秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

タイムスリップしたような八幡堀

2010-03-29 | おでかけ・近畿
八幡堀めぐりをするカップルは、まるで映画のロケのよう。
たまたま日牟禮八幡宮にお参りした時、これから結婚式を挙げる新郎新婦に出会いました。
  

挙式後船にのって遊覧とは優雅なお式のセレモニーですね。
桜が満開でなくてちょっと残念だったことでしょう。

  
  

八幡堀めぐりは約35分間で確か1000円。
しかし私は堀に沿って歩きました。

マンホールの蓋にもお堀が描かれています。
   

「近江八幡のまちが発展した理由はいくつかありますが、八幡堀の役割は欠かすことができません」
観光課で作成されているパンフレットにそう書かれています。
堀端のたて看板にも同じ文面が書かれていました。

   

続きを書き写します。
「堀は城を防御するために存在しますが、
豊臣秀次はこの八幡堀を運河として利用することを考え、
琵琶湖を往来する船をすべて八幡の町へ寄港させました。
また八幡山城下はかつての安土と同じく、楽市楽座を取り入れたことから商人の町として大いに活気を呈しました。

多くの商人が八幡の町から全国へと旅立ち、
近江商人として活躍した原動力となった八幡堀も、
昭和30年ごろになると時代は高度経済成長期に入り、
人々の生活が変化する中で、次第に市民の関心も薄らいできました。

やがて八幡掘はドブ川のようになり、埋め立てられようとしました。
しかし「八幡掘は埋めた瞬間から後悔が始まる」の合言葉により、市民が立ち上がり清掃活動に取り組みました。
今日でも各種団体による清掃活動が続けられています。
八幡堀は、写真や絵画の愛好家などが数多く訪れ、時代劇のロケ地としても頻繁に使用されるなど、市民や観光のシンボルとして位置づけられています」