おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ところ変われば…

2008年12月24日 | Weblog

午前6時の気温はマイナス5度。
ふっかふかの雪が、20~30センチは降ったでしょうか。
文字通りのホ、ホ、ホ、ホワイトクリスマスぅ!!
オーストラリアからやって来た「ビキニにビーサンのクリスマスしか知らない子供たち」は、大喜びでしょうなぁ~


きのうは午後から島牧村に行って参りました。
我が家からは、片道約100キロの長い道のりでした。
札幌行くのとほぼ同じ、島牧村は遠いのじゃ。

ハニーさんの父方の従兄弟に当たる方の通夜でした。
あまりに若く、しかも急なことで、式場は悲しみにくれてました。
世の中、なかなか順番どおりに行きませんね。
憎まれっ子世にはばかり、よき人は夭折するのでござりましょうか。

死因は、冠状動脈不全とか。
卓球大会の試合中に倒れたのだそうです。
39歳は、あまりに若いです。

通夜で驚いたのは2点。
読経の中、お焼香のお盆が回ってきますが、あちこちでカラン、コロンと音がする。
そうこうしていると、前に座っている女性たちが、ごそごそなにやら取り出しはじめる。

お焼香のお盆が近づいて、ようやく分かったのですが、焼香のとき、小銭をお盆に入れているのです。
ハニーさんに聞いたら、「10円玉」だとか。

「ご香料」と書かれた、小さなポケットが、お焼香のお盆にくっついていて、そこにお金を入れてるのです。
で、カラン、コロン。
札幌では、ついぞ目にしたことのない光景でした。

そういえば、おぢの母と従兄弟の葬儀のとき、ハニーさんが「10円…」とか言ってたのを思い出しました。
この習慣は、初めての経験でした。
北海道内、全国各地はどのようなことになっておるのでしょうかね?

もうひとつ驚いたのが、葬儀委員長を勤めた村長。
これがペーパーなしで、故人の履歴やらなにやらを、弁舌爽やかに語っておりました。
弁舌爽やかと言っても、ペラペラしゃべるわけではなくて、悲しみをたたえた表情で、しかもこれがなかなかいい声なのです。

顔はなんちゅうことにないおやじで、政治的手腕も知りませぬが、へぇ~ってかんじ。
はっきり言って、ボンボン麻生とは比較にならぬご立派な政治家の印象じゃったのです。
こんな村長なら、次期選挙も当選間違いなし!!
余計なことですがね。

写真は、我が家の醤油。
醤油を買うと、必ずこんな感じで小分けいたしまする。
使うまで冷蔵庫でしっかり保管。
こうすると500ミリの醤油も、けっこう最後までおいしくおいしくいただけます。

それでも一番最後に使うやつは、酸化していて、あんまりおいしくありませんけどね。
食卓に置きっぱなしだったり、500ミリボトルのまま使ってると、ソッコー酸化しておいしくなくなって、もったいない。
醤油の消費の少ない核家族には、この方法はお勧めです。
プラの容器は、札幌の業務用食料品店「キャロット」に併設してるお店で、名前は忘れましたが「業務用雑貨のお店」で売ってますです、ハイ。