『ドラゴン・スクワッド』
猛龍 DRAGON SQUAD(2006年香港)
監督 ダニエル・リー
脚本 ダニエル・リー、ラウ・ホーリョン
出演 ヴァネス・ウー、ショーン・ユー、ホァン・シェンイー、サモ・ハン、ホ・ジュノ、マイケル・ビーン、マギー・Q、ローレンス・チョウ、サイモン・ヤム
■ストーリー■
香港で犯罪組織のボス、タイガーの弟でやはり組織のボス、パンサーが裁判の審問会で出廷することになる。犯罪組織壊滅のため、香港警察以外からも、中国、アメリカ、イギリス、香港国際警察からも証拠が提出されることになっていた。アメリカ国際警察の元SWAT隊員ホー、香港国際警察のロク、シュウ、中国国際警察の狙撃班シャオジュン、イギリス国際警察、元SASのジェイの若者たちが証拠提出のため集められた。パンサーを護送中に、武装したグループに襲われパンサーをさらわれてしまうのだった。国際警察の5人は、定年を5日後に控えた交通課のゴン・ロンに預けられる。パンサーを連れ去ったのは、元韓国軍特殊部隊大佐コー率いるテロリストグループだった。そのグループには、元コロンビア軍大尉ペトロスがいた。コーとペドロスは、タイガー、パンサーのデュン兄弟と組んで銀行強盗をしたが、そのときにペドロスはデュン兄弟に弟を殺されていたのだ。コーとペトロスはデュン兄弟に復讐を企んでいたのだ。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
『もういちど逢いたくて星月童話』(99年)のダニエル・リー監督の描く香港ハードアクション。
脚本は、ダニエル・リーと『風雲!格闘王』(03年)のラウ・ホーリョン。出演は、台湾の人気ユニットF4のヴァネス・ウー、ショーン・ユー、『カンフーハッスル』(03年)ホァン・シェンイーといった若手に、サモ・ハン、サイモン・ヤムといったベテランが脇を固めてます。テロリスト役で韓国のホ・ジュノ、アメリカからはマイケル・ビーンが出演してます。
ランニングタイム111分と、香港映画としては長尺な作品ですけど、一切退屈しません!ホントにユルユルのシーンはカケラも無く、最初から緊張感が“ピ~ン!”と張り詰めたアクション映画になってます!ただ110分強の時間に色々な要素を詰め込みすぎたのか、主人公たちや、敵のグループのメンバーがハッキリと覚えられないまま、どんどんストーリーが進んでいってしまいます!自分はメンバーを覚えられるのも、映画が始まって1時間も経ってから状態でした!もっと、メンバーをしっかり紹介するシーンがあっても良かったのに!
ハッキリ言って、テロリストグループの方がスグに覚えられました!だって、演じてる俳優さんが、ホ・ジュノ、マイケル・ビーン、マギー・Qなんですもんね!本作にマイケル・ビーンが出演したのは、製作総指揮のスティーブン・セガールが仲に入ったみたいですね!これが縁で香港映画のアクション映画にもどんどん出演して欲しいくらい。
主人公たちのグループが、良くメンバーを覚えられなかったっていうのと、出てる俳優に馴染みが無かったんで、主人公はてっきりショーン・ユーだとばかり思ちゃっいました。主人公は、元SWATのホーを演じたヴァネス・ウーだったんですね!
でも、みんな設定が若すぎ!主人公たちの設定だと2001年とか2003年に訓練学校卒業ってことになってますけど、元SWATに、元SASって、そんなに何年も経験が無いってコトじゃない!主人公のヴァネス・ウーも初めての任務って言ってましたけど、それって国際警察の任務が始めてって意味??
見た目は、どうでもいいですけど、設定は90年代に訓練学校を卒業したことにして欲しかった!ところで、さすが香港映画、ホ・ジュノ率いるグループに警察隊やられまくり、30人以上死んでませんか??あのグループに若手の主人公たちじゃ、分が悪すぎ!主人公たちの設定がルーキーすぎ!
