A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

ジェームス・チャンス&ザ・コントーションズ他@恵比寿リキッドルーム 10.5.29(wed)

2010年05月21日 01時16分35秒 | 素晴らしき変態音楽
1970年代後半ニューヨーク・アンダーグラウンド・ロック・シーンにセンセーションを巻き起こしたノー・ニューヨーク一派の代表格、ジェームス・チャンス率いるザ・コントーションズの2回目の日本ツアー。前回から5年ぶりの来日だ。

前回の会場は代官山ユニットで競演はReck、中村達也、大友良英のトリオ。今回はフリクションとの競演だから似たようなものであるが、会場が広くなった分、オーディエンスの熱狂度は低下した気がした。それとも2度目だからか。8割の入りだった。

最初にオープニング・アクトのSady&Madyが登場。ツイン・ドラム、ベースレスのユニークな編成だが音楽的には割りと普通だった。

続いてフリクション。この編成のフリクションを観るのは6回目くらいになるだろうか。相変わらずテンションの高い演奏はカッコいい。全7曲中聴いたことのない曲も4曲ほどやったので、レパートリーを増やしているようだ。切れ味鋭い中村氏のドラムはやっぱりロックはこうじゃなくっちゃね、という気にさせる。Reck氏のギター・パートも兼ねたベース・プレイ、言葉を吐き捨てるようなヴォーカルも定番だ。驚きの少ない分貫禄を感じさせるステージだった。

そしてザ・コントーションズの登場。白いタキシードにリーゼントのジェームス・チャンス(vo,as,org)を中心にts,g,b,dsの5人組。ノー・ニューヨーク時代と変わらぬ尖がりまくった演奏に狂喜乱舞。ヴォーカルが30年前と殆ど変わっていないのに驚く。そして独特のフリーキーなサックスに感涙。もう60歳近いとは思えないパンキッシュな佇まいが嬉しい。もしかしたら前回の来日よりも良かったかも。強力なファンク・ビートに刺激的なスライド・ギターと割と正統派のテナーがバックを固め、ジェームスが暴れまわる。変態ぶりもほどほどで、この程度の方が心に刺さるようだ。気持ちの良い80分だった。

30年
月日を忘れて
マインド・ブロウ

とにかく現役感溢れる姿が素晴らしかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界初、ロボットが立会人の結婚式。

2010年05月20日 00時28分03秒 | トレンド・ウォッチング
日本人は欧米人よりもロボットに対しての思い入れが強いと言われているそうなんだけれども、まあそれは個人的には否定はしないわけなんだけどもそんな中、世界初のロボットが立会人、神父役を勤める結婚式がとりおこなわれたのだそうだ。

なんでもこの2人、新郎の奈良先端科学技術大学院大学の柴田智広さんとヒューマノイドロボット開発会社、「ココロ」勤務の新婦の井上聡子さんは、ロボットを通じて知り合ったとかで、正真正銘のロボットが取り持つ縁だったわけで、立会人となったロボットはココロが開発した案内ロボット「I-Fairy(アイ フェアリー)」。
I-Fairyは、1月開催の「International CES 2010」で初披露した、身振り手振りを交えて案内ができるロボット。身長135cmで、台座部の旋回を含め計9軸を有する。脚は付いているが、歩行することはできない。価格は630万円で、製作した5台のうちすでに2台を販売しているという(レンタルは行っていない)。

ロボットが
祝福するよ
ウェディング

次は人間とロボットの結婚だ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インドネシアのガールズGS=Dara Puspita

2010年05月19日 00時43分27秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
Disk Unionのメルマガでインドネシアのオール・ガールズ・バンド、ダラ・プスピータのベスト盤が入荷したことを知り、早速会社帰りにUnionに寄ってみた。

Dara Puspitaとは「Flower Girls」の意味で、インドネシアでは1960年代に絶大な人気を誇ったという。あのスカルノ大統領もファンだったらしい。

このCDは彼女たちの1966~68年の4枚のアルバム(内1枚は10"ミニ・アルバム)からの選曲で、オールディーズやビートルズの影響の濃い、というかもろパクリのオリジナル曲や、エコーやファズを効かせたサイケデリックな曲が収録されており、かの地の60年代の熱い息吹を感じることが出来る。インドネシア語のヴォーカルがとてもエキゾチックで良い。GSファン、ガールズ・ガレージ・ファンにお薦めの一枚。

南国の
花娘たちは
暴走し

40%offセールをやっていたのでついでにメルツバウばかり6枚も買ってしまった。とんだ散財だ。安かったけど。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

iPadと広島弁

2010年05月18日 00時36分45秒 | インターネットの世界
動画ネタ。
iPadの説明動画に広島弁で同時通訳をつけたもの。笑えます。



iPad
一気に身近に
感じられるわい

最新テクノロジーも方言の前には形無しじゃ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みさちゃんのこと JOJO広重ブログ2008~2010

2010年05月17日 00時56分20秒 | 書物について
非常階段のJOJO広重さんのブログのエピソードの抜粋を収めた文庫本。

JOJOさんのブログは毎日更新されており、私がこのブログを書くのにも大きな影響を与えた。内容的には音楽や映画、文学については勿論、氏の人生の中に織り込まれた友情や恋などの想い出も克明に描かれており、日本を代表するノイジシャンであり、トレカの鑑定家であり、占い師である氏の含蓄に溢れた秀逸な内容になっている。
JOJO広重ブログ

