『新喜劇王』
新喜劇之王 THE NEW KING OF COMEDEY(2019年香港、中国)
監督:チャウ・シンチー
ハーマン・ヤウ(ハーマン・ヤオ)
脚本:チャウ・シンチー
出演:エ・ジンウェン
ワン・パオチャン
チャン・チュエダン
ジン・ルーワン
ユエン・シンチ
■ストーリー■
映画女優を目指すモンは、万年エキストラの端役ばかり演じている、、、。
モンはプチ整形して、かつての大スター、マーが出演する”白雪姫 血のチャイナタウン”のオーディションを受け、その顔が受けマーと共演するチャンスを得るのだった。しかし、かつての大スター、マーは落ちぶれているものの注文だけつけてくる状態だった、、。
□■□ネタバレあり□■□
何も知らずに観た方が100倍面白いので、観る方は読まないで下さい。
■感想■
チャウ・シンチー監督&脚本の1999年の香港コメディ映画『喜劇王』をリブートして作り上げた感動作、、、??なんで感動作。
映画女優を目指すヒロインが、チャウ・シンチー映画お得意のドタバタをしているうちになぜか最後は感動的な姿に、、、。
笑うつもりで観たら、感動して涙ポロポロに、、、。
笑うつもりと言っても、香港映画のベタすぎなギャグでゲラゲラとは笑えないんですけど、、、。
笑いのシーンと言えば、今作のヒロインのモンがメイクしたまま家で食事するシーンは、少しだけ笑えました。
感動的と言えば、チャウ・シンチー監督の『西遊記 はじまりのはじまり』(2013年)も最後は涙ポロポロだった気が、、、。どこまで涙もろいの、オレ??
いっしょにいた映画女優を目指してもいない女友達が、顔だけで事務所にスカウトされたり、恋人チャーリーにだまされたり、、、踏んだり蹴ったりの人生のモン。
顔も映らない役しかオーディションで受からないモンですが、映画女優をあきらめない。
あきらめなければ、成功するという思いが伝わってくるラストは思わず涙、、、。
マーのアドバイスで試験受けるんですが、、。
ヒロインのモンのどこまでもあきらめない姿が感動的なのは当然としても、モンの父親も感動的!
娘に「女優の仕事をやめろ」とか言ってるくせに、心配で撮影所まで見に来たりして親バカな姿に感動、、、。
弁当のシーンとか。
表彰式のシーンでも、思わずもらい泣き、、、。
かつての大スターのマーもSNSでトンデモない姿が拡散。
SNSで拡散して人気者になってしまったマーも努力をやめない姿も感動的!!
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