『ソフィー・マルソーの過去から来た女』(別題:『ドーヴィルに消えた女』)
LA DISPARUE DE DEAUVILLE(2007年フランス)
監督:ソフィー・マルソー
脚本:ソフィー・マルソー
ジャンギード・スピネッリ
ジャック・デシャン
出演:クリストファー・ランバート
ソフィー・マルソー
ロベール・オッセン
ニコラ・ブリアンソン
マリー=クリスティーヌ・バロー
■ストーリー■
妻を亡くしたショックから記憶障害になった刑事ジャックの元に謎の女性が現れ対岸の町のホテル「ノルマンディー」の支配人に会いに行くように言われ、言われるがまま向かうのだった。ホテル「ノルマンディー」では支配人は行方不明になっており、秘密の部屋401には36年前に事故死した女優ヴィクトリアに関係する品物を集めていた。ヴィクトリアは謎の女性にそっくりだった。
■感想■
ソフィー・マルソーが、脚本&監督&出演のミステリー系ドラマ。
2008年フランス映画祭で『ドーヴィルに消えた女』というタイトルで上映されました。
リリースされた当時、映り込んだマイクが話題になりました(??)
なぜ、マイク??
『シェーン』のバスの映り込みは超有名ですが、、、『シェーン』が作られたのは1953年ですからね。もう少し最近の作品では『グラディエーター』(2000年)の馬車戦のボンベとかも有名ですね。
わざと狙ったんでしょうか??狙うワケないか??
内容的には、良くありがちなフランス映画っぽいフランス映画。
「フランス映画大好き、他の国の映画はあまり好きじゃない」みたいな映画ファン向けの作品です。
こういう作品をあまりフランス映画を観たコトない人が観たら、フランス映画が嫌いになっちゃうかも??
主人公が記憶障害っていう設定だから、何があっても大丈夫でしょ!みたいな演出方法はやめて欲しかったです。
1970年代だったら、まだアリかもしれないですけど、、。
大体、こういう作品でそっくりな女性が現れた段階でストーリー的に正体が分かっちゃいますよね、、。
特に30年以上前の女性とそっくりとかって、、。
同じ時代にそっくりな女性がいたら、双子かクローン人間でしょうけど、、。
思わせぶりな演出ですけど、主人公の記憶がおかしいから何があってもOK!みたいなストーリーのつなぎ方って、どうなんでしょう??
もう少し観ている人に分かりやすい演出して欲しかったです。
でも、そうなると、大したストーリーでないので、あっという間に終わっちゃいそうな内容に、、、。
無駄なカーチェイスシーンとか、予告のために必要だったんでしょうか??
ランニングタイム104分も長すぎ!!
この内容ならあと20分くらい短くても良かったのでは??
マイクが映り込んだコトしか記憶に残らない作品になっちゃいます!!
映り込んだマイクしか記憶に残らない度 ★★★★★
フランス映画の悪い意味で思わせぶり度 ★★★★
S・マルソーは出演だけで良かったのでは度 ★★★★★
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