今ならアルケミー・ミュージック・ストアのオンライン・ショップで送料無料、特典の別カバー付で購入できる。ノイズに興味の無い人にもお薦めの優しさと慈愛に満ちたエッセイである。
アルケミーミュージックストア

ノイジシャン
雑音しか作れない
訳じゃない

私もブログを頑張らなきゃ、と決意を新たにした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤング・ミュージック・ショー

2010年05月16日 01時57分23秒 | 懐かしき想い出
1970年代に青春を過ごしたロック・ファンならきっと覚えている筈のNHKのロック番組「ヤング・ミュージック・ショー」。

MTVなどまだ無い時代に、ロック・ミュージシャンのライヴ演奏を1時間近く放映する画期的な番組だった。当然ゴールデンタイムでは無く平日の夕方の中途半端な時間に放映された。しかも不定期、というかゲリラ的なペースで放映され、たまたまNHKでの告知か新聞のテレビ欄で見つけない限り観ることは出来ないという人騒がせな番組だった。

私の記憶に残っているのはキッスの日本公演、クリス・スペディングのギターがカッコよかったブライアン・フェリーのスタジオ・ライヴ、悪名高いベイ・シティ・ローラーズの口パク・ライヴ、やたら人数の多かったアース・ウインド&ファイアーのライヴ、そして何故か印象的だったスーパートランプのスタジオ・ライヴだ。

まだロック・バンドの編成も詳しく知らない中学生時代に観たスーパートランプのステージはギターが3人位居て、そのうち一人は大して演奏もせずステージをうろつくばかりだったのを覚えている。なんか一人暇そうで可哀想だな、と思ったが、それがベーシストだったと知るのは数ヶ月後だった。

現在NHKアーカイブスとしてBSでNHKの古い番組がリバイバル放映されている。先日キッスのヤング・ミュージック・ショーをやっていたらしい。他のアーティストも是非放映して欲しいと思うのは私だけではないだろう。

若者の為の番組だ
NHKは素晴らしい

権利関係が複雑なのだろうが、DVD化も望まれる。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

けいおん!!

2010年05月15日 04時08分07秒 | ラジオやテレビのこと
オリコンで1,2位を取ったね。甘酸っぱくて可愛くてサイコーだよね。



軽音で
磨いた腕は
錆び付いた

ギターの弦も錆びている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キム・ヨナ選手歌手デビュー。

2010年05月14日 01時14分00秒 | トレンド・ウォッチング
バンクーバー五輪フィギュア・スケート金メダルのキム・ヨナ選手は、韓国のアイドルグループ「ビッグバン」とともに、サッカー・ワールド・カップの応援歌「勝利の叫び(The Shouts of Reds part2)」で歌手デビューを果たした。

歌も結構うまいらしい。いずれは、アイドルでデビューしてもいけそうだという。
最近は、熱愛報道や週刊現代でのセミヌードも話題になったキム・ヨナ。
日本のみんなも結局夢中ってことだよね。

真央ちゃんも
アイドル・デビュー
すればいい

スケートしながら歌う「光源氏」スタイルは如何か。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Amino Acid Orchestra+灰野敬二@秋葉原Goodman 10.5.11(tue)

2010年05月13日 00時44分24秒 | 灰野敬二さんのこと
シンガポールの新鋭Amino Acid Orchestraのジャパン・ツアー「Monsoon Howler」東京篇、初日は秋葉原 Club Goodmanで灰野さんとの共演だ。Orchestraといっても3人組で、しかも一人は空港で入国できず送還されてしまった(!)ということで2人組でのツアーになった。
観に行く予定は無かったのだが、灰野さんが彼等との共演を楽しみにしている、という情報と、仕事が早めに終わったので出掛けることにした。

ザイ・クーニンがギターとヴォーカル、ファズ・リーがギターとドラムス。まずはふたりでの演奏。ザイの骨太なギターとリヴァース・エフェクターを使ったファズのギターの絡みが面白い。シンガポールという南国でこのようなアヴァンギャルドな音楽が育まれてきたことが素晴らしい。

続いて灰野さんと共演。基本的にメジャーコードで明るい雰囲気のOrchestraの演奏に「闇の司祭」灰野さんがどう絡んでいくかに興味があったが、初めは違和感があったものの、お互いの手の内が分かるにつれて息が合ってきて、南国風リズムに爆音ギターが唸りまくる怒濤の展開に。ザイもフルアコ・ボディーのエピフォンのギターで、灰野さん以上にラウドに弾きまくる。
途中から灰野さんは発振器やドラムマシーン、フルートを奏でるが、圧巻はスタンディングでハーディーガーディーを弾いた場面だった。この楽器をここまでロックに弾きこなせるのは灰野さんしかいない。これが観られただけでも来た甲斐があったというものだ。最後は3人ともギターで、灰野さんは弦を切っても弾き続ける。とても珍しいものを観れた90分だった。

楽屋では嬉しそうな灰野さんの姿が。開口一番「今日来て良かっただろう!」。先日共演した山川冬樹氏も来ており、始終上機嫌な灰野さんだった。ザイは前の奥さんが日本人で、日本には10回以上も来たことがあるそう。その割には日本語は初来日のファズの方が上手いのだが。

南国の
ノリに喜ぶ
灰野さん

の火曜日で動員は少なかったが、印象的な共演だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母は強し

2010年05月12日 00時59分16秒 | インターネットの世界
久々の動物動画ネタ。
木に登って降りられない小熊を母熊はどうやって救ったか。スイスの動物園にて。



母の愛
何にも負けぬ
強きもの

母熊の名前は「ビョーク」というそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする