グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

霧のツアー続行中!

2019年08月01日 | ツアー
連日、山の霧が続いています。

昨日のツアーは、2組のご家族と裏砂漠へ!

みなさん、霧と風の裏砂漠を堪能中です😀

ビックリしたのが、ご両親と一緒に飛んだ、7歳のK君のジャンプ力!

この状態までは「揃った〜!」と思って見ていたのですが…

ご両親が着底してからも頑張るK君!

滞空時間の長さに、ビックリしました!(驚)

そして“ジオロックガーデン”では、新たに“ワニ”を見つけてくれました!

指差している部分が、ワニの目です。
(確かにワニにしか見えない…😀)

また“怖い顔のウサギ”という評価の多いこの岩は…

「ウサギじゃなくて、カメレオンに見える」との意見で…

お母さんが“カメレオンの舌”を再現!

親子で作品作り、良いですね〜😀

これ以外にも…

元気に飛び回り、たくさん見つけてくれました!

一方、もう1組のご家族の、ご両親より背の高い中学1年生は「生き物が大好き」とのことで…


“生命の森・樹海”で、ツヤツヤのカミキリムシ(ノコギリカミキリ)を、見つけて教えてくれました。

2匹いたとのこと。(なかなか見かけない虫なので、嬉しかