A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

日本のハードコアの草分け~奇形児「1982-1994」

2010年01月21日 00時37分23秒 | 素晴らしき変態音楽
「奇形児」とはハードコア・パンクでしかあり得ないバンド名だ。

1982年ADKレーベルからソノシートでデビュー。以降ソノシートやEPを発表すると共に、解散/再結成を繰り返してきた。
そのサウンドは80年代アンダーグラウンドの香りの濃い情念的で捩じれたもの。特にベヴィなリフを繰り返すベースが凄い。「煩悶」「孤独のワルツ」「白痴」「PRESSURE」「HYPOCHONDERIA」「気狂い病院」「奴隷志願」といった曲名からも強烈なイメージが伝わるだろう。
最近だと2008年に再結成したらしいが現在も活動しているかどうかは不明。

あの時代
過激さ競った
ハードコア

私も「サリドマイド」というハードコア・バンドを構想していた。結局やらなかったが。

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Merzbow 「13 Japanese Birds」完結

2010年01月20日 00時43分19秒 | 素晴らしき変態音楽
2009年1月から始まったメルツバウの「13の日本の鳥」シリーズが完結した。2010年2月までの予定だったのだが、一足早く最後のVol.13が届いた。

毎月1作ずつレコーディングしリリースするというスタイルで、この一年間秋田昌美氏はこのシリーズの制作に専念していた模様だ。
オリヴィエ・メシアンの「鳥のカタログ」に影響を受けたというが、作品タイトルと音の間には相関関係はない。ひたすらメルツバウらしいエレクトロニクス+ドラムスによる破壊的なノイズ・ワールドが繰り広げられるのみである。

アルバム・タイトルは1.雀 2.梟(ふくろう) 3.百合鴎 4.鴉(からす) 5.鶉(うずら) 6.鴨 7.孔雀鳩 8.黒鳥 9.鵯(ひよどり) 10.鶏 11.白鷺 12.燕 13.矮鶏(ちゃぼ)。この13枚がバンブー特製ボックスに収まると壮観である。

メルツバウがまたひとつ金字塔を打ち立てた。

完結だ
日本の鳥が
大集合

月刊リリースは楽しい。また誰かがやってくれないかなぁ。

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浅川マキさんが逝っちゃった

2010年01月19日 00時44分54秒 | こんな音楽も聴くんです
1月17日夜、公演先の名古屋のホテルで浅川マキさんが死亡しているのが発見された。享年67歳、死因は急性心不全だという。

1968年に歌手デビュー。その後寺山修司氏のプロデュースでアルバムをリリース、全身黒尽くめの衣装で女の悲哀をブルースやジャズに乗せて呟くように歌う独特なスタイルは1970年代「アングラの女王」の異名を取る人気を博した。

アルバムを20枚近くリリースしたが、私は1980年の「ONE」というアルバムが好きだ。川端民生(b)、山下洋輔(p)、近藤等則(tp)、山内テツ(b)という面子によるフリージャズをバックに歌うマキさんの佇まいはアングラの香りがプンプン漂う魅力的なものだ。

このブログによく登場する新宿ゴールデン街のバー「裏窓」の店名はマキさんのアルバム・タイトルから取られている。きっと今頃は急遽追悼の会が開かれていることだろう。

灰野さんと一度共演してもらいたかったが実現不可能になってしまった。
私自身マキさんのライヴは観たことがない。

遂に落つ
黒の女王よ
安らかに

心より追悼の意を表します。

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サイケ・ロック共同体~ヤホワ13「ゴッド・アンド・ヘアー」

2010年01月18日 00時13分13秒 | 素晴らしき変態音楽
Disk Unionで1998年に限定発売されたYa Ho Wha 13のCD Boxを中古で購入した。

ヤホワ13は1960年代後半カリフォルニアで結成された音楽宗教団体である。Father Yodという指導者の説教は音楽として信者の間に配布された。そのためプレス枚数も限られており、入手は非常に困難だった。
その音源を日本のキャプテントリップ・レコードがCD化し13枚組のBox Setとしてリリースした。当時は世界中のサイケデリック・ロック・ファンの間で高く評価されたものである。
その音楽性は「フリー・ロック」とも呼べるもので、延々と繰り広げられるアシッド・ジャムに乗せてFather Yodの電波系のヴォーカルが雄叫びをあげるというグラス臭のプンプンするものである。ずっと聴いているとYodの宇宙に漂うようなトリップ感を感じることが出来る。
昨年亡くなったザ・シーズのスカイ・サクソンもメンバーのひとりだった。

師の教え
伝えて行くよ
いつまでも

LPサイズのブ厚いBoxはこの知られざる団体の存在の異様さを象徴している。

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フランス人の見た日本~LFK

2010年01月17日 00時53分30秒 | インターネットの世界
MySpaceのフレンドでフランス人のLFKという人がいる。

R&B/Hip Hopのミュージシャンであり、フィルム/ビデオ制作・監督、音楽プロデューサーでもある多才な人である。
現在は日本に在住しているらしく「Love Japan」というタイトルで、新宿、原宿、新橋、汐留、お台場などを1~2分程度のショート・ビデオにして発信している。
プロ顔負けの編集技術と宇多田ヒカルなどメジャーなJ-PopをBGMにしたビデオは、とてもクールで欧米人の見た日本像を象徴しているようで面白い。
是非フレンドになってそのユニークな世界に触れてもらいたい。
LFK MySpace

ジャポニズム
感性違う
欧米人

何気ない風景も切り口により新鮮に感じられるという好例だ。
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Hair Stylistics × ブッダマシーン@渋谷HMV 2010.1.15(fri)

2010年01月16日 00時12分52秒 | 素晴らしき変態音楽
ブッダマシーンという機械がある。電子オルゴールのようなもので、数種類のループ音が内蔵されていて、音量/ピッチを変えて再生できる。この度、ブッダマシーンの最新モデル「グリズリズム」が発売になった。スロッビング・グリッスルが音源を制作したというインダストリアル・サウンドのブッダマシーンだ。

この発売を記念して、ヘアスタが「グリズリズム」を使ったミニ・ライヴを渋谷HMV2Fイベントスペースで行なった。観覧自由だったため、最初はまばらだった観客も最終的には50人近く集まった。

「グリズリズム」には外部端子が付いていないが、オフィシャル・ホームページにヘッドフォン端子の取り付け方が掲載されている。それに従って改造した「グリズリズム」を駆使してヘアスタとスログリが合体したかのような30分の演奏を繰り広げた。
ライヴのあとにはこの日限定のヘアスタCD-Rの即売(何と4種類もあった。とんだ散財だ)と中原氏のサイン会があった。

「グリズリズム」は私も一台購入したが、音がもろスログリで面白い。主に歯磨きのBGMに流している。

ヘアスタの
CD-Rは
面白い

新年最初のライヴが無料のインストア・ライヴというのもまた一興だ。

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史上最低のレコード~The Gerogerigegege「昭和-SHOWA-」

2010年01月15日 01時17分58秒 | 素晴らしき変態音楽
変態ノイズ・ユニット、ゲロゲリゲゲゲの2nd LP「昭和-SHOWA-」を手に入れた。昭和天皇のポートレイトのジャケットがとても印象的な作品である。
しかしその内容たるや、最初と最後に音の悪い「君が代」の演奏がちょっとあるだけで、あとはひたすら男女の性行為の模様を延々収録したとんでもないアルバムだった。発禁になったのもジャケットの所為だけではない。

最低の
バンドはゲロゲリ
ゲゲゲなり

もう二度と聴くことはないだろう。
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釈ちゃんが結婚!!

2010年01月14日 00時41分57秒 | ラジオやテレビのこと
朝のワイドショーやスポーツ新聞で報じられたが、釈由美子ちゃんが同い年の獣医さんと6月にも結婚する可能性が高いらしい。
個人的にはショックだが、相手が芸能人じゃなくて堅気の人だったから良かった。写真を見たが、ミスチルの桜井和寿そっくりのイケメン先生だった。
きっかけは釈ちゃんの飼っているワンちゃんの診察だったとのこと。ペットが取りなす縁だった訳だ。
報知新聞記事

釈ちゃんの
ウェディングドレスは
純白で

彼女も結婚適齢期。幸せを祈りたい。

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「忙しい」は禁句

2010年01月13日 00時08分07秒 | ありきたりな日常
私の場合、昼間の会社の仕事よりも、夜帰宅してからの方がやることが多い。
ヤフオクで出品した商品のコンビニからの発送、マイスぺのブログへのコメント、溜まったCDやDVDの視聴、そしてこのブログの執筆。ゆっくりテレビなど観ている暇はないのである。
だから多少ブログが手抜きでも許して下さい。

「忙しい」
心を失う
慣用句

レジデンツの1stを聴きながら書いているのだが、ボーナス・トラック満載で楽しい。
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夢日記

2010年01月12日 00時45分56秒 | ありきたりな日常
昨日の本棚作りがよほど疲れたのか今日はよく寝た。
朝食を取ってから寝て、昼飯を食べたのは3時頃。夕方また寝てしまった。寝過ぎると寝ることに飽きてくる。
それに夢を見ることが嫌になってくる。最初のうちは幸せな夢だが、だんだん悪夢を見るようになるのだ。
夢日記をつけると面白い,という話を聞いたことがある。毎日見た夢を思い出せるだけ書き出してゆくのだ。そうすると自分で夢をコントロール出来るようになるという。面倒くさくて実行したことはないが。

睡眠で
一日無駄に
過ごしたよ

こんな日も必要だ。
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