A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

青山ベルコモンズでパンクスが暴れてます。

2008年12月11日 00時10分19秒 | お気に入りの場所
青山のランドマークといえばベルコモンズ。
場所を説明するのに「外苑前からベルコモの角を曲がって‥…」と伝えたり、待ち合わせ場所にしたり。一際目立つお洒落なファッション・スポットという印象は昔から変わっていない。
ベルコモンズが建築されたのは少なくとも30年以上前なのだ。それ以来一貫して青山の名物ビルであった。
6Fにイベントホールがあって1978年にはフリクションを前座とした裸のラリーズのコンサートが行なわれている。他にもプラスチックスやP-モデルのライヴもあった。私は80年代初頭セックス・ピストルズなんかのフィルム・コンサートを観に行った覚えがある。
今のようにリキッドルームやブリッツや渋谷AXなどのライヴハウスがない頃、ベルコモンズはファッションだけじゃなくカルチャーの震源地でもあったのだ。
青山ベルコモンズ HP

ベルコモで
お茶して行こう
ラリーズへ

今日フリンジブーツの女の子をベルコモの前で見かけた。らっきー!



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セレブ通りを鼻歌交じりで。。。

2008年12月10日 00時02分08秒 | ありきたりな日常
会社の往復に渋谷から青山一丁目まで歩いていることは以前書いた。
最近は青山通り沿いではなく、一本北側の裏通りを歩くことが多い。人も車も少ないし、ゆったりとした時間を感じることが出来て心地よい。
しかし表参道の骨董通りを左に入るこの道、注意して見るとかなりセレブな通りなのだ。ゴルチェ、カルティエ、プラダ、オメガ等の高級ブランドの直営店があり、それ以外にもお洒落なブティックが並ぶ。そんなセレブ通りを、中央線古着ファッションの私が歩いていいのだろうか。ちょっとした劣等感に苛まれるこの頃である。

ブランドは
縁がないのよ
古着好き

いつの日かビシッと決めてブランド・ショップに乗り込んでみたいものだ(嘘)。


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ゆらゆら帝国@新木場 Studio Coast 2008.12.7(sun)

2008年12月09日 00時23分15秒 | 素晴らしき変態音楽
名古屋、大阪と廻ってきたゆら帝の"LIVE 2008 WINTER"のツアー・ファイナル。
Studio Coastは超満員、熱気がこの冬一番の寒さを吹き飛ばす。オープニングでDJ光という人がDJをすると聞いたので、ボアダムスのEYEちゃんの別ユニットDJ光光光(ピカピカピカ)を思い出した。勿論別人だったけどセンスのいい選曲でゆら帝の登場を待ちわびるオーディエンスの気持ちを盛り上げる。
10分押しでメンバーが何気なくふらっと登場。観客は一瞬虚をつかれたが、すぐに大歓声。坂本氏は黒の七部袖のTシャツに赤いパンタロン。亀川氏は全身黒尽くめ。柴田氏はボーダーのTシャツ。
「あ、どーも」という坂本慎太郎氏のMCで「砂のお城」で静かめにスタート。2曲目の「男は不安定」はイントロが新しくなっていて一瞬新曲かと思った。ダウナーからアッパーへ自在に繰り広げられるゆら帝の手の中で思うがままに転がされるオーディエンス。
「無い!」まではブレイクなしに一気に演奏。ブレイクの後は久しぶりの「わかってほしい」からさらにテンションを上げてくる。後半はモッシュも起こるほどの盛り上がり大会。いつもながら「ロボットでした」のフリークアウト・パートと混沌とした「3x3x3」には意識が吹き飛ばされるかのような快感を味わう。最高潮に達した後、「最後に1曲やります」とのMCでプレイした曲は今までライヴでは聴いたことのない歌い上げるバラードで「ゆらゆら帝国で考え中」のシングルに収録の「パイオニア」だ。こりゃまたレアなエンディング。やられた。
音が物凄く良いなと思ったらPAはピース・スタジオの中村宗一郎氏が操っていた。
100分に亘って異能の世界にどっぷりと耽溺した。やっぱりワンマンに限るねゆら帝は。

Set List: 1.砂のお城 2.男は不安定 3.ソフトに死んでいる 4.順番には逆らえない 5.何となく夢を 6.船(インスト) 7.できない 8.あえて抵抗しない(マラカス・ヴァージョン) 9.美しい 10.学校へ行ってきます 11.侵入 12.無い 13.わかってほしい 14.すべるバー 15.夜行性の生き物三匹 16.つきぬけた 17.ロボットでした(前半タンバリン) 18.3x3x3(前半マラカス) 19.パイオニア

