『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』
SAHARA(2005年アメリカ)
監督 ブレック・アイズナー
脚本 トーマス・ディーン・ドネリー
ジョシュア・オッペンハイマー
ジョン・C・リチャーズ
原作 クライヴ・カッスラー
出演 マシュー・マコノヒー、ペネロペ・クルス
スティーブ・ザーン、ウィリアム・H・メイシー
ランベール・ウィルソン、デルロイ・リンドー
レイ・ウィルソン
■ストーリー■
アフリカのナイジェリアとマリ共和国の国境付近で発見された一枚の金貨、それはアメリカ南北戦争で莫大な財宝と共に行方をくらました戦艦テキサスの手掛かりだった。米国特殊機関NUMA(国立海中海洋機関)のダーク・ピットはアフリカへと向かうのだった。世界保健機構WHOのエヴァ・ロハス博士は、ナイジェリアで発生した謎の病気の感染源が患者の行動からマリ共和国であると確信する。しかし、マリ共和国では国境が閉鎖されて入国することができなかった。エヴァは、ダーク・ピットたちが違う目的で、ボートでマリ共和国に入ろうとしていることを知り、ピットたちとボートに同乗しマリ共和国へ向かうのだった。
■感想■
クライブ・カッスラーのベストセラー「死のサハラを脱出せよ」(新潮文庫)の映画化です。
クライブ・カッスラー原作のダーク・ピットシリーズといえば「タイタニックを引き上げろ」が、1980年に『レイズ・ザ・タイタニック』として映画化されてますネ。
『レイズ・ザ・タイタニック』の時はダーク・ピットをリチャード・ジョーダンが演じてました。
今作の監督は、ディズニー社の元CEOマイケル・アイズナーの息子のブレック・アイズナー。TV畑で活躍してた人だけあって、演出はまぁそれなり、退屈はしません!
出演は、主人公ダーク・ピットに『Uー571』(2000年)、『サラマンダー』(2002年)のマシュー・マコノヒー。
共演は『バニラ・スカイ』(2001年)、『ゴシカ』(2003年)のペネロペ・クルス。
あとは、『パニック脳懐』(2000年)、『セルラー』(2004年)のウィリアム・H・メイシーがサンデッカー提督を演じてます。
主演のマシュー・マコノヒーが製作総指揮もやってます。よっぽど作りたかったんでしょうね!なんでも7年前に原作を読んで、映画化したくて原作者のクライブ・カッスラーのところに何回も通ってOKもらったみたいです!
でも、念願かなった映画化とはいえ、普通のアクション映画に、ランニングタイム124分って
長い!長い!長い!
最近のハリウッドのメジャー作品らしく、120分超えです。まぁ、今作は原作も長篇だから、いたしかた無いのかな??とも思ってあげたいですけど、この内容じゃ、そんな風には思えない!!
あと30分カットしても全然OKな感じです。
要らない見せ場や、銃撃戦、爆発シーンばかりで、観終わったあと、な~んにも残らないです!
ダーク・ピットが、その場にあるものドンドン使って活躍するのって、アメリカの人気アクションTVシリーズ「冒険野郎マクガイバー」みたいで面白いですけどね。
映画とはいえ、敵の機関銃の弾は、主人公たちに全然、当たりません!
砂漠のド真ん中に、トラックの荷台につながれたまま放り出されても、(正確には放り出てもですネ)、全然、平気な顔して「脱出成功!」とか言って、砂漠の中、歩いていくし。
普通、砂漠を歩いて移動したら、数時間で死んじゃうでしょ。
アメリカ人は砂漠をなめてるのか!!
あとは、走っている列車に、主人公たちが馬から飛び乗ったりします。
主人公ダーク・ピットはまだガマンしますけど、ペネロペ・クルス演じている女医さんは博士です、博士!馬から走っている列車に飛び乗るなんてそんなことできません!
「ペネロペ・クルスよ、お前は007かインディ・ジョーンズか!」
って思わず突っ込んじゃいました!!
アクション映画というより、リアルのカケラも無いコミックの世界です!!
ラストの南北戦争当時の戦艦テキサスの大砲使うときも、「そんなムリ、ムリ、そんな古い大砲と弾使ったら爆発しちゃうよ~」って突っ込みながら観ちゃいました!
