『京の手焼 鏡焼』
おかきの中で一番固い、たぶん。
あまりに固いからゆっくり噛んでじゅわ~と広がる漬け醤油の味が絶妙です。
まだネットでいろんな物事を調べるという習慣がなかったころ
このおかきに出会いました。
名前は認識してなくて、固いおかき。
美味しいねといったことを覚えていてくれて、
「ハイどうぞ」と紙袋差し出され、
「何?」
「あの固いやつ」
「あ~ わかった!ありがとう」
これで通じる品って、ある意味スゴイ。
ちょっと調べてみたら
京の老舗 鞍馬庵(藤澤永正堂)
昭和6年先々代の藤沢亀太郎が京都堀川三条付近にて創業したのが始まり
創業当時より「鞍馬石」に代表される堅焼のおかきを得意とする
代表菓「鏡焼」にて
・昭和48年 全国菓子博覧会大賞受賞
・昭和52年 全国菓子博覧会大臣賞受賞
・昭和59年 全国菓子博覧会無鑑査賞受賞
やっぱり知る人ぞ知る有名な商品だったのでした。