さすが香港映画といえば、ラストの展開も、ハードすぎ!主人公たちの回想場面のように出てきますけど、どう考えても、ショーン・ユーはまだしも、ヴァネス・ユーは、どう考えても死んじゃってますよね!あのラストでホァン・シェンイーがいたら絶対に、回想シーンって意味になったのに!ちょっと意味不明かも!でも引退したサモ・ハンがいたんで、絶対に死んでいくヴァネス・ウーの頭の中の映像シーンでしょうね。
ところで、今作は日本のTVドラマ「Gメン’75」に影響されて作った作品だそうです!「Gメン’75」も香港でも人気あったんですね~!ちなみに「Gメン’75」の香港のタイトルは“猛龍特警隊”なんで今作の原題は“猛龍”です。
こんな風に20年近く経ってからも劇場映画に影響与えるなんてスゴイかも!でもこうやって、10年も20年も経っても語られるドラマを作ってたんですよね!(もしかすると30年経ってるのかも)。昔の日本のTVドラマは!果たして、今、放送している日本のドラマを観て、誰かに何かを感じさせることなんて出来るんでしょうかね??
時代劇も、刑事ドラマも70年代は真剣に作ってました!そんなに、みんな家族そろって観れるホームドラマが好きなんですか??ホームドラマがダメってわけじゃ無いですけど、そろいも揃って、ホームドラマか恋愛系のドラマばかりでね!最近のドラマなんて、ヘタしたら6ヵ月後には、もう一度見てみたいなんて思わせないドラマばかりかも!
視聴率が取れないんだからしょうがないですけど、もっとハードなアクション刑事物や時代劇が観たいです。
でも、本当は、ドラマじゃなくて、TVは映画の放映枠を増やして欲しいです!70年代、80年代のイタリアのアクション映画とかって、TVの映画枠で全然放映してくれないですもんね!
香港映画ファン以外のアクション映画ファンも必見の1本!70点
猛龍 DRAGON SQUAD(2006年香港)
監督 ダニエル・リー
脚本 ダニエル・リー、ラウ・ホーリョン
出演 ヴァネス・ウー、ショーン・ユー、ホァン・シェンイー、サモ・ハン、ホ・ジュノ、マイケル・ビーン、マギー・Q、ローレンス・チョウ、サイモン・ヤム
■ストーリー■
香港で犯罪組織のボス、タイガーの弟でやはり組織のボス、パンサーが裁判の審問会で出廷することになる。犯罪組織壊滅のため、香港警察以外からも、中国、アメリカ、イギリス、香港国際警察からも証拠が提出されることになっていた。アメリカ国際警察の元SWAT隊員ホー、香港国際警察のロク、シュウ、中国国際警察の狙撃班シャオジュン、イギリス国際警察、元SASのジェイの若者たちが証拠提出のため集められた。パンサーを護送中に、武装したグループに襲われパンサーをさらわれてしまうのだった。国際警察の5人は、定年を5日後に控えた交通課のゴン・ロンに預けられる。パンサーを連れ去ったのは、元韓国軍特殊部隊大佐コー率いるテロリストグループだった。そのグループには、元コロンビア軍大尉ペトロスがいた。コーとペドロスは、タイガー、パンサーのデュン兄弟と組んで銀行強盗をしたが、そのときにペドロスはデュン兄弟に弟を殺されていたのだ。コーとペトロスはデュン兄弟に復讐を企んでいたのだ。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
『もういちど逢いたくて星月童話』(99年)のダニエル・リー監督の描く香港ハードアクション。
脚本は、ダニエル・リーと『風雲!格闘王』(03年)のラウ・ホーリョン。出演は、台湾の人気ユニットF4のヴァネス・ウー、ショーン・ユー、『カンフーハッスル』(03年)ホァン・シェンイーといった若手に、サモ・ハン、サイモン・ヤムといったベテランが脇を固めてます。テロリスト役で韓国のホ・ジュノ、アメリカからはマイケル・ビーンが出演してます。
ランニングタイム111分と、香港映画としては長尺な作品ですけど、一切退屈しません!ホントにユルユルのシーンはカケラも無く、最初から緊張感が“ピ~ン!”と張り詰めたアクション映画になってます!ただ110分強の時間に色々な要素を詰め込みすぎたのか、主人公たちや、敵のグループのメンバーがハッキリと覚えられないまま、どんどんストーリーが進んでいってしまいます!自分はメンバーを覚えられるのも、映画が始まって1時間も経ってから状態でした!もっと、メンバーをしっかり紹介するシーンがあっても良かったのに!
