関西ローカル放送「ビーパップ・ハイヒール」先週放映は、
ボディランゲージのサブミリナル効果についてでした。
一つの実験。
ここにAとB、二つの箱があります。
AとBどちらを選んでいただいても結構です。
どちらを選びますか?
質問された人は例えばAを選びます。
ではなぜAを選びましたかと聞くと、何らかの理由付けをされます。
最初にどちらを選ぶかの質問をするときに、
ボディランゲージとして、さりげなく手で選ばせたい箱を指し示す。
さりげなくでいいのです。
視界の端で捕らえた質問者の手に誘導されてその箱を選ぶことが多いと。
あとで述べた理由で選んだわけではないらしい。
是非試してみてください。
新聞記事補足は、毎日2006/12/27朝刊によりますと、
注意力乱す新たな「サブリミナル」 邪魔はこっそりが効果
意識できない程度の弱い刺激(サブミリナル刺激)で
作業を邪魔すると、強い刺激で邪魔したときよりも作業効率が下がる。
ボストン大とハーバード大学の研究チームが発表し、
米科学学誌サイエンスに掲載されているそうです。
確かに日々の暮らしでも、低周波の音とか、目の端でチラチラ動くものが
やけに気なって集中できないことありますよね。
サブミリナル効果とは、
短時間の映像を見せることで被験者の行動を誘導すること。
つまり誘導も邪魔もこっそり、さりげなくが秘訣。
これがサブミリナル効果たるゆえんです。
ホントかウソか知りませんが、
映画の途中で時々コカコーラの映像を瞬時挟み込むと、
コーラの売り上げが大幅に増えると聞いたことがあります。
知らず知らずのうちに、日々流されている映像を見ているうちに、
まんまとサブミリナル効果に影響されている可能性あるということです。