秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

おやひこさまの不思議★弥彦神社

2016-11-05 | 古代史のミステリー


10/27初めて越後一ノ宮弥彦神社を参拝しました。
以前からいつか行きたいと願ってました。

なかなか大阪から新潟へ旅する機会はありません。
同業者の皆さんも行ったことないと言われてました。



地図見るまで、弥彦山がこんな海岸べりにあるとは思いもよりませんでした。



交通網ご覧いただくとわかるように、なんかまっすぐ海岸線に平行してないのです。
新潟の平野の先に弥彦山がありその先は日本海で、対岸に佐渡島。
きっとフォッサマグナの地溝の動きと関係あるのかもしれません。
それよりも長岡の田中角栄の政治力でしょうか。


とりあえず新潟まで航空機で入りましたが、縦に長い新潟県を移動するのが大変。
旅の二日目、村上市からジャンボタクシーで弥彦村へ。

弥彦神社境内にものすごく立派な菊が4本、青いネットで保護されてたのを隙間から撮影


11/1からの菊まつりに備えて、菊の開花を調節されてるそうです。
菊まつりのポスター



社務所で丁寧にご説明いただき、限りある時間皆を待たせてたので撮影する時間無くなってしまった。


参道中ほどの神橋「玉の橋」
明治45年の弥彦大火で、門前町を始め正面鳥居からご本殿まですべて炎上し境内建築物全部が失われました。
唯一、神橋「玉の橋」だけが炎上の難を免れた明治の遺構だそうです。

もともと本殿は現在の宝物殿あたりにあったそうで、昔は南向き、現在は弥彦山を背にしています。




彌彦神社の祭神は天香山命(あめのかごやまのみこと)。
天照大御神の曾孫です。
神武東征に功績をたて、越の国開拓の命をうけ、漁業・製塩・農耕・酒造等越後産業文化の礎を築いたという。

稲作りや、越後ならではの酒造り、塩の作り方、網を使って魚を取る方法を指導、はたまた蛮族を平定もした。
越後の人々を見守って、助け導いて、
伊夜比古神(弥彦神)はおやひこさまと呼ばれて崇敬を受けています。

「弥彦の神」が片目で「海を渡って野積の 海岸に上陸し、越後を開拓した」との伝承があるそうです。
製鉄と関連付けられる大江山の酒呑童子の生まれが弥彦山 というのも「鉄」と関係ありそう。

酒呑童子は、弥彦周辺の岩室町和納、国上寺周辺の分水に出生伝説が地元に伝わり、今でも童子屋敷・童子田など地名や、自分の姿を映したという「鏡井戸」の井戸名としてその事跡を残しているそうです。




この天香山命は、元の名を高倉下命(たかくらじのみこと)

天孫降臨のときに紀伊の国の熊野に降り、神倉神社に祀られてました。

2014-07-08 ゴトビキ岩で思いもよらぬことが

2014-07-09 神倉神社★熊野の根本聖地である神倉山

あのとき、石段で足を滑らせ、もうちょっとですってんころりんが鳥居で助けてもらいました。
とてもありがたいお気に入りの神様でした。





高倉下命は、神武東征のとき、熊野の荒々しい神様の毒気で意識を失った神武天皇一行を霊剣で助けました。
高倉下命の献上した霊剣「ふつのみたま」により神武軍は蘇ったのです。
そして大和に神武天皇を案内して大和朝廷が成立し、越後の開拓の命令をうけました。
で、弥彦山の頂上を「神剣峰(みつるぎのみね)」って呼ぶのですね。

霊剣「ふつのみたま」といえば、大和の石上神宮、ここも大好きなお宮さんです。
彌彦神社は、宮中祭祀と同様鎮魂祭を行うことで有名なんだそうです。
このほかに鎮魂祭を行う神社は、石上神宮・島根の物部神社ですって。

祭神である天香語山命がニギハヤヒの子であるからなんでしょうか。




あとその他に、弥彦神社がちょっと違ってることは、
二礼四拍手一礼

出雲や宇佐と一緒ですね。
私の大好きな、富田林の美具久留御魂神社もそうです。


10 コメント

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来ましたね。 (りひと)
2016-11-06 17:06:58
追記楽しみにしておりました。
大江さんが関わるのも前回のお返事にありびっくりしましたよ。
本当大事な神社うららさま10/27に行かれたの嬉しいかぎりです。
そうそう三社の一つなのも気になりまいしたよね。