ハッキリ言って、テロリストグループの方がスグに覚えられました!だって、演じてる俳優さんが、ホ・ジュノ、マイケル・ビーン、マギー・Qなんですもんね!本作にマイケル・ビーンが出演したのは、製作総指揮のスティーブン・セガールが仲に入ったみたいですね!これが縁で香港映画のアクション映画にもどんどん出演して欲しいくらい。
主人公たちのグループが、良くメンバーを覚えられなかったっていうのと、出てる俳優に馴染みが無かったんで、主人公はてっきりショーン・ユーだとばかり思ちゃっいました。主人公は、元SWATのホーを演じたヴァネス・ウーだったんですね!
でも、みんな設定が若すぎ!主人公たちの設定だと2001年とか2003年に訓練学校卒業ってことになってますけど、元SWATに、元SASって、そんなに何年も経験が無いってコトじゃない!主人公のヴァネス・ウーも初めての任務って言ってましたけど、それって国際警察の任務が始めてって意味??
見た目は、どうでもいいですけど、設定は90年代に訓練学校を卒業したことにして欲しかった!ところで、さすが香港映画、ホ・ジュノ率いるグループに警察隊やられまくり、30人以上死んでませんか??あのグループに若手の主人公たちじゃ、分が悪すぎ!主人公たちの設定がルーキーすぎ!
さすが香港映画といえば、ラストの展開も、ハードすぎ!主人公たちの回想場面のように出てきますけど、どう考えても、ショーン・ユーはまだしも、ヴァネス・ユーは、どう考えても死んじゃってますよね!あのラストでホァン・シェンイーがいたら絶対に、回想シーンって意味になったのに!ちょっと意味不明かも!でも引退したサモ・ハンがいたんで、絶対に死んでいくヴァネス・ウーの頭の中の映像シーンでしょうね。
ところで、今作は日本のTVドラマ「Gメン’75」に影響されて作った作品だそうです!「Gメン’75」も香港でも人気あったんですね~!ちなみに「Gメン’75」の香港のタイトルは“猛龍特警隊”なんで今作の原題は“猛龍”です。
こんな風に20年近く経ってからも劇場映画に影響与えるなんてスゴイかも!でもこうやって、10年も20年も経っても語られるドラマを作ってたんですよね!(もしかすると30年経ってるのかも)。昔の日本のTVドラマは!果たして、今、放送している日本のドラマを観て、誰かに何かを感じさせることなんて出来るんでしょうかね??
時代劇も、刑事ドラマも70年代は真剣に作ってました!そんなに、みんな家族そろって観れるホームドラマが好きなんですか??ホームドラマがダメってわけじゃ無いですけど、そろいも揃って、ホームドラマか恋愛系のドラマばかりでね!最近のドラマなんて、ヘタしたら6ヵ月後には、もう一度見てみたいなんて思わせないドラマばかりかも!
視聴率が取れないんだからしょうがないですけど、もっとハードなアクション刑事物や時代劇が観たいです。
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でも、本当は、ドラマじゃなくて、TVは映画の放映枠を増やして欲しいです!70年代、80年代のイタリアのアクション映画とかって、TVの映画枠で全然放映してくれないですもんね!
香港映画ファン以外のアクション映画ファンも必見の1本!70点
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ともやも若きGメンはショーン・ユーしか知らなかったんで、他の男3人が判別できないこと判別できないこと。
もうちょっと登場人物にキャラクター付けがなされてればなぁ…と思いました。
そういう意味では悪役たちの方が魅力的でしたね。
自分もショーン・ユーしか分からなかったです。
(若手男性は)
それに比べて、敵側がメジャーな俳優ばかりなのって!
でも、F4のヴァネス・ウーって人気あるみたいですから、それって、アクション映画ファンだけだったりして!
あとGメン75で思い出したのですが
実はこれも少しみてみたいんです。
http://www.tanomi.com/m-thunder/
この映画、悪役側のキャラクターを
演じてる俳優がメジャーなんで、
どうしても悪役側に感情移入しがち!
女性スナイパー役のマギー・Qもすごくカッコ良かったよ!