施福寺本堂内陣でアブにまとわりつかれ、
御本尊弥勒菩薩と脇侍文殊菩薩と十一面観世音菩薩を前にして
ゆっくり留まって居れなかった。
アブに追われ誘われるように次の方違大観音へ進んだ。
4年前にも一番気に入った仏像だったから、
早く長くみてたいからいいんだけど。
でもなんでアブ?
アブの漢字は 虻
虫の知らせはなんだったんだろう?
虻蜂とらず、とも云うし。気になるよね。
蚊はブーンと飛ぶから、虫偏に文となったと聞いたことありました。
では、虻はどうなんだろう?
「虻 由来」で検索したスクリーンショットです。
生薬の玉手箱というサイトには、
「わらしべ長者」を以下のように説明しています。
主人公である貧しい若者が、
なにげなくとらえたアブを藁しべで結び、
小枝の先につけて持って歩いているのを、
お金持ちの子供が欲しがったため、
みかん(一説に"こうじ")と交換します。
その後、さらに高価なものと次々に交換し、
最終的には若者が長者になるというお話。
もともと藁やアブにはあまり価値がありません。
しかし、福運を持ち合わせた人は、
藁しべやアブなどを持っているだけでも出世していくという
昔からの人生観を表しているものといわれています。
拙ブログで2013年にわらしべ長者について書いてます。
2013-09-04
あの時は、ワラしか認識してなくて、ワラの先のアブに気づいてなかった。
今回やっと、そのアブが目に留まりました。
虻の飛ぶ音がぼうなら、その漢字は 某、冒、 暴でもいいじゃない。
亡 を選んだのはなぜか?
「虻」亡は姿が見えないのイメージ、
小さくて姿が見えない虫のこと
いろいろ思いあぐねるに、
御本尊様のところでご挨拶し祈りをささげるのは、もういいよと、
次の方違さんへ導かれたのは、
「方位が変わる方違え、局面が変わるにあたり、
開運をサポートしていただきなさい」
というメッセージだと思うことにした。
2016年の記事で、今は奥の弁財天のところに、
元三大師とお不動さんと三体鎮座してました。
さて、方違大観音さん
凶の方角でも吉にする日本唯一の方違観音さま
人生の転機に開運へと導いてくださる観音さま
方違えのご利益を頂ける観音像は、
日本国内を探してもここだけだ と書かれてます。
紀の国・和泉国・河内国、この3つの国の境にある三国山とも書かれてた。
堺の三国ヶ丘にある方違神社は、和泉・河内と摂津の国の境目。
過去に記録残してます。
2020-05-26
2014-01-05
2014年1月には こう書いてました。
摂津、河内、和泉の3つの国が交わる境目の地であることに由来する堺。
境の地は三国山、三国の衢あるいは三国丘と呼ばれ、
どこの国にも属さない独自の霊力がある場所として神聖視されていました。
方角のない聖地と考えられたようです。
三国山が気になったので、次の検索ワードは「三国山」
→ つづく
★追記
虫の知らせで検索重ねてたら、
スピ系サイトに、超がっかりな見解が載ってました。
以下コピペ
虫の知らせ【アブ】
スズメバチと同様に、アブは悪いことの象徴とされる虫。夢占いでもアブはトラブルを呼ぶ虫だと考えられていることから、もし現実でアブに遭遇したらあなたにとって良くないことが迫っている虫の知らせです。
人間関係がこじれてしまったり、仕事で思わぬミスをしたり、好きな人に嫌われてしまったりなんてことも…。そういったトラブルが起きないように、普段から注意しておきましょう。