『マイアミ・バイス』
MIAMI VICE(2006年アメリカ)
監督 マイケル・マン
出演 コリン・ファレル、ジェイミー・フォックス、コン・リー、ナオミ・ハリス、ジョン・オーティス
■ストーリー■
マイアミ警察の特捜課の刑事ソニー・クロケットとリカルド・タブスの元に、FBIに身柄を預けておいた情報屋から緊急の連絡が入る。その様子から緊急事態が起きたことを知った2人だが、情報屋の家族も殺され、情報屋も死んでしまうのだった。情報屋が関わっていたFBIとATF(アルコール・タバコ・火器・爆発物取締局)と税関の合同捜査を行っていた捜査を引継ぎ、運び屋として麻薬組織に潜入するのだった。
■感想■
80年代中盤に全米で大ヒットしたアクションTVシリーズ「マイアミ・バイス」の映画化作品。
なんでもかんでも、自国、他国を含めてリメイクするか、コミックの映画化か、TVシリーズの映画化ばかりしてるハリウッドですけど、これはTVシリーズの映画化です。もともと銃撃戦の多い作品だったので、すごい銃撃戦のある作品なんだろうなぁ。とか思って観てたんですけど、なんかランニングタイムが132分もあるせいか、コリン・ファレルとコン・リーのラブシーンとイチャイチャしてる恋愛ドラマ的な印象ばかり残ってます。
最近のハリウッドの作品は、長い作品が多いでうから、別に132分って言っても全然驚かないですけど。やっぱり長すぎ!あと20~30分はカットした方が良いですよ!いくらなんでも132分は長すぎです!こういう刑事アクションだったら、せめて110分くらいにしてくれないと!
実質、本編は120分強ですけど、それにしても長い!長い!内容が濃くて120分超えなら、しょうがないですけど、この作品の内容で120分超えはダメです!香港映画だったら、同じくらいの内容で90分にしちゃうのに!
そんなに、ランニングタイムが長いくせに、バイスの1人、女性刑事トルーディが捕らえられたときには、すぐに居場所がわかっちゃうんだもんね。
「おいおい、もうわかっちゃったのーッ??」
映画的に、最も盛り上がるであろうシーンなのに、この簡単さ!コリン・ファレルとコン・リーの恋愛モードシーンはたっぷり描いてるのに、こういうところは簡単に描写しちゃうなんて、映画を盛り上げようって気がないの??って思っちゃいます!
まぁ、それでも、同じTVシリーズのリメイクの映画化でも、刑事アクションTVシリーズを、全然違う印象のコメディチックにリメイクした『スタスキー&ハッチ』(04年)よりかは、同じ刑事アクションにしただけ、はるかに良いですけどね。
噂にあった、TVシリーズ「600万ドルの男」のリメイクはどうなったんでしょう??ジム・キャリーが出演なんて話もあったんで、これもコメディにしてリメイクなんでしょうね。
あと、今作は、夜が舞台になっていることが多いせいか、画面が暗いです!夜のシーンが多いのはしょうがないとして、もう少し画面を明るくしてもらわないと、良く見えないです!
肝心のクライマックスの銃撃戦も、良く見えないですよ!実際の銃撃戦なんて、あんな感じなんでしょうけど、いかにも映画的でないです。すごく迫力ある銃撃戦なのにもったいない!!映画は“リアル”なら良いってもんじゃないですからね。
キャラクター的には、コリン・ファレルとジェイミー・フォックスの上司、頼りがいがあるなぁ!普通、刑事アクション物の映画だと、小心者のイヤな上司が多いですけど、すごく良い上司です!良い上司すぎて、ちょっと拍子抜けしちゃうくらいです。
クリント・イーストウッドの「ダーティハリー」シリーズといい、シルベスター・スタローンの『コブラ』(86年)といい大体、アウトロー系の刑事物の上司は、主人公に理解が無いヤツが多いのにね。
2006年、“最も頼りになる刑事映画の上司”賞をあげちゃいます。
もともとTVシリーズの製作総指揮をやっていたからでしょうけど、マイケル・マン監督も、いつまでもこんな風に自由に映画を撮れていいなぁ。50点
MIAMI VICE(2006年アメリカ)
監督 マイケル・マン
出演 コリン・ファレル、ジェイミー・フォックス、コン・リー、ナオミ・ハリス、ジョン・オーティス
■ストーリー■
マイアミ警察の特捜課の刑事ソニー・クロケットとリカルド・タブスの元に、FBIに身柄を預けておいた情報屋から緊急の連絡が入る。その様子から緊急事態が起きたことを知った2人だが、情報屋の家族も殺され、情報屋も死んでしまうのだった。情報屋が関わっていたFBIとATF(アルコール・タバコ・火器・爆発物取締局)と税関の合同捜査を行っていた捜査を引継ぎ、運び屋として麻薬組織に潜入するのだった。
■感想■
80年代中盤に全米で大ヒットしたアクションTVシリーズ「マイアミ・バイス」の映画化作品。
なんでもかんでも、自国、他国を含めてリメイクするか、コミックの映画化か、TVシリーズの映画化ばかりしてるハリウッドですけど、これはTVシリーズの映画化です。もともと銃撃戦の多い作品だったので、すごい銃撃戦のある作品なんだろうなぁ。とか思って観てたんですけど、なんかランニングタイムが132分もあるせいか、コリン・ファレルとコン・リーのラブシーンとイチャイチャしてる恋愛ドラマ的な印象ばかり残ってます。
最近のハリウッドの作品は、長い作品が多いでうから、別に132分って言っても全然驚かないですけど。やっぱり長すぎ!あと20~30分はカットした方が良いですよ!いくらなんでも132分は長すぎです!こういう刑事アクションだったら、せめて110分くらいにしてくれないと!
