもダニー・リーは製作でした。
監督は『新ポリス・ストーリー』(93年)、『ビッグ・ヒット』(98年)のカーク・ウォンです。『新ポリス・ストーリー』は当時、ジャッキー映画なのにマジメな刑事物ということで、少し話題になりました。
42件の事件で追われているトゥンも凶悪犯ですけど、それを追うリー警部の特捜隊も超凶暴です!!
ダーティハリーが子供にみえてきます!アンソニー・ウォン演じるトゥンたち犯人一味の凶悪ぶりよりも、リー警部の特捜隊の方が異常にみえちゃいます。
犯人から押収した100万ドルはちゃっかり手に入れちゃって、犯人逮捕のためにヘリコプターをチャーターしちゃったり、トゥンの一味が逃げ込んだと思われる島中の船という船を全部借りきったりしちゃったり、かなり常軌を逸してます
実話を元ネタにしたらしいですけど、香港ってイヤな国です。こんな映画見せられて、「実話を元ネタにしてます!」なんて言われたら怖くなっちゃいますyo。
上司のリー警部も異常なら、特捜隊にいる彼の部下たちも異常です。犯人たちを逮捕したあと平気で拷問したりしてます!
その後、検察局の役人が、タレコミで容疑者を拷問してないか調査のため、やってきますが、間一髪、証拠を消し去ります!
冷静に考えたら、監察局の役人の方が正しいのに、もう登場人物たちがみんな異常なんで、映画を観ているうちに検察局の役人の方がおかしいのかな??って思わず思っちゃいます。
全編にみなぎるバイオレンスはアメリカだったら、暴力描写で、X指定ですネ!登場人物たちの異常な行動とともにアクションシーンや思い出のシーンとかも人が死にまくり!
クライマックスで始まる市街地での銃撃戦は、観客置き去りで「何が起きてるんだ!」って感じで一般人が巻き込まれて血まみれで、ドンドン撃たれていきます!
バイオレンスシーンじゃないですけど、最後、今までうるさいこと言ってた監察局の役人をリー警部の部下がみんなで、ボコボコに暴行するシーンはバイオレンスを通り越して、もはや笑いのシーンになってます!
香港映画がついやってしまう笑いのシーンが一切ないので、重苦しい雰囲気にあふれてます。あのちょっとうるさいくらいの香港映画の笑いのシーンが無いと、こんなにも暗い作風になっちゃうのネ。って感じです。でも、アクション映画ファンなら1度は必見!70点
監督 カーク・ウォン
出演 ダニー・リー、アンソニー・ウォン、イップ・トン、ロイ・チョン、エリザベス・リー
■ストーリー■
特捜隊のリー警部は、香港でも有数の武装強盗犯トゥンの一味を追いつめるが、今一歩のところで捕り逃してしまう。トゥンの一味が島に逃げた情報を得たリー警部は、トゥン一味のアジトから押収した金を使い船を貸しきり、ヘリコプターをチャーターし一味を追いつめるのだが…。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
特捜隊と武装強盗団との戦いを描く香港映画お得意の警察物ジャンルのハードアクション映画です。特捜隊のリーダーのリー警部役を演じたダニー・リーが製作、製作総指揮で作品に関わってます。犯人役は、今では渋い良い役が多いですけど、当時はまだまだ悪役の多かったアンソニー・ウォンです。
ダニー・リーとアンソニー・ウォンのコンビといえば、93年の『八仙飯店之人肉饅頭』の警察と犯人のコンビです。『八仙飯店之人肉饅頭』でもダニー・リーは製作でした。
監督は『新ポリス・ストーリー』(93年)、『ビッグ・ヒット』(98年)のカーク・ウォンです。『新ポリス・ストーリー』は当時、ジャッキー映画なのにマジメな刑事物ということで、少し話題になりました。
42件の事件で追われているトゥンも凶悪犯ですけど、それを追うリー警部の特捜隊も超凶暴です!!
ダーティハリーが子供にみえてきます!アンソニー・ウォン演じるトゥンたち犯人一味の凶悪ぶりよりも、リー警部の特捜隊の方が異常にみえちゃいます。
犯人から押収した100万ドルはちゃっかり手に入れちゃって、犯人逮捕のためにヘリコプターをチャーターしちゃったり、トゥンの一味が逃げ込んだと思われる島中の船という船を全部借りきったりしちゃったり、かなり常軌を逸してます
実話を元ネタにしたらしいですけど、香港ってイヤな国です。こんな映画見せられて、「実話を元ネタにしてます!」なんて言われたら怖くなっちゃいますyo。
上司のリー警部も異常なら、特捜隊にいる彼の部下たちも異常です。犯人たちを逮捕したあと平気で拷問したりしてます!
その後、検察局の役人が、タレコミで容疑者を拷問してないか調査のため、やってきますが、間一髪、証拠を消し去ります!
冷静に考えたら、監察局の役人の方が正しいのに、もう登場人物たちがみんな異常なんで、映画を観ているうちに検察局の役人の方がおかしいのかな??って思わず思っちゃいます。
全編にみなぎるバイオレンスはアメリカだったら、暴力描写で、X指定ですネ!登場人物たちの異常な行動とともにアクションシーンや思い出のシーンとかも人が死にまくり!
クライマックスで始まる市街地での銃撃戦は、観客置き去りで「何が起きてるんだ!」って感じで一般人が巻き込まれて血まみれで、ドンドン撃たれていきます!
バイオレンスシーンじゃないですけど、最後、今までうるさいこと言ってた監察局の役人をリー警部の部下がみんなで、ボコボコに暴行するシーンはバイオレンスを通り越して、もはや笑いのシーンになってます!
香港映画がついやってしまう笑いのシーンが一切ないので、重苦しい雰囲気にあふれてます。あのちょっとうるさいくらいの香港映画の笑いのシーンが無いと、こんなにも暗い作風になっちゃうのネ。って感じです。でも、アクション映画ファンなら1度は必見!70点
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