ゆらゆらと
ゆらゆら帝国
泳いでる

12/30に2008 FINALがリキッド・ルームであるのだが、その日は灰野さんのオールナイトなんだよな~。



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ATOMIC@新宿ピットイン 2008.12.6 (sat)

2008年12月08日 00時14分36秒 | 素晴らしき変態音楽
ノルウェー出身の新鋭ジャズ・クインテットがアトミック。もう3度目の来日になるが私は観るのは初めてだ。
デヴィッド・マレイの時ほどじゃないがピットインは立ち見も出る盛況ぶり。若い観客が多く、この北欧の新世代ユニットには日本でも新世代のオーディエンスが呼応していることが判る。
メンバーはフレデリク・ユンクヴィスト(Ts,Cl)、マグヌス・ブルー(Tp)、ホーヴァル・ヴィーク(P)、 インゲブリグト・ホーケル・フラーテン(B)、ポール・ニルセン・ラヴ(Ds)。ドラムのポール・ニルセン・ラヴは先日ペーター・ブロッツマンとも来日した実力派。
60年代のフリージャズの奔放さやマイルス・デイヴィス・クインテットのスマートな感性を現代に活かし、ヨーロピアン・フリー・インプロヴィゼーションの要素も振りかけた非常に濃密かつ開放的な演奏を繰り広げる。室内楽的ポスト・フリージャズとでも呼べばいいのだろうか。
複雑なテーマがあって、特に2管のアヴァンギャルドなソロに恍惚となり、また次々に展開して魅せる。ピアノのホーヴァルのプレイはどこかクラシカルな上品さがあって美しい。ニルセン・ラヴのドラムの凄さは筆舌に尽くしがたい。タムタムなしの最小限のセットで全く飽きさせないドラミングを見せる。全員相当な手だれである。テクニックがあるのは勿論、自由度の高い柔軟なセンスの持ち主でもある。
北欧ならではのクールネスも感じさせ私は鼻風邪のことも忘れて心の底から楽しんだ。

アトミック
新世代の
マイルスか

彼らは3枚組のCDを2種類含み4年間で4作のアルバムをリリースしている。メンバーのセッション・アルバムも数多い。それだけ創造力に満ち溢れていることの証であろう。


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風邪に気をつけよう

2008年12月07日 01時25分58秒 | 健康について
鼻風邪を引いてしまった。
昼間ランニングをして、暑かったので半袖で走り、家へ帰ったらシャワーを浴びて下着のままでストレッチをした。その後ラーメンを食べていたら、鼻水が止まらなくなってしまった。もう夏ではないのだ。今日なんて真冬並みの気温だったのに無理をしたのがいけなかった。
そんな中新宿ピットインへライヴを観に行った。今日はゆら帝のライヴだ。早く寝て風邪なんか直してしまおう。

鼻水は
ハンカチで拭く
それがいい

身体を鍛えるつもりで病気になってちゃしょうもない。


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ライオネス飛鳥のキャンディー!?

2008年12月06日 00時13分30秒 | どーでもいいけど
物心ついた頃からあるライオネス・コーヒー・キャンディー。
先日英語の絵本を読んでいてライオネスが"雌ライオン"のことだと知った。ライオン菓子というメーカーが作っているのでそういう名称になったのだな。何となくロマンティックなイメージを持っていたのでまさに「へえ~」だった。
そういえば女子プロレスラーに"ライオネス飛鳥"という人がいたな。長与千種と組んで"クラッシュギャルズ"として80年代一世を風靡したものだ。なるほどね。雌ライオンか。納得。
コーヒー・キャンディーのほうは昔と殆ど変わらない装丁で現在も販売されているそうだ。CMの歌も懐かしいな~。
「アナタニモちぇるしーアゲタイ」というのもあったね。
ライオン菓子 HP

ライオネス
ホントは怖い
雌ライオン

懐かCM



関係ないけどライオネル・リッチー。これも懐かしいな~。



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大人の女の魅力全開~諏訪内晶子「impressions THE BEST OF SUWANAI」

2008年12月05日 00時13分17秒 | こんな音楽も聴くんです
資生堂の新化粧品"リバイタルグラナス"のTV CMで鈴木京香さん、モデルのマイコさんと共演し、ヴァイオリンを奏でているのが諏訪内晶子さんだ。
クレジットが出ないので最初は誰のヴァイオリンだろうと思ったが、その情熱的でいて上品な音色は深く心に刺さった。
1990年に若干18歳でチャイコフスキー国際コンクールで優勝してから18年。年齢も倍の36歳になりその清楚な美しさに大人の色気が加わった。
このCDは5年ぶりのベスト・アルバム。ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ラヴェル、バッハ、チャイコフスキーなどの名曲を凛とした艶っぽい音色で奏でる彼女の姿を想像するだけで身体が熱くなってくる。初回盤にはカレンダーが付いていて目を楽しませてくれる。

