甲子園球場は甲子園にあるからその名と思ってたけど、
愛知県岡崎の八丁味噌の蔵で初めて名前の由来を知りました。
NHK連続テレビ小説「純情きらり」のロケ地ともなった、大正時代の蔵、
ここに甲子蔵という看板が貼り付けられていました。
甲子園球場と同じ年にできたんだと説明を受けました。
甲子園球場が完成したのは、大正13年8月1日、
この年は、十干十二支のそれぞれ最初の甲(きのえ)と子(ね)が
60年ぶりに出合う縁起のよい年なので、付近一帯を「甲子園」
野球場は当時大運動場だったのを、「甲子園球場」と名付けられたそうです。
岡崎城より西へ八丁離れた村で、江戸時代には味噌づくりが始まったと。
カクキューさんは17世紀半ばには創業されていて、
以来19代も面々と伝統が受け継がれているそうです。
大正末期に建てられた洋館は、登録文化財でありながら、
今なお本社として使われています。
平成3年12月に、
明治40年にできた蔵を、史料館・八丁味噌の郷としてオープン、
遠方から観光バスなどで大勢のお客さんを集めているようです。
史料館にあった大正時代の看板、
もちろん今後も売り物になることはないでしょうが、
きっとびっくりするほどお高い値段なんでしょうね。
八丁味噌と赤だしの味噌汁を、
ほんの一口試食させてもらっただけで、皆たくさんのお土産を買っていました。
商売上手にも感心しました。