先だって占い師が、神様が何でも許して下さる日と言っていたので、
暦を調べていたら、7月9日は甲午 先負 六白 そして三隣亡。
どれがその何でも許される日なのかわかりませんでした。
そして明日も三隣亡の日なので、
宙ぶらりんになっている因縁事件について、明日完結したいと思っています。
が、「三隣亡」についてはちょっと面白いことがわかりました。
三隣亡(さんりんぼう)とは選日の一つで、その字面から、
この日に建築事を行うと、三軒隣まで亡ぼすという迷信があります。
少し前までは建築関係者の大凶日とされ、棟上げや土起こしなど、建築に関することは一切忌むべき日とされました。
ところが、三隣亡は古い暦注解説書には書かれていなくて、
江戸時代の本には「三輪宝」、屋立てよし、蔵立てよしと注記されているそうです。
すなわち、現在とは正反対の吉日だったのに、これがいつの頃からか、
明治以降らしいですが、屋立てあし、蔵立てあしと書かれるようになりました。
これは、ある年に暦の編者が「よ」を「あ」と書き間違え、それがそのまま伝わってしまったのではないかと考えられています。
後に、「三輪宝」が凶日では都合が悪いということで、同音の「三隣亡」に書き改められました。
なんじゃあ こりゃあ~ です、ね。