秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

ぼたもちより洋菓子

2010-03-21 | 日々是好日
息子の彼女からお土産にいただいたアルデュールのマカロン。
色とりどりで味もいろいろ楽しめてうれしい。
卵白を丁寧に泡立てたものにアーモンドプードルを混ぜて焼きあげ、クリームをサンドしたシンプルなものながら奥深い焼き菓子です。

マカロンは、フランスではどのお菓子屋さんにも置いてある大変ポリュラーなお菓子です。
16世紀にイタリア・フィレンツェのメディチ家カトリーヌが、フランスアンリ2世に嫁いだ時に連れてきた菓子職人によって伝えられたお菓子の1つと言われています。
フランス全土に広まったお菓子ですが、地域によって様々な特徴があります。

日本でよく見かけるマカロンのほとんどはマカロン・パリジャン(パリ風のマカロン)で、日本のあちこちの洋菓子店のマカロンは→こちらから

このスィーツのサイトでフランス地方菓子のいろいろがわかり面白い。

リッシュ・レザン
  
お彼岸ながら、若い女性にとってはぼたもちよりは洋菓子なんでしょう。
同じく昨日、エソラの子守のお礼にと
娘が持ってきたのはレーズンサンドクッキー。

神戸のスタイリッシュな洋菓子店「ファクトリーシン」のものです。
ラム酒に漬け込んだレーズンと軽めのバタークリームがサクサクのサブレでサンドされてます。

このレーズンサンドクッキーも大好物なので、ついでに調べてみました。

北海道土産としてもらってうれしい六花亭のマルセイバターサンド

北海道で初めて商品化したバター(当時の表記はマルセイバタ)やさんが、1977年に六花亭製菓の社名変更を記念してバターサンドを発売されたそうです。
当時、代官山の小川軒のレーズンウィッチが高い評価を得ていたのを参考に開発されました。

レーズンウィッチは洋酒にほどよく漬け込んだレーズンとフレッシュクリームをサブレクッキーにサンドしたものです。
マルセイバターサンドは六花亭の主力製品だったホワイトチョコレートとフレッシュバターで作ったレーズンバターをビスケットで挟んで大ヒット。

さて、その元祖小川軒レーズンウィッチは、創業以来のオリジナル商品で日本発なんですね。
フランスの郷土菓子からヒントをえて、サンドウィッチから名前の転用ですって。

ここのレーズンウィッチもなんどかお土産でいただいたことがありますが、現在は4系統あるそうです。
初代小川軒の鉄五郎さんから2代、3代と受け継がれるうちに暖簾分けがなされたようです。

長男 「代官山小川軒」(レストラン)
次男 「目黒・新橋小川軒」(洋菓子)
三男 「御茶ノ水小川軒」(レストラン)
ご親戚「鎌倉小川軒」(洋菓子)1988年東京代官山小川軒より独立