今晩は満月、天象暦によれば今年最大の満月だそうです。
そして1969年の今日、アポロ11号のアームストロング船長が、
「これは一人の人間には小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」と
人類で初めて月面に足跡を残しました。
こんな素敵な日に、因縁だの、お払いだの、ちょっとうっとおしいよね。
すべてを赤裸々に語ることはできないけれど、
とりあえずその後の顛末をご報告させてもらうことにします。
あの2回目の7月9日のお払いは、蔵に向かってなされました。
最初は女性の霊を感じるといわれていたのですが、
祈祷しているうちに、男性の巨大なボスみたいなのが奥にいると断言。
ひととおり手順を踏んでから、たぶんその人の命日は8日なので、
毎月その日にお饅頭とお茶などを供えて手を合わせているうちに、
逆にこの家を守ってくれる守護霊になると言われました。
そしてなにかひょうたんのような形のものが、その人に関係があると。
いくら考えてもひょうたんに繋がるものはわかりませんでした。
その時にふと浮かんだのが、例の黄金のサーベルと茶瓶でした。
私がこの店を手伝うようになったのは1999年(平成11年)春からです。
それまでは専業主婦、お気楽、極楽トンボの暮らしをしていました。
カウンセリングで身を立てようと一念発起して、大学院を受験、
惜敗の結果がでるのと同時に店を手伝わなければならなくなりました。
ちょうどその頃、黄金の持ち主(仮にYさんとします)が亡くなられ、
毎月の質の金利が入ってこなくなっていました。
バブルがはじけてからというもの、質預かりだけでなく、無担保貸し出しも焦げ付いて。。。
不良債権はなにも銀行だけではありません。
銀行は担保物権の土地が値下がりしていれば、その差額を現金で求めてきます。
それがうまくいかず不良債権と認定されれば国が税金でもって補填してくれるのです。
質屋は担保が仮にあったとしても、金の価格の暴落のように値打ちががた落ちし、
担保が値下がりしても自分の時代やものを見る目が無かったとあきらめざるをえませんでした。
バブル時代は、マネーゲームと言われたように、実体の無いマネーが一人歩きしていました。
不動産投資をはじめ、様々な投資に、銀行はこぞって無理やり融資を押し付けてきたのです。
煽るだけあおられ舞い上がったところで、はしごをはずされたようなものです。
この頃のことは質オザサのホームページ、質よもやま話第15~17話に詳しく書いてありますのでご参照ください。
以下、つづく