実質、本編は120分強ですけど、それにしても長い!長い!内容が濃くて120分超えなら、しょうがないですけど、この作品の内容で120分超えはダメです!香港映画だったら、同じくらいの内容で90分にしちゃうのに!
そんなに、ランニングタイムが長いくせに、バイスの1人、女性刑事トルーディが捕らえられたときには、すぐに居場所がわかっちゃうんだもんね。
「おいおい、もうわかっちゃったのーッ??」
映画的に、最も盛り上がるであろうシーンなのに、この簡単さ!コリン・ファレルとコン・リーの恋愛モードシーンはたっぷり描いてるのに、こういうところは簡単に描写しちゃうなんて、映画を盛り上げようって気がないの??って思っちゃいます!
まぁ、それでも、同じTVシリーズのリメイクの映画化でも、刑事アクションTVシリーズを、全然違う印象のコメディチックにリメイクした『スタスキー&ハッチ』(04年)よりかは、同じ刑事アクションにしただけ、はるかに良いですけどね。
噂にあった、TVシリーズ「600万ドルの男」のリメイクはどうなったんでしょう??ジム・キャリーが出演なんて話もあったんで、これもコメディにしてリメイクなんでしょうね。
あと、今作は、夜が舞台になっていることが多いせいか、画面が暗いです!夜のシーンが多いのはしょうがないとして、もう少し画面を明るくしてもらわないと、良く見えないです!
肝心のクライマックスの銃撃戦も、良く見えないですよ!実際の銃撃戦なんて、あんな感じなんでしょうけど、いかにも映画的でないです。すごく迫力ある銃撃戦なのにもったいない!!映画は“リアル”なら良いってもんじゃないですからね。
キャラクター的には、コリン・ファレルとジェイミー・フォックスの上司、頼りがいがあるなぁ!普通、刑事アクション物の映画だと、小心者のイヤな上司が多いですけど、すごく良い上司です!良い上司すぎて、ちょっと拍子抜けしちゃうくらいです。
クリント・イーストウッドの「ダーティハリー」シリーズといい、シルベスター・スタローンの『コブラ』(86年)といい大体、アウトロー系の刑事物の上司は、主人公に理解が無いヤツが多いのにね。
2006年、“最も頼りになる刑事映画の上司”賞をあげちゃいます。
もともとTVシリーズの製作総指揮をやっていたからでしょうけど、マイケル・マン監督も、いつまでもこんな風に自由に映画を撮れていいなぁ。50点
これねぇ、、、全然おもしろくなかったです、、、
オシャレな感じもしなかったし、、、
コリン・ファレルの髪型、嫌い、、、
TVシリーズは観たことはない状態で映画を観たんだけど、それなりに面白かったです~!
マイケル・マンっぽくないところがちょっと不満だけど。
映画を観た後にTV東京でTVシリーズを放映していたんで、ちょこちょこ観てましたが、TVの方が面白かった?
TVのちょっと軽い部分も取り入れてくれれば、もっと面白かったのかも(笑)。
でも基本的にマイケル・マンは大好きなので、次回作に期待ざます。
でもやっぱり「オシャレ」な感じを狙ったんでしょうかね~??
「オシャレ」でもなく「超ハード」でもなく
普通の刑事物でした。
自分的には、コンビのうち、
コリン・ファレルの印象ばかり残ってしまいました。
自分も、もう少し軽めの方が良かったです。
TV東京で最近、放映してたんですね。
全然、チェックしてませんでした。
「見れば良かった!!」
ちょっと見てみたかったです!
>肝心のクライマックスの銃撃戦も、良く見えないですよ
本当にその通り。
最近には珍しくとてもつまらなかったですね~。
もう少し軽い気持ちで、
TVムービーでも作るような気持ちで
作ったら面白くなったかも!
マイケル・マン監督は元のTVシリーズの
クリエイターだから思い入れもあるんでしょうけど
ちょっと今1でした。