銅も関係するならなんとなくは理解できちゃいます。ご指摘ありがとうございます。また高崎でしたっけ?群馬方面にいく18号(観音番号の道)も色々大変なのも銅の関わりありそうですね。

お水がある時は今よりもっと山から隠岐の島へは楽に行けたのかもしれませんね。

大阪の上町台地ブラタモでやって頂き、奈良の葛城金剛山も含め尾張も地形的に考えるお水がないところこそ、大事な場所だったはずです。

こちらの神社もすぐ海ですし、634mもあるのですからそれは間違いなさそうですね。

今日長江から長柄で長柄と名前が変わってきているとの話が入ってきましたが、大枝から大江になったこの前の情報も合わせて気になります。
地形的には半島がとても大事なのと長江がまずあり、土木工事で埋めたてがありまたそれ故、橋がかかる。
そう考えると銅の神は主要なところに出てくるはずですよ。
タイミングでだけですがとても考えさせられました。ありがとうございました。
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りひとさんへ (ulala)
2016-11-07 14:33:14
新潟は米どころ、酒どころ、温泉もいいし、そして弥彦神社参拝で決まり!
お返事なってませんが、またチャンス作って出かけたいと思いました。

昔、嫁入りのことこし入れといいましたね。
こしは輿かも知れませんが、越だったら・・・
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なんとなく来年の課題かな? (りひと)
2017-12-26 22:19:16
弥彦やま色々きになってます。父と関係あると思ってましたけど、もう一人私の父みたいな方の関係がどうもありそうです。

でどうも探らずスルーに出来ずだったのでまずはこちらの関連記事へ。

火事とかで向きが変わったというのも妙に気になりました。山を背にするというのはいかに?
同じような場所あるんですけど道の付く神やっs犬関係するのかしら?どうも気になり過ぎる。
来年犬ですからね。東京には似ている神社ないのかなあ。神社よりも山から太陽を観察したいですね。佐渡方面は朝日かな?夕陽はどこへ色々考えてみます。地形から。それからじゃないと祭神や境内社のイメージが出来ないですね。1033
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大日如来 (りひと)
2018-04-24 08:55:26
ダイヤモンド富士って大日如来のように感じるんですよね。でね、お山がメインな時代があったし、いつの日かダイヤモン富士のように太陽がメインになってしまってそうです。

お山がないと朝日の神々しさは感じないはず。
弥彦さんの重要性はどこか?古代の山の信仰には太陽はもちろん関わるけどメインではなく山がメインでしょうね。朝日だとちょい戦い系に走るので夕日系のが安心。でどちらも共通するのがやっぱり山なのでしょうね。

オーケストラと同じで第一バイオリンの凄さもかんじますけど、それ以外の全てが協調して指揮者も関わり総合芸術が生まれる。

そう考えると太陽信仰や山信仰を単独で追うよりも総合芸術としての朝焼けや夕焼けを色や空気感で感じとった民族がいたらそれこそ日本人らしいですよね。

一点集中視線でなく、あくまでも俯瞰で全体の自然の調和を神や信仰だと考えた古代人がいたら素敵ですね。

そこに大日如来が現れるように思いますね。
前コメントの佐渡もありましたけど弥彦をどこから見るかで考えると佐渡って事もありそうですね。
向こうから来たら日本の神が弥彦に降臨したと思うでしょうね。けど降臨したわけではなく、元から弥彦のいたんですよね?きっと。
高天ヶ原もちょい気になってきますね。

如来信仰はどうも雰囲気や空気感を感じる信仰に繋がっていると面白いです。

犬とか鳥とか太陽とか山とか星とかそれぞれがみんながオーケストラのように奏でる雰囲気。

それを犬や鳥や太陽この辺りは少しキツイのでワントップだと信仰がそれちゃうように思います。日本的でない心の色模様。
今、そうなっちゃってるのかもしれませんね。
受け入れられる心がないとこの域には辿りつけないと思うのでレベルも高い信仰がありそうですね
2582
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りひとさんへ (ulala)
2018-04-25 11:26:46
どちらを向いて拝むか、ってとても気になりますよね。
家の玄関、その土地への入り口は地形図的にもいろいろ制約あるでしょうけれど。