クライマックスの1番盛り上がるところなのに、突っ込んで観ちゃいました。
ハリウッドのメジャー作品を観て“コミックみたいだ”なんて文句言うのも悪いですけど…。
30点
SAHARA(2005年アメリカ)
監督 ブレック・アイズナー
脚本 トーマス・ディーン・ドネリー
ジョシュア・オッペンハイマー
ジョン・C・リチャーズ
原作 クライヴ・カッスラー
出演 マシュー・マコノヒー、ペネロペ・クルス
スティーブ・ザーン、ウィリアム・H・メイシー
ランベール・ウィルソン、デルロイ・リンドー
レイ・ウィルソン
■ストーリー■
アフリカのナイジェリアとマリ共和国の国境付近で発見された一枚の金貨、それはアメリカ南北戦争で莫大な財宝と共に行方をくらました戦艦テキサスの手掛かりだった。米国特殊機関NUMA(国立海中海洋機関)のダーク・ピットはアフリカへと向かうのだった。世界保健機構WHOのエヴァ・ロハス博士は、ナイジェリアで発生した謎の病気の感染源が患者の行動からマリ共和国であると確信する。しかし、マリ共和国では国境が閉鎖されて入国することができなかった。エヴァは、ダーク・ピットたちが違う目的で、ボートでマリ共和国に入ろうとしていることを知り、ピットたちとボートに同乗しマリ共和国へ向かうのだった。
■感想■
クライブ・カッスラーのベストセラー「死のサハラを脱出せよ」(新潮文庫)の映画化です。
クライブ・カッスラー原作のダーク・ピットシリーズといえば「タイタニックを引き上げろ」が、1980年に『レイズ・ザ・タイタニック』として映画化されてますネ。
『レイズ・ザ・タイタニック』の時はダーク・ピットをリチャード・ジョーダンが演じてました。
今作の監督は、ディズニー社の元CEOマイケル・アイズナーの息子のブレック・アイズナー。TV畑で活躍してた人だけあって、演出はまぁそれなり、退屈はしません!
出演は、主人公ダーク・ピットに『Uー571』(2000年)、『サラマンダー』(2002年)のマシュー・マコノヒー。
共演は『バニラ・スカイ』(2001年)、『ゴシカ』(2003年)のペネロペ・クルス。
あとは、『パニック脳懐』(2000年)、『セルラー』(2004年)のウィリアム・H・メイシーがサンデッカー提督を演じてます。
主演のマシュー・マコノヒーが製作総指揮もやってます。よっぽど作りたかったんでしょうね!なんでも7年前に原作を読んで、映画化したくて原作者のクライブ・カッスラーのところに何回も通ってOKもらったみたいです!
でも、念願かなった映画化とはいえ、普通のアクション映画に、ランニングタイム124分って
長い!長い!長い!
最近のハリウッドのメジャー作品らしく、120分超えです。まぁ、今作は原作も長篇だから、いたしかた無いのかな??とも思ってあげたいですけど、この内容じゃ、そんな風には思えない!!
あと30分カットしても全然OKな感じです。
要らない見せ場や、銃撃戦、爆発シーンばかりで、観終わったあと、な~んにも残らないです!
ダーク・ピットが、その場にあるものドンドン使って活躍するのって、アメリカの人気アクションTVシリーズ「冒険野郎マクガイバー」みたいで面白いですけどね。
映画とはいえ、敵の機関銃の弾は、主人公たちに全然、当たりません!
砂漠のド真ん中に、トラックの荷台につながれたまま放り出されても、(正確には放り出てもですネ)、全然、平気な顔して「脱出成功!」とか言って、砂漠の中、歩いていくし。
普通、砂漠を歩いて移動したら、数時間で死んじゃうでしょ。
アメリカ人は砂漠をなめてるのか!!
あとは、走っている列車に、主人公たちが馬から飛び乗ったりします。
主人公ダーク・ピットはまだガマンしますけど、ペネロペ・クルス演じている女医さんは博士です、博士!馬から走っている列車に飛び乗るなんてそんなことできません!
「ペネロペ・クルスよ、お前は007かインディ・ジョーンズか!」
って思わず突っ込んじゃいました!!
アクション映画というより、リアルのカケラも無いコミックの世界です!!
ラストの南北戦争当時の戦艦テキサスの大砲使うときも、「そんなムリ、ムリ、そんな古い大砲と弾使ったら爆発しちゃうよ~」って突っ込みながら観ちゃいました!
クライマックスの1番盛り上がるところなのに、突っ込んで観ちゃいました。
ハリウッドのメジャー作品を観て“コミックみたいだ”なんて文句言うのも悪いですけど…。
30点
サハラ -死の砂漠を脱出せよ- [DVD] | |
クライブ・カッスラー | |
アミューズソフトエンタテインメント |
コメントありがとうございます。
砂漠のシーンは本当にそう思いました。
砂漠の中を歩くだけでなく重たそうな荷台につながれたままだし…。
どうせなら、あと30分カットして、もっとライトな感じだといいかもしれないです。
別にこれと言った不満もないですが…観終わった後の余韻なんてモノが全然残らない内容でした(´`;)特に最後のラブシーンなんていらないです!
砂漠シーンでは@KOBAさん同様、私も『砂漠地帯をそんなに歩いていて平然としてられる訳ないだろ!』と呟きましたね。勿論フィクションでしょうが、この設定では余りにも観ている人を舐めているとしか思えません。突っ込む要素も満載ですが笑えない突っ込みだったですね(^^;)
コメントありがとうございます。
少し、点数辛くつけすぎちゃいました…。
わざわざけなすほどはつまらなくないです。
なんか超豪華なTVムービーみたいで
楽しかったです
だいすきです!