A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【えいたそ改革論】Chapter4『ひまわり♀』伊藤咲子/SPEED/AKB48/FLOWER/東京女子流etc.

2015年07月23日 01時25分02秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


7月19日午前、気象庁は「関東甲信が梅雨明けしたとみられる」と発表した。平年より2日早い梅雨明けで、気温が35度を超える猛暑に突入、唯でさえ直射日光と湿気に弱いレコードヲタは、三連休のアナログ・セールに足を運ぶこともできず、自宅待機を決め込んだ。「お疲れー今日も暑いよな!ところで明日レコ屋に行かねえ?一緒に」と誘ってくれるリア充レコ助&レコガールなど望むべくもなく、「ちっとも羨ましくなんかないんだぁ~ 引きこもりでも楽しいもんっ!!」と"ノットボッチ...夏"宣言し、先週届いたばかりの『でんぱジャック -World Wide Akihabara-』のDVDを冷房の効いたリビングで558分連続で観て愉快な海の日を過ごした。



とはいうもののせっかく夏の太陽がさんさんさんと照らしてくださるのに、その恩恵に預からないのは、びしょ濡れメンタルさながらの号泣スタンプに違いない、とおてんとSUMMERの中に飛び出そうとした、その瞬間、でんぱ組.incの最新シングル「おつかれサマー」でえいたそ☆成瀬瑛美さんが歌う"アイコンはひまわり"という名ゼリフを思い出し、急遽ひまわり画像を求めて立ち往生することと相成った。



思えばでんぱ組の太陽であるえいたそにとって最もふさわしい花は「ひまわり」以外に在り得ない。たとえ「黄色」がでんぱ組としてのデフォルトに過ぎず、えいたその好きな色が「オレンジ」だとしても、太陽に向かって凛と広がるひまわりの堂々とした花弁は、世界のトキメキを一手に引き受けるえいたそのマキシマリズム(最大主義)のアイコンに他ならない。



猿から人類へ進化する過程で、初めてひまわりを目にした類人猿は、その大きさと堂々とした姿に畏怖の念を抱いたに違いない。キャッ!と叫んで木の上に戻った者もいるかもしれない。しかし、好奇心からひまわり畑に近づき大きな花弁に顔を寄せた者も少なくなかろう。そしてひまわりが決して危険な人喰い植物ではなく、身も心も明るくしてくれるポジティヴパワーの源だと知ったことで、人類の進化が促されたことは間違いない。太陽の花=SUNFLOWERと名付けた欧米人は勿論、世界中でひまわりが太陽神信仰のアイコンである事実がそれを物語っている。



ひまわりを歌う者は、その神秘のパワーを信じ肖(あやか)ろうとしているに違いない。ひまわりソングを研究すれば、えいたそ☆成瀬瑛美さんの陽性パワーの秘密が明らかになるかもしれない。花がでっかいだけに、ひまわりに心酔するアーティストやミュージシャンは世界各地に数多いので、♂♀(男女)別に2回に分けて徹底的に検証することにしよう。

第1回『アイコンはひまわり♀(雌蕊)』

●伊藤咲子「ひまわり娘」


伊藤 咲子(いとう さきこ、本名:千葉咲子、1958年4月2日 - )は、日本の女性歌手。愛称はサッコ。東京都出身。堀越高等学校卒業。オーディションTV番組『スター誕生! 』での優勝を経て、1974年「ひまわり娘」で歌手デビューを果たす。「木枯らしの二人」「乙女のワルツ」「きみ可愛いね」などヒット曲を次々と飛ばした。現在も同窓会/夢コンサートなどで“ひまわり隊"(ファンクラブ)からの熱い声援を受けながら活躍中。

モーニング娘。より20数年も早く『娘』を名乗ったひまわり女子。サッコの顔をを知らなくてもこの曲は知っていた。生れも育ちも東京だが、父母が結婚した山形を自分の故郷と語る彼女は、"アニメマンガ田舎で憧れていた"えいたそと似たメンタリティを持っていた。「イルカに乗った少年」城みちると交際歴あり。




●SPEED「ヒマワリ -Growing Sunflower-」


SPEEDの17枚目のシングル。2010年4月21日リリース、前作「S.P.D.」以来約11ヶ月振りのシングル。タイトル曲はTBS系情報バラエティ番組『王様のブランチ』の2010年4~5月のエンディングテーマ。オリコン週間9位。