本殿が火事で焼けて再建するときに拝む向き変えるってどういうことなんでしょう。
また、朝日も拝むか夕日かでも違うと思います。

大阪府と奈良県の境には山々が連なっています。
葛城山、金剛山の東麓に古代の葛城王朝?の名所旧跡、神社が点在しています。

葛城一言主神社の里宮が、金剛山山頂にある元宮を向いて拝むのは当然だし、高天彦神社も金剛山の山頂向いて拝みます。
しかしカモ族の、高鴨神社は山々を左にして北向きだと思います。
きっとなんかワケあるんじゃないと。
葬送の仕方、墓の形と同じぐらい民族の違いを感じてしまいます。
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葛城一言主 (りひと)
2018-07-15 19:19:19
あれ?ランキングで覗いたんですけど金剛山の元宮方面をみて参拝するんですね。そうあそこの映像を見て鳥居の向こう崖か階段の逆の方の光を向いているのかと思ってましたよ。

その当時もあちらから太陽が本殿に当たりそうな気がして。でどこ方向なのか?すっかり調べるの忘れてました。金剛山は相当視界が山で遮られますよね。で逆はまた開けてますけどワンクッション山がありその先は高市なんですよ。
な一陽来復というお守りも考えると、色々妄想しますよ。で来復も来福って勝手におもいこんでましたけど来復なんですね。
うちの車折のも見てみます。

なんか色々個人的のは見えてきましたよ。
弥彦と関係あるのか?分かりませんけど、父と叔父さんの間に弥彦命さんがいるとしたら水運も関係する村上源氏とムゲツ氏が候補に上がりますよ。犬飼さんも。これはこっちの勝手な個人的な事なのですけど、うららさまには関係あるかもしれないので伝えて起きますね。
太田氏もかなぁ?
そう大神の若宮さん(オオタタネコさんがいる所)は文殊菩薩と解釈されていた時代(鎌倉)もあったようです。で十一面さんとお地蔵さんはお寺に引越ししたみたいです。行ったお寺が聖林寺。お地蔵さんが法隆寺。どっちも父と関係ありそうです。で林なのですけど、この音もリンで如意輪のリンとも音では一緒。また父のキーワード。
林と輪ってのもリンという音で同じ所に繋がりそうです。

で聖林寺には大神神社の若宮行った際に絶対行こうと思ったんですけど本尊は十一面さんでなくお地蔵様なんですよね。
うちの相性としては地蔵+観音がやっぱり一番良さそうです。個人的で万人受けしないネタなんですけど、うららさまに何か響くといいなあ。
響かなければスルーで良いですからね。5762
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Unknown (りひと)
2019-09-23 22:33:40
天香〜神ってもしかしてコヤネ?ってちょっと思ってしまいました。コヤネさんとの縁がある方って意外とネットでは出会えないんですよ。東京にはミカヅチさんより結構いるんですけど。なんでかなあ?と。別名なってそうに感じるんですよね。奈良と新潟って結構レアケースですよね。面白いなあと。

で塩作りと言ったらフツって思うし、お酒って言ったら大神(オオミワ)や梅宮って思うし。コヤネは馬の乗り方とかだし。けどなんか繋がりそうに思うんですよね。

問題はフツノミタマは渡してしまってるんですね?
それは渡していいのか?最近思うんですけどコヤネがフツなんではないかな?と。天香〜神とふつのみたまをくっ付けると人格持つかな?剣に宿る魂が布都のみたまだとしたら天香〜神は剣?剣根付く神いるような?
その剣持っていた人格ある神ってどなたになるんでしょうね?剣授かるしたらスサノオあたりになりそうな?
スサノオじゃなかったら?
イヌ年も終わり、まもなく天災等の多いいのしし年も終わりますね。次は子年にはもう少し何か分かるんですかね。 ギズモあたりが分かってくるんでしょう。星なのか宇宙なのか?
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りひとさんへ (ulala)
2019-09-24 14:40:24
天児屋根命は、生まれ育った地の氏神さんである菅生神社の祭神です。

過去の記録からコピペすると
「河内国には天児屋根命を祖とする中臣氏が多数居住していて、その一族が菅生の地に本拠を構えてから菅生氏と名乗り、豪族としてこの地を支配。
天平18年、菅生朝臣の姓を賜わり検非使遺や神琴師になって朝廷に重用された。
その菅生朝臣が、祖神である天児屋根命を氏神として祀ったのが菅生神社の創始」

黒山の黒姫山古墳には剣がいっぱい埋まってたはず。
関心ないときは見学してもスルーしてますから。
あまり天児屋根命はピンとこないのです。

亥の大変、江戸時代に富士山噴火や大地震あった年。
今のところ大地震ではないけど、千葉の停電とか思いもかけない大被害で、地震や津波被害と同じですよね。

ほぼ4分の3が過ぎつつある2019年亥の年。
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Unknown (りひと)
2020-01-09 10:41:32
明けましておめでとうございます。
今あったま痛くてなおかつ機会系トラブルでヤバイ夢みるし、お邪魔なのかトラブルくるよって伝えてくれているのか?全く分からないんですけど今モヤモヤです。
色々とあり記事読めてないんですけど、ランキングで記憶あるのは覗いてみましたよ。
で自分のコメントみて当時を思い出してます。
最終コメント後からイノシシ年も終わりましたけど、国際的にも国内的にも大変な状況はエスカレートしてますよ。それから子の年もかなり自分としてはどう接点とっていいのか?分からずな年です。ただ実際はまだ節分前なのでゆっくり考えたいと思ってたらやっぱり最後の色々ゴタゴタしてきました。

けど本当ありがたいのは、困った時にいいインスピレーションを頂けるのがこちらでありまた今回もそうなりましたよ。菅生神社って知らないです。あと自分でこんな状態だから迷っていた事もなんと吹っ飛んでしまうくらいの情報も得られましたよ、ありがとうございます。

人間って一人では生きていけないし、弱ったら助けてくれる人が周りをみると出てくるんですよね。ただダメだ〜、ヤバいって下向いてたら一生隣にいても見つけられないならそんな時ほど見まわそうと思いましたよ。

当時よりも今のが多少は知識をあるはずですが、過去の自分が言う事も結構なんか面白く新鮮でありそうに思ったりもしたりします。

今年は火風の神社にお参りしてきました。で水神さん絡みでおまけに平家寄りなんですけどまさかの大吉が私じゃないんですけどね、すべき事をしたいんで。ただね、機会トラブルと夢が不吉で。滅入ってます。

こんな時はすべき事、やらなきゃいけない事をやってみます、惑わされずに。

ただその方向線が進むか逃げるかでも後で後悔しちゃんで情報のタイミングで判断して行こうと思います。

去年の色々な事を考えたら、まず屋根がありたまに晴れてくれさえすれば幸せですもん。電気使えなくても頭痛くても変な夢みても今呼吸して生きていたらそれだけで幸せと思えるようになりましたよ。

そうそう、アラジンの心の声にもすっかりハマってしまってます。言わないといけない事は言わないままじゃなくちゃんと言えるようになり、それがちゃんと筋が通ってればお金持ってない人でも地位や名誉がない人でも聞く耳を持って貰えるようなせ世界二なるといいですよね。

戦争で苦しむのは敗者だけではないはずで、勝者も筋が通っていなければ本人もまたその周りの方や子孫も苦しむ事をいい加減気付かないといけないですよね。

源氏は平氏に勝ってるけどそれなりに今苦労しているでしょうし、また平氏も負けた事で辛い思いも引きずってそうですし、部外者が関わってしまってればもっと大変でしょうし、本人たちだけじゃないはずです。

そう思うとお互いをリスペクトし合い争いを回避するような勝敗等を決めるような事件は無くしていかないとね。

そうしないとただ傍観しているだけでも相当な被害や死が出かねない。主張すべき事はいろんな立場の方がいう事とそれをちゃんと聞いて考えてから判断して欲しいですね。頭痛なんてこれから来る恐ろしさを考えたら屁の河童かもしれません。今生きているなら生きているなりに生きようと思います。

神でも古代でも生きようと思っても許されないまた無念の死を遂げた方々に恥ずかしくなく生きたいですよ。
父やギズモやもぐの想いがあればそれを載せて行きたいですもん。

鎌倉時代はとにかく面倒で避けてたんですけど、これからブームきちゃいそうですよね。争いをさせないくらいの八幡大菩薩出てくるなら大歓迎ですけどね。
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りひとさんへ (ulala)
2020-01-10 14:34:07
今年もよろしくお願いします。

体調はいかがですか?
うちのちびっこギャングのニャンコたちは
今週初めからギャーギャーうるさかったのに、一昨日夕方から落ち着いてます。

ところで明日は満月で半影月食ですね。
月はかに座にあり、太陽がある山羊座には多くの天体が集まるんだそうで異様な惑星配置らしいです。
ネット情報では、1/11から12にかけて世界の動きも日本の地震も心配だとのこと。
静観しましょう。
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