『禁じられた遊び』
(2023年日本)
監督:中田 秀夫
脚本:杉原 憲明
原作:清水 カルマ「禁じられた遊び」(ディスカバー文庫)
出演:橋本 環奈
重岡 大毅
堀田 真由
倉 悠貴
ファーストサマーウィカ
■ストーリー■
伊原直人は念願のマイホームを購入、妻の美雪と息子の春翔と幸せな家族だった。しかし、美雪が交通事故に遭い帰らぬ人に。春翔は美雪の指を庭に埋め生き返るよう呪文を唱えるのだった、、。
一方、以前直人と同じ会社に勤めていて、美雪に恋愛関係を疑われていた倉沢比呂子は、ニュースで美雪の死を知って葬儀に行くのだが、、、。
■感想■
清水カルマの同名ホラー小説「禁じられた遊び」の映画化作品。
監督は『リング』(1998年)、『クロユリ団地』(2013年)、『スマホを落としただけなのに』(2018年)の中田秀夫。
ランニングタイム110分と少し長めの作品ですが、だれることもなく最初から最後までかなり楽しく観れました。
素直に面白かったです。
日本映画とホラー映画って合うんでしょうねぇ、、。VFXとか爆発シーンとかも、あまり必要ないし、、。
テレビ朝日の「土曜ワイド劇場」や日本テレビの「火曜サスペンス劇場」でも、いくつものホラー作品が放送されてましたからね、、。
2時間サスペンスでも放送されていましたからね、、。
日本映画では映像化が厳しそうなクライマックスの甦ったファーストサマーウィカ演じる美雪の姿は映画版で変更していますが、これはしょうがないですよね、、。下手にチープに映像化したら多くのホラー映画ファンから突っ込まれそう、、。
自分はチープになっても良いから映像化して欲しかったタイプですが、、。
今作の1番の感想は、同じ職場にいたらイヤだなぁ、、美雪みたいなのが、、。その気がなくても迷惑な目や怖い目に遭いそうで怖いし、、。
実は、映画版の記事を書ているのに、、申し訳ないのですが原作と映画版が少しゴッチャになってて、映画版の感想として変なところがあったらすいません、、。
「そんなシーン、なかったぞ!」みたいなツッコミはやめて下さい、、自分の勘違いなんですいません、、。
トカゲが不思議な能力で甦っちゃうシーンで、大体その後の展開が分かっちゃうんですが、ミステリー映画でなくホラー映画なんでこれはOKです、、。
多くのホラー映画の想像通りに展開していきます!!安心の定番の展開!!
スティーヴン・キングの作品だったら、普通の姿で甦ってくるけど、とてつもない凶暴な暴れん坊になっているとかなんでしょうけど、、。それは違う全然作品ですね、、。
原作「禁じられた遊び」は続編が書かれています。
「カケラ女」「禁じられた遊びふたたび」「忌少女」
こちらも映画化されるんでしょうか??
シリーズ3作目「禁じられた遊びふたたび」では、今作のヒロイン、倉沢比呂子と夫が、、。
原作の作品紹介でどうなったか書いてあるんですが。。
東映のホラー映画の『犬鳴村』’2019年)から始まった「なんとか村」シリーズも『樹海村』(2021年)、『牛首村』(2021年)と続いてきましたが、今度はこの「禁じられた遊び」をシリーズ化してはどうなんでしょうか?? 原作もちゃんとあるし、、。
『黄龍の村』(2021年)もてっきりこのシリーズかと思っていたら、坂本裕吾監督の全然関係ないホラー映画でした。題名に村がついていたので、鑑賞するまで勘違いしてました。事前情報なしで映画を観るとそういうコトが多々あります、、。
美雪が怖い度 ★★★★
春翔が怖い度 ★★★★★
葬儀に行かない度 ★★★
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