1992年に沖縄アクターズスクール出身小中学生でデビューし、ミリオンヒットを多数生んだヴォーカル&ダンス・グループSPEEDは、2000年3月に解散。2008年に完全復活し、紅白歌合戦を始め再度活躍。その渦中にひまわりソングをリリースしたことは、太陽神に肖って復活のパワーアップを狙ったに違いない。そのおかげで全国ツアーと9年ぶりのニューアルバムをリリースしたが、太陽パワーもそこまで、2013年4月8日新垣仁絵の脱退で2度目の解散。




●AKB48「向日葵」


AKB48 ひまわり組 1st Stage「僕の太陽」公演 公演期間:2007年7月1日 - 11月30日 収録メンバー(20名)秋元才加・板野友美・大島麻衣・大島優子・小野恵令奈・河西智美・小嶋陽菜・佐藤夏希・篠田麻里子・高橋みなみ・中西里菜・野呂佳代・前田敦子・増田有華・峯岸みなみ・宮澤佐江。

AKBには疎いのでハッキリ言えないが、どうやら活動初期に秋葉原AKB劇場で上演されていた演目の中の楽曲らしい。ひまわり組には現在の有力メンバーが多数参加している。ひまわりパワーがAKB大ブレイクの元になったとは言えないだろうか。




●Flower「太陽と向日葵」


E-girlsのメンバーとしても活動する平均年17歳(2013年時)の9人組EXILE系ガールズ・ユニット、Flowerの通算5枚目となるシングル。同じくE-girlsのメンバーとして活動するHappinessが同日発売するシングルとの連動企画。2013年8月7日リリース。

さんさん太陽とアイコンひまわりを兼ねた楽曲でマキシマムえいたそ先生を意識したとは思わないが、ディーヴァ&ダンスでいわゆるアイドルとの差別化を図るEXILE女子までが太陽信仰していることに、日のいづる国日本の伝統を感じる。




●東京女子流「ヒマワリと星屑 -English Version-」


2010年10月6日リリース、5人組ガールズグループ“東京女子流”の4th SINGLE。若手人気俳優・溝端淳平主演、全国170館以上の劇場で公開の映画「君が踊る、夏」の応援隊に決定し、全国でのプロモーションを実施した。2014年秋にはサンフランシスコで開催された イベント「J-POP SUMMIT」 で英語詞バージョンで会場を沸かせた。

今年1月「アーティスト宣言」をしてアイドル・イベントには出演しない方針を打ち出してアイドルヲタ界に衝撃をもたらしたTOKYO GIRLS' STYLEも向日葵パワーの信仰者だった。本当にアイドルフェスに出ていないのか?と思って調べたらTIFには名前がない。有言実行に向日葵様のご加護がありますように。




●The Weepies「Sunflower」(ウィーピーズ)


アメリカ・マサチューセッツ州ケンブリッジ出身。2001年にそれぞれSSWとして活動していたデブ・タランとシュティーヴ・タンネンが出会い、その日にデュオを結成。2003年CDデビュー以来5枚のアルバムをリリース。「Sunflower」は最新作『Siren』に収録。

自らの音楽を「subtly intoxicating folk-pop微陶酔性フォークポップ」と称するおしどり夫婦デュオ。アルバム・タイトルは『幸福 Happiness』(2003)、『私はあなた Say I Am You』(2006)、『愛の隠れ家 Hideaway』(2008)、『ワクワクさせて Be My Thrill』(2010)、『恋のサイレン Sirens』(2015) とラブラブぶりをアピール。爽やかなアコースティックソングは、真夏の涼風となって向日葵畑を吹き抜ける。



ひまわり♀
何故か海外は
少ないです

●SUNFLOWER BEAN (サンフラワー・ビーン)


2013年8月ニューヨーク・ブルックリンで結成された3人組。メンバーはジュリア・カミング(vo,b)、ニッル・キヴレン(vo,g)、ジェイコブ・フェイバー(ds)。VUからブラック・サバスまで引き合いに評される"デジタル・エイジの為のネオ・サイケデリック・ロック"バンド。

ヴェルヴェッツとクラウトロックとノーウェイヴを養分にして咲いた大輪の花の種。ブロンドショートのジュリアは正に筆者好み。キム・ゴードンばりのベースプレイも萌えポイント。気が弱そうな男子との絡みも良。インディーロックはUKよりもUSの方が面白そう。


SUNFLOWER BEAN bandcamp
コメント
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