『ウィレム・デフォー セブン:ビギンズ ~彩られた猟奇~』
ANAMORPH(2007年アメリカ)
監督:ヘンリー・ミラー
脚本:ヘンリー・ミラー
トム・フェラン
出演:ウィレム・デフォー
スコット・スピードマン
クレア・デュバル
ピーター・ストーメア
ドン・ハーヴェイ
デボラ・ハリー
■ストーリー■
猟奇的な連続殺人“アンクル・エディ事件”を解決した刑事スタンは、難事件を解決した功績が認められ出世し、今は警察学校で教鞭を執っていた。しかし、ある日“アンクル・エディ事件”と似た事件が発生しスタンは現場に呼び戻される。スタンはパートナーの刑事カールとともに捜査にあたるのだが、犯人の狙いは意外なところに、、、。
■感想■
ウィレム・デフォー主演のスリラー映画。
タイトルは『セブン・ビギンズ彩られた猟奇』ですが内容はまさに『セブン』(1995年)系のスリラー映画です。
『セブン』が1995年の作品だから、なんで2007年にこんな作品を作っちゃったんでしょう??
『セブン』の大ヒット後に製作された“セブン”もどきの数多くのエピゴーネン作品、パクリ作品みたいな作品です!
でも、時間が経って2007年に製作された上に、出演者がやたら豪華なんで単なるパクリ系の作品とは違います!!
B級、C級作品とは一線を画す出演者!!
ウィレム・デフォー、ピーター・ストーメア、スコット・スピードマン、クレア・デュバル!
なぜこんな作品に出演しちゃったんでしょう??
『セブン』系の作品を期待するなら十分、雰囲気は楽しめますけど、それにしてもサスペンス映画的なミステリー要素がストーリーに全然無いです。
「全然無い」っていうのは言いすぎですけど、ちょっと薄い気が…。
思わせぶりなセリフがいくつも出てきますが何も回収されません、、。考えすぎて観ちゃうと、アンクルエディ事件も犯人が真犯人だったのかも良く分からない。モヤモヤしながら観てると最後犯人が!!
あれ、犯人の動機の説明ありましたっけ??
最後はとにかく事件は解決します。
「ウィレム・デフォーが犯人なんじゃないの??」っていうところが1番のミステリー要素です。
W・デフォー怪しい度 ★★
出演者の豪華度 ★★★
伏線回収度 ★
雰囲気は悪くないんですが、、、。
トータル的に観ると豪華な出演者以外は、日本の1990年代の2時間サスペンスみたいな、、。
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