13 thirteen
「妻の死の価値」
RIGHT TO DIE
監督 ロブ・シュミット
脚本 ジョン・エスポジート
出演 マーティン・ドノヴァン、ジュリア・アンダーソン
■ストーリー■
浮気をしたクリフは、妻アビーとドライブ中に仲直りをして車を走らせていた。しかし、道路に転がっていた木に衝突、車は横転してしまう。クリフは無事に助かるが、アビーは車が炎上し、大やけどをを負ってしまうのだった。病院で目覚めたクリフは、アビーを尊厳死させるか、皮膚移植による延命措置をとるか選択するよう迫られるのだった。しかし、皮膚を移植させるためにもタイムリミットがせまっているのだった。
■感想■
1980年代風のスラッシャームービー『クライモリ』(03年)のロブ・シュミット監督のホラー。
『クライモリ』の監督なんで、どんな作品を見せてくれるのか期待してたんですけど、普通のTV作品のようなオカルト物でした!!アメリカ人をはじめ、西洋の人って、いわゆる「幽霊物」が好きなんでしょうかね??
「ホラー」といってすぐに「幽霊物」とかいうと、自分なんかは、逆に安易な気持ちがしちゃうんですけどね。
幽霊屋敷物はクラシックな『たたり』が1963年に作られてますし、1973年には「地獄の家」の映画化の大傑作『ヘルハウス』が作られてますし、これ以上に面白い作品を作るのは、ストーリー的にかなり厳しそうですけど、それ以後も、ダン・カーティス監督の『家』(76年)、ピーター・メダック監督の『チェンジリング』(79年)といくつもの幽霊屋敷物の傑作は作られてるのに、「幽霊物」はあんまり面白い作品を観た記憶が無いんですよね。
西洋って「幽霊」そのものを描く作品よりも「幽霊屋敷」系の作品を描く方が得意なんでしょうかね??でも、今作では、その「幽霊」そのものを描いちゃいました!!
「えーっ、また幽霊物なの??」
もうその時点で、かなり期待感が薄まったおかげか、あんまりショックは受けませんでしたけど、最後に見たエピソードがこれなんて、そうは言ってもちょっとショックでした。
「好きな題材で60分を使って予算内にホラー作品を作って良い」って言われてあえて「幽霊物」を撮るなんて。日本では1980年代くらいまでは「土曜ワイド劇場」でも普通に幽霊物とかを作ってましたし、1970年代は普通のドラマでも幽霊が出てくるような「夏の怪奇シリーズ」みたいなのがあったりして、幽霊物って安易な感じがするんですよね。フジTVの「時代劇シリーズ」とかTBSの「キィハンター」とかってなんか夏に怪奇シリーズを放映してませんでしたか??
だから、幽霊物でない「ホラー作品」を観たいと思ってたのに、「マスターズ・オブ・ホラー」で幽霊物を観るなんて、ちょっとガッカリでした。それも監督が『クライモリ』の監督の作品なのに!!
まぁ、そうは言っても、直接的な描写は無いですけど、かなりスラッシャームービー的な展開も用意されてるので、そういうファンにはちょっとは満足できるかも。
「妻の死の価値」
RIGHT TO DIE
監督 ロブ・シュミット
脚本 ジョン・エスポジート
出演 マーティン・ドノヴァン、ジュリア・アンダーソン
■ストーリー■
浮気をしたクリフは、妻アビーとドライブ中に仲直りをして車を走らせていた。しかし、道路に転がっていた木に衝突、車は横転してしまう。クリフは無事に助かるが、アビーは車が炎上し、大やけどをを負ってしまうのだった。病院で目覚めたクリフは、アビーを尊厳死させるか、皮膚移植による延命措置をとるか選択するよう迫られるのだった。しかし、皮膚を移植させるためにもタイムリミットがせまっているのだった。
■感想■
1980年代風のスラッシャームービー『クライモリ』(03年)のロブ・シュミット監督のホラー。
『クライモリ』の監督なんで、どんな作品を見せてくれるのか期待してたんですけど、普通のTV作品のようなオカルト物でした!!アメリカ人をはじめ、西洋の人って、いわゆる「幽霊物」が好きなんでしょうかね??
「ホラー」といってすぐに「幽霊物」とかいうと、自分なんかは、逆に安易な気持ちがしちゃうんですけどね。
幽霊屋敷物はクラシックな『たたり』が1963年に作られてますし、1973年には「地獄の家」の映画化の大傑作『ヘルハウス』が作られてますし、これ以上に面白い作品を作るのは、ストーリー的にかなり厳しそうですけど、それ以後も、ダン・カーティス監督の『家』(76年)、ピーター・メダック監督の『チェンジリング』(79年)といくつもの幽霊屋敷物の傑作は作られてるのに、「幽霊物」はあんまり面白い作品を観た記憶が無いんですよね。
西洋って「幽霊」そのものを描く作品よりも「幽霊屋敷」系の作品を描く方が得意なんでしょうかね??でも、今作では、その「幽霊」そのものを描いちゃいました!!
「えーっ、また幽霊物なの??」
もうその時点で、かなり期待感が薄まったおかげか、あんまりショックは受けませんでしたけど、最後に見たエピソードがこれなんて、そうは言ってもちょっとショックでした。
「好きな題材で60分を使って予算内にホラー作品を作って良い」って言われてあえて「幽霊物」を撮るなんて。日本では1980年代くらいまでは「土曜ワイド劇場」でも普通に幽霊物とかを作ってましたし、1970年代は普通のドラマでも幽霊が出てくるような「夏の怪奇シリーズ」みたいなのがあったりして、幽霊物って安易な感じがするんですよね。フジTVの「時代劇シリーズ」とかTBSの「キィハンター」とかってなんか夏に怪奇シリーズを放映してませんでしたか??
だから、幽霊物でない「ホラー作品」を観たいと思ってたのに、「マスターズ・オブ・ホラー」で幽霊物を観るなんて、ちょっとガッカリでした。それも監督が『クライモリ』の監督の作品なのに!!
まぁ、そうは言っても、直接的な描写は無いですけど、かなりスラッシャームービー的な展開も用意されてるので、そういうファンにはちょっとは満足できるかも。
13 thirteen 「妻の死の価値」角川エンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます