かなり年配の女性が、もうつけなくなったのでと大量に持ち込まれたコスチュームジェリー。
1960~70年代ごろに集められたようです。
普段からよく目にするフランスやイタリアのブランドと違って、今まで見たことない。
裏の刻印などから見て調べるのにとても手間取りましたが、今はインターネットがあるので便利になりました。
ブローチには品番の刻印がありましたがブランド名が分かりませんでした。
ブレスレットにはブランド刻印ありました。
日本ではそれほどおなじみではありませんが、結構コレクターがいるようでヤフオクで出品されていたり、マニア向けショップもありました。
SPHINXスフィンクスは、イギリスの高品質でデザイン性の高いコスチュームジュエリーメーカー(1948年-2000年)
ジュエリーにはひとつひとつに製造番号が付けられているためコレクターアイテムとして人気があります。
ゴールドメタルにエナメルペイントが施されSPHINXならではの存在感あります。
Goldette ゴルデットは、1958年にニューヨークに創立したアメリカン・コスチュームジュエリー・ブランド。
19世紀ヴィクトリアンに影響を受けたアンティーク調のマットなゴールドが特徴です。
右上のフェイクパールはジバンシー、これなら知ってます。
その下のゴールドと黒のエナメルペイントはオレナというブランド。
ORENAは70年代にパリでイヴ・サンローラン・ランヴァン・ジバンシー等のオートクチュールアクセサリーを作っていたメーカーです。
ゴールドメタルにエナメルペイントが施されています。
左下の大ぶりはものはスタジオクララ。
CLARA STUDIO INCは、1980年代前半からNYロングアイランドにあります。
クララ カサヴィナは主にバッグのデザインをしているようで、芸術彫刻家である夫ミーシャ・バーガーがアクセサリーを担当しているようです。