『変な家』
(2023年日本)
監督:石川 淳一
脚本:丑尾 健太郎
原作:雨穴
出演:雨宮 祥太朗
佐藤 二郎
川栄 李奈
斉藤 由貴
■ストーリー■
YouTuber”雨男”こと雨宮は、マネージャー柳岡から引っ越し予定の家の間取り図を見せられ相談を受ける。雨宮は、ミステリー好きの設計士、栗原にその家の間取り図を見せると住まないと言われるのだった。間取り図から見てこの物件にはおかしいところがあると言われるのだった、、。栗原のあまりにも突拍子もない意見に雨宮はにわかには信じられなかったが、、。
□■□ネタバレあり□■□
どんな映画かわかってしまうので観てから読んで下さい!
今作のコトほめているので、熱心な原作ファンも読まないで下さい。
■感想■
雨穴の同名ベストセラー「変な家」の映画化作品。
原作と少し違う展開になります、、。
映画と原作は全然違ってて良いので、、個人的にはこういう映画化はけっこう好きかも??展開が違うというより雰囲気全体も違う作品に、、。
ジワジワした怖さを感じるような小説版に比べ、、ミステリー要素はさっさと解決してホラー映画になる映画版!!
原作をどんな風に映画化するのか気になって観たら、、まるっきり違う系に持って行ったんですね、、。
映画版は、ミステリー好きの建築家、栗原が一瞬であっという間に謎に気づいてしまう印象、、。
あまりにも早く気づくので、雨宮から「事件に関わってるの??って思われちゃうのでは??」と思っちゃうくらい、、。
横溝正史原作の「八つ墓村」も、渥美清が金田一耕助を演じた1977年版は、ミステリーでなくラストは完全にホラー映画になっていましたもんね、、。
森村誠一原作の『野生の証明』(1978年)も原作とまるっきり違うアクション映画に、、。
昔から原作と映画が違うのは良くありましたから、、
でも、今作の熱心な原作ファンが今作を観たら、ストーリーも違うし、、というより雰囲気が違うので少し文句を言いたくなっちゃうかも??
映画版は間取り図があまり関係ない、田舎は怖いよ系ホラーに、、。
このJホラー映画系への変更が許せるなら、けっこう楽しめるかも??
今作のヒットしたし、同じような感じで続編とか製作してはどうなんでしょう??またまた原作から変更してJホラー系にして、、。
ところで、今作の登場人物の雨宮と栗原ですけど、謎なんか探らないでさっさと逃げ出せば良いのに、、。
チャック・ノリスやジェイソン・ステサムじゃないんだから、、。
ミステリー度 ★★
Jホラー度 ★★★★
さっさと逃げれば良いのに度 ★★★★★
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