A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

ぼくを苦悩させる6人のサックス吹きたち~レイシー/パーカー/レイク/ブライス/ディーン/コクスヒル

2014年01月05日 02時23分31秒 | 素晴らしき変態音楽


天気がいいのに初詣とレコ屋巡りをするくらいで、基本引きこもりの正月を過ごしているので脳内ブームの活性化はやむを得ない。唐突且つ根拠レス投稿シリーズ第三夜は、昨年12月の.es(ドットエス)体験以来、絶賛脳内ヘビロが止まらないサックスの音色に捧げたい。繰り返すが正月休みなので、大方コピペででっち上げた記事なので、間違いや嘘に関しては筆者が責を負うものではない。

●スティーヴ・レイシー(Steve Lacy、1934年7月23日 - 2004年6月4日)


アメリカ・ニューヨーク出身のジャズのソプラノ・サックス奏者。セシル・テイラー・カルテットで1957年、ニューポート・ジャズ・フェスティバルに出演した。1971年初頭、世界で初めて公式に「ポスト・フリー」という用語を用いた。1972年にパリに移住。デレク・ベイリーやハン・ベニンクやエヴァン・パーカー等と共にヨーロピアン・フリー・インプロヴィゼーションの中核として活躍。他に共演者はジョージ・ルイス、アレア等が挙げられる。ソプラノ・サックスのソロ演奏に感動した間章の招聘で1975年6月に初来日。




エヴァン・パーカー(Evan Shaw Parker、1944年4月5日 - )


英国ブリス トル生まれ。現代を代表する即興サックス奏者にして、フリー・イン プロヴィゼーションの先駆者の一人。その革新性はチャーリー・パーカー、ジョン・コルト レーンを凌駕すると言って過言ではない。とりわけ、サーキュラー・ブリージング(循環呼吸)とマ ルチフォニックス奏法を融合した超絶的なソプラノサックス・ソロでは、世界的に知られた存在 である。倍音のポリフォニーを巧みに操り、たった 一本のサックスから、音の粒子群が渦巻くよ うな サウンドスケープを現す、その演奏は比類なき魅力と驚異に満ちている。




オリヴァー・レイク(Oliver Lake、1942年9月14日 - )


アーカンサス州マリアナ生まれ。作曲家、詩人。彼は主にアルト・サックスの演奏で知られているが、ソプラノ・サックスやフルートも演奏する。1960年代はセント・ルイスで黒人の芸術家集団とともに活動していた。70年代ニューヨークのロフト・ジャズ・ムーヴメントの中心として活動し、1977年に、デヴィッド・マレイ、ジュリアス・ヘンフィル、ハミイェット・ブルイェットらとともに、ワールド・サキソフォン・カルテットを立ち上げる。現在ニュー・ジャージー州モントクレアに住んでいる。息子はジャズ・ドラマーのジーン・レイク(1966年1月12日生まれ)。




●アーサー・ブライス(Arthur Blythe、1940年5月7日 - )


カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。作曲家、アルト・サックス奏者。9歳でサックスを始め、10代半ばにR&Bバンドで活動。ジャズに目覚め、シカゴのAACMの西海岸版The Underground Musicians and Artists Association (UGMAA)に参加。70年代半ばにニューヨークに移り、チコ・ハミルトン、ギル・エヴァンス、レスター・ボウイ、ジャック・ディジョネット、マッコイ・タイナーと共演。1977年~87年コロンビア・レコードでリリースしたリーダー作は高く評価され、ポスト・バップの騎手として人気を集める。ジュリアス・ヘンフィルの後釜としてワールド・サキソフォン・カルテットに参加、2000年代は Savant Recordsの看板アーティスとして黒人パワー溢れる力作をリリースする。奥さんはカンサス生まれのジャズ&ブルース歌手クィーン・ベイ。




●エルトン・ディーン(Elton Dean、1945年10月28日 - 2006年2月8日)


英国ノッティンガム生まれ。幼少時にピアノとバイオリンを学び、18歳でサックスを始めた。1966年にロング・ジョン・ボールドリーと「ブルーソロジー」というバンドを作る。そのバンドのキーボーディストであるレグ・ドワイドは、ディーンとボールドリーの名前をいただいて、後に「エルトン・ジョン」と名乗ったというのは有名な逸話。ディーンはキース・ティペットとの活動やソフト・マシーンの「3rd」から「5th」までの録音に参加したことで、ロックファンの記憶に残る。ロル・コクスヒルと並び、英国前衛ジャズ界を代表するサックス奏者である。




ロル・コクスヒル(George Lowen Coxhill、1932年9月19日 - 2012年7月10日)


追悼。カンタベリー・ロック/フリー・インプロヴィゼーションの良心、ロル・コクスヒル様。⇒コチラ




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