『スイート・マイホーム』
(2023年日本)
監督:齊藤 工
脚本:倉持 裕
原作:神津 凛子「スイート・マイホーム」(講談社文庫)
出演:窪田 正孝
蓮佛 美沙子
窪塚 洋介
根岸 季衣
菜緒
■ストーリー■
長野県でスポーツインストラクターをしている清沢賢二は、住宅展示場でエアコンで温度を制御する「まほうの家」という家を見て家を新築で建てることに。完成後、賢二、妻のひとみ、娘のサチ、ユキと4人で、エアコンが地下室で制御され、監視カメラで家中を見れるその家に引っ越してくるのだが、妻ひとみは誰かに見られているような感じだと言い始めるのだった、、、。
□■□ネタバレあり□■□
原作小説が面白いと思っている方、すばらしいトリックだと思っている方、、
映画版の今作が好きな方、面白いと思った方は読まないで下さい。ほめてません、、。
ミステリーなので、ネタバレしてるので、観てから読んで下さい。
■感想■
神津凛子原作「スイート・マイホーム」(講談社文庫)の映画化作品。
予告を観たら面白そうだったので鑑賞しました。
普段は、観る映画の事前情報は得ないようにしてるのですが、今回は観る気もなかったので、予告だけ観てしまい鑑賞。
Jホラーなのかと思ったら、完全にミステリー映画でした。
登場人物が少なすぎ、、。
怪しい登場人物が2人くらいしかいないので、、ミステリー好きな人には中盤で犯人がすぐに分かる感じです。
動機とかは、分からないですが、、。動機のヒントは無いに等しいので分かるはずないんですが、、。
1番怪しい登場人物が犯人です。
犯人にしては、行動がおかしなところもあるんですが、、。
登場人物が少なくても、トリックがすごければ良かったんですが、、。
ネタバレ本当にしています!!
後半、犯人やトリック(家の造りとか)分かってから、観ながら思わず突っ込んじゃいました、、。
まず、今作の犯人は、住宅を建築設計した本田です。
住宅展示場で、主人公の賢二と甘利と口論になったことを夜、本田が家に謝りに来ましたけど、、その日は妻のひとみの友人が遊びに来ていた日なので、家にいたのでは??
どうやって、口論したことを知ったの??
賢二は同じ職場の原という女性と不倫してましたけど、どうやって原の家に入る賢二を撮影したの??(ずーと見張っていれば動画は撮れるというんでしょうが、、、)
原、原の夫、原の夫の職場のメールアドレスはどうやって知ったんでしょうか??
原とは家を購入するときに別れて、新築した家で住み始めたときには不倫関係ではなかったのに、なぜ、それを蒸し返して事件に??幸せな家庭を壊そうとしているのは本田だーって思っちゃうんですが、、。
本田は、会社(展示場に)通勤していたのに、日々どうやって家から出発したの??また帰宅時はどうやって家に入ったの??
直接家の外につながるような屋根裏の隠し部屋に出入りする場所は部屋以外にもあったんでしょうか??
細かいことを言うと、閉所恐怖症の賢二、平気で天井裏に行ってましたけど大丈夫なんでしょうか??
また、刑事が単独で行動していましたけど、2人で来るのでは??
あと刑事も捜査上得た情報を賢二にベラベラしゃべりすぎでは??
本田はトイレの代わりのおむつとか飲食後のゴミとかお風呂はどうしていたんでしょうか??
トイレをおむつですべて対応していて、ゴミを持って家の中を通って外に捨てに行ったんでしょうか?
お風呂は??
ひとみの友人の子どもが、家にお化けがいるみたいなコト言ったみたいですけど、お化けでなく普通の女性では??
原作は未読なんで分からないですけど、原作ではそういった細かいコト説明してるのかも、、。
映画を観てもあまり突っ込むコトはないんですが(気がつかないので、、、)、今回は気になることが次から次へと、、、。
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