9月後半は不失者「まぶしい いたずらな祈り」大阪・名古屋・東京ツアーとJAZZ非常階段の東京・名古屋公演という2大イベントが控えているが、その他に見逃せないライヴが開催されるので紹介したい。
グンジョーガクレヨン+高岡洋介(ペイント)
9月29日(土) 八丁堀七針 19:30開場/20:00開演
今年5月に2枚組ソロ・アルバム「inkuf」をリリースし、T.美川さんや中尾勘二さんをゲストに迎えて7月に開催されたレコ発ライヴも満員御礼だった異能ギタリスト組原正氏率いるジャパニーズ・ポストパンクの大御所グンジョーガクレヨンが久々のワンマン公演を行う。美術家の高岡洋介氏とのコラボレーション。この両者は2008年1月に共演しており、グンジョーのストイックな全方位即興と高岡氏のアクション・ペインティングが相まって都会の喧騒の中に”不条理の恐山”を出現させた。グンジョーの非ロック/非ジャズ/非現代音楽的演奏が前衛アートと見事な親和性を持っていることは記録映像をご覧いただければ分かるだろう。しかも今回は下町・八丁堀にポッカリ開いた異次元空間「七針」での公演である。どのような非日常次元が出現するのか予想がつかない。グンジョーガクレヨンは2011年に一度解散し今年5月に突如再結成されている。メンバーは1980年のオリジナル・メンバー5人のうちの3人、前田隆氏(b)、宮川篤志氏(ds)、組原正氏(g)。
Special Session feat. SALK (Daniel Buess + Kumiko Okamura)
9月24日(月) 阿佐ヶ谷Yellow Vision 19:30開場/20:00開演
出演:ダニエル・ブエス(perc, ds, noise, electro)、Kumiko Okamura (g, vo)、広瀬淳二(ts)、吉本裕美子 (g)
スイス・バーゼルを拠点に活動するドラマー/パーカッショニスト/エクスペリメンタル・ミュージシャンのダニエル・ブエス氏の来日公演。ブエス氏+Okamura嬢によるユニットSALKの他いろいろな組み合わせでの即興。ブエス氏は六本木SDLXで開催される「Jolt Japanese Australian Sonic Festival」などにも出演するが、Yellow Vision公演では何と言っても広瀬淳二氏との共演が見物。1990年代に大友良英氏のGround Zeroのメンバーとして衝撃を与えて以来、日本の前衛ジャズ/アヴァンギャルド・シーンを代表するベテランである広瀬氏は先日の福島でのノイズ電車に参加しアグレッシヴなプレイを見せてくれた。自作音響装置でのパフォーマンス色濃い演奏もするので、ブエス氏の多彩な演奏との激突が楽しめるに違いない。吉本嬢はアルトー・ビーツのワークショップで出会った美人ギタリスト。
長月の
秋の夜長は
ライヴ三昧
偶然にも組原氏と広瀬氏のデュオが11月17日入谷なってるハウスで決定した。日本の反主流シーンを歩む両巨頭の共演に今から興奮している。
グンジョーガクレヨン+高岡洋介(ペイント)
9月29日(土) 八丁堀七針 19:30開場/20:00開演
今年5月に2枚組ソロ・アルバム「inkuf」をリリースし、T.美川さんや中尾勘二さんをゲストに迎えて7月に開催されたレコ発ライヴも満員御礼だった異能ギタリスト組原正氏率いるジャパニーズ・ポストパンクの大御所グンジョーガクレヨンが久々のワンマン公演を行う。美術家の高岡洋介氏とのコラボレーション。この両者は2008年1月に共演しており、グンジョーのストイックな全方位即興と高岡氏のアクション・ペインティングが相まって都会の喧騒の中に”不条理の恐山”を出現させた。グンジョーの非ロック/非ジャズ/非現代音楽的演奏が前衛アートと見事な親和性を持っていることは記録映像をご覧いただければ分かるだろう。しかも今回は下町・八丁堀にポッカリ開いた異次元空間「七針」での公演である。どのような非日常次元が出現するのか予想がつかない。グンジョーガクレヨンは2011年に一度解散し今年5月に突如再結成されている。メンバーは1980年のオリジナル・メンバー5人のうちの3人、前田隆氏(b)、宮川篤志氏(ds)、組原正氏(g)。
Special Session feat. SALK (Daniel Buess + Kumiko Okamura)
9月24日(月) 阿佐ヶ谷Yellow Vision 19:30開場/20:00開演
出演:ダニエル・ブエス(perc, ds, noise, electro)、Kumiko Okamura (g, vo)、広瀬淳二(ts)、吉本裕美子 (g)
スイス・バーゼルを拠点に活動するドラマー/パーカッショニスト/エクスペリメンタル・ミュージシャンのダニエル・ブエス氏の来日公演。ブエス氏+Okamura嬢によるユニットSALKの他いろいろな組み合わせでの即興。ブエス氏は六本木SDLXで開催される「Jolt Japanese Australian Sonic Festival」などにも出演するが、Yellow Vision公演では何と言っても広瀬淳二氏との共演が見物。1990年代に大友良英氏のGround Zeroのメンバーとして衝撃を与えて以来、日本の前衛ジャズ/アヴァンギャルド・シーンを代表するベテランである広瀬氏は先日の福島でのノイズ電車に参加しアグレッシヴなプレイを見せてくれた。自作音響装置でのパフォーマンス色濃い演奏もするので、ブエス氏の多彩な演奏との激突が楽しめるに違いない。吉本嬢はアルトー・ビーツのワークショップで出会った美人ギタリスト。
長月の
秋の夜長は
ライヴ三昧
偶然にも組原氏と広瀬氏のデュオが11月17日入谷なってるハウスで決定した。日本の反主流シーンを歩む両巨頭の共演に今から興奮している。