福島第一原発にアメリカのアイロボット社からロボット4台がやってくるそうだ。
パックボットは紛争地域で数千台が導入されている多目的作業用ロボット
2001年同時多発テロの際にも多くの人々の人命救助に貢献したし、
アフガニスタンやイラクなどでのIED(即席爆発装置)の探知・処理などで活躍してます。
爆発処理中に粉々になったパックボットは人間並みの葬儀まで行われ、
作業員やその家族からは「身代わりになってくれてありがとう」と手紙もくるそうだ。
このパックボット2台の他に、ウォーリアー2台。
ウォーリアーは100キロ以上のものを運ぶ能力があり
重いホースなどを運べるので『ロボット消防士』の役割を担えるらしい。
軍事ロボットとして賛否両論あるのかもしれないけれど、
今回のような放射能で危険な現場で活躍してくれるのなら…
日本も技術大国なんだから、
こんなロボットなどを世界の紛争地や災害地に派遣できるような国を目指してほしい。
でも近未来SF映画のようにロボットに支配されないよう注視しないと。
自動掃除機ルンバ
世界40カ国以上、400万を超える家庭で愛用される大ヒット製品です。
アイロボット社が開発し2002年に最初の機種を発表しました。
★3月31日追記
昨日の産経新聞1面「産経抄」というコラム欄より抜粋します。
雲仙普賢岳が噴火した後、危険区域の復旧工事で画期的な技術が導入され成功した。
当時普及していなかったGPS(衛星利用測位システム)を活用し、数キロ先の操作室からオペレーターが無人のトラックを走らせ、無人のショベルカーで石を取り除き、無人のブルドーザーで整地した。
プロジェクトに携わった技術者は、なぜこの技術を原発災害に生かそうとしないのかと嘆く。
残念ながら政府は、この技術者にもゼネコンにも何の問い合わせもしていない。