誰が考え出したのか、初期のころから存在するのか、欧米のサイトにもあるのかどうかわかりませんが、ネットで売買したもの同士がお互いを評価しあうシステム。
ものなべて、良いも悪いも長短抱き合わせ。
このネットオークションの評価にも功罪はあります。
顔が見えないネットのお買い物で、相手が信頼できるか否か?
そのために実質店舗を構えた店であることをアピールし、
評価もそのひとつの方法となります。
そのためトラブルもちょくちょく発生します。
良いの評価をいろんな手法で獲得してから、突然詐欺の会社に変貌する例もあります。
商品届きました、ものすごく気に入りました。お買い得でした。
なんて当店宛の到着メールでお礼をいってくださる方はよくあります。
なのに、評価は良いのところにただ単に○をつけただけとか、時には普通に○だったりも。
なんでやねん!
同じお褒めに預かるのなら評価に書いてよ~と、ツッコミを入れたくなります。
世の中にはいろんな人がいますから、落札後なしのつぶてだったり、自分がつけた値段でありながら、冷静になって熱が冷めると、商品に毒づく人もおられます。
悲しいかな、その場で反論できないのが残念です。
一方通行のいわれっぱなしで、誤解を解く方法がありません。
100人いたら、一人ぐらいは変な人がいると思っていただけるよう、地道に良いに○を積み上げていくしかないようです。
大勢の人に公開している以上、よっぽど腹に据えかねた時以外は、購入者に悪いと評価をすることはありません。
稀有なエピソードのひとつ。
夏前にヴィンテージもののディオールをオークションに出品した時の事です。
20年以上経った割には、劣化もなくきれいな商品でした。
オークション終了後、落札者から値引きしてほしい、と
てっきり若い女性と見て取れる文体でメールが届きました。
オークション成立後にこうした値引き交渉は不可能と理解いただきました。
代金振込み確認後、商品発送するとあれこれいちゃもんをつけてきて、あまりにうるさかったので返品してくださいと申し入れました。
中古の年代もので、商品情報に記載してあるのを納得して入札された以上、普通はキャンセルできません。
実物が手元にないので、細かいことをいわれも…
すると相手は2,000円値引いてくれたらOKといい始めました。
これ以上トラブルのもどうかと思われたので、指定された口座に2,000円を振り込みました。
これが判断ミスでした。
するとすぐに評価の悪いに○、ぼろくそに書かれました。
もちろん2,000円値引かせたことは一切触れずに、不良品販売する悪徳質屋みたいな文面でした。
文体や1人称は完全に牙をむいた男性でした。
送り先の住所からして、ひょっとしたらショップ?