息子の彼女からお土産にいただいたアルデュールのマカロン。
色とりどりで味もいろいろ楽しめてうれしい。
卵白を丁寧に泡立てたものにアーモンドプードルを混ぜて焼きあげ、クリームをサンドしたシンプルなものながら奥深い焼き菓子です。
マカロンは、フランスではどのお菓子屋さんにも置いてある大変ポリュラーなお菓子です。
16世紀にイタリア・フィレンツェのメディチ家カトリーヌが、フランスアンリ2世に嫁いだ時に連れてきた菓子職人によって伝えられたお菓子の1つと言われています。
フランス全土に広まったお菓子ですが、地域によって様々な特徴があります。
日本でよく見かけるマカロンのほとんどはマカロン・パリジャン(パリ風のマカロン)で、日本のあちこちの洋菓子店のマカロンは→
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フランス地方菓子のいろいろがわかり面白い。
リッシュ・レザン
お彼岸ながら、若い女性にとってはぼたもちよりは洋菓子なんでしょう。
同じく昨日、エソラの子守のお礼にと
娘が持ってきたのはレーズンサンドクッキー。
神戸のスタイリッシュな洋菓子店「ファクトリーシン」のものです。
ラム酒に漬け込んだレーズンと軽めのバタークリームがサクサクのサブレでサンドされてます。
このレーズンサンドクッキーも大好物なので、ついでに調べてみました。
北海道土産としてもらってうれしい六花亭のマルセイバターサンド
北海道で初めて商品化したバター(当時の表記はマルセイバタ)やさんが、1977年に六花亭製菓の社名変更を記念してバターサンドを発売されたそうです。
当時、代官山の小川軒のレーズンウィッチが高い評価を得ていたのを参考に開発されました。
レーズンウィッチは洋酒にほどよく漬け込んだレーズンとフレッシュクリームをサブレクッキーにサンドしたものです。
マルセイバターサンドは六花亭の主力製品だったホワイトチョコレートとフレッシュバターで作ったレーズンバターをビスケットで挟んで大ヒット。
さて、その元祖小川軒レーズンウィッチは、創業以来のオリジナル商品で日本発なんですね。
フランスの郷土菓子からヒントをえて、サンドウィッチから名前の転用ですって。
ここのレーズンウィッチもなんどかお土産でいただいたことがありますが、現在は4系統あるそうです。
初代小川軒の鉄五郎さんから2代、3代と受け継がれるうちに暖簾分けがなされたようです。
長男 「代官山小川軒」(レストラン)
次男 「目黒・新橋小川軒」(洋菓子)
三男 「御茶ノ水小川軒」(レストラン)
ご親戚「鎌倉小川軒」(洋菓子)1988年東京代官山小川軒より独立