諏訪内は
タバコは吸わない
当たり前

嗚呼ヴァイオリンになって優しくいたぶって欲しい。



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絢香×上原ひろみ@FNS歌謡祭 2008.12.3(wed)

2008年12月04日 00時10分03秒 | ラジオやテレビのこと
今年で35年目を迎えるフジテレビ恒例の年末番組「FNS歌謡祭」を久々に観た。
ポップス・アーティストとジャズやクラシックのアーティストとのコラボレーションが数組あった。
その中でも凄かったのは絢香と上原ひろみの共演だ。ヒット曲「おかえり」をひろみちゃんが編曲、ジャジーなフレーズが所々出てくるスリリングなアレンジに生まれ変わった。絢香ちゃんの歌唱力は定評のあるところだし、ひろみちゃんのパワフルなピアノと互角に張り合って緊張感のある演奏だった。ひろみちゃんもソロでは椅子から立ち上がるほどの熱演。
間違いなくこの番組のベスト・パフォーマンスだったと思う。

ひろみちゃん
絢香ちゃんとも
息が合う

番組は過去の懐かし映像が充実していて面白かった。



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蝉のジャズ~ジジキ「TZITZIKI」

2008年12月03日 00時05分02秒 | 素晴らしき変態音楽
ジジキとはギリシャ語で蝉の意味だそうだ。
このCDは1995,96年に吉祥寺のManda-la2に於けるジジキのライヴ・レコーディングである。私はこのバンドのことを先日新宿JAMで観て初めて知ったのだが、実は結構歴史のあるユニットだったわけだ。
メンバーは日本のアンダーグラウンド・ミュージック界の猛者達である。
シェシズ、DNJ、ピジンコンボ、みみのこと等の西村卓也(el-b)、コンポステラ、マヘル・シャラル・ハシュ・バズ、梅津和時BAND等の中尾勘二(ts,tb)、パンゴ、裸のラリーズ、コンポステラ、A-MUSIK等の久下恵生(ds)、シェシズ、ノイズ、マヘル・シャラル・ハシュ・バズ等の工藤冬里(key)の4人。彼等の経歴を辿るだけで日本の70年代終わりからのマイナー・シーンを俯瞰できる。
ジジキはインストゥルメンタル・ジャズ・ロック・バンドである。このCDには5・6分の曲が12曲72分収録され、たっぷりと彼等の世界に浸ることが出来る。一言で言えばフェイク・ジャズ。偽者臭さがユニークな個性となっている。特に冬里氏のエレピが特徴的。コンポステラやシェシズ、マヘルなどの影響が随所に見られるところはご愛嬌。フリージャズになりきれないところがロック出身のメンバーならでは。曲名も「まちかね」「四面道」「月に群雲」「中杉通りのハンコ屋さん」など独特の風情を感じさせる。
限定500枚、手作りジャケットなのでこの手の音楽に興味のある人はいち早く手に入れた方が良い。amazonでもタワー、HMVでも買える。

蝉が鳴く
七日で死んじゃう
ミュージシャン

こんなに硬派な工藤冬里氏の演奏が聴けるのはこのバンドだけだと思う。

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未来は明るい~Hair Stylistics 「Welcome to the Future」

2008年12月02日 00時10分39秒 | 素晴らしき変態音楽
月刊ヘア・スタイリスティックスの第8弾。
今回中原氏はミニマル・ミュージックという意味ではなく"最小限の"という意味でミニマルな電子音楽を展開している。「未来へようこそ」というタイトルだが、音的にはシュトックハウゼンやクセナキス、或いは武満徹や湯浅譲二などが1950~60年代の初期電子音楽期に追求したようなシンプルな音響を思わせる。主旋律を奏でるのはオシレーターのキュイーンという可愛い電子音。それが頭の中を蠢動し、爆発することのないノイズが空間に散逸する。聴き終えて晴れやかな気分になる官能的な世界だ。ワビサビのノイズ・ワールドと言って良かろうか。
スタジオ・ボイスの最新号の高橋源一郎氏との対談では、「文筆活動は止めた」と断筆宣言をしている。あれほど嫌がっていた文壇とは縁を切って音楽に集中していくという。
このCDに漲る澄み切った風景には、中原氏の清々した明るい気持ちが投影されているのかもしれない。本人作成のオブジェを使ったジャケットも陽気な一枚。

ぴゅーんぴゅん
ぎゅいーんががが
ぴろぴろぴー

確かに彼の最近のライヴ活動は活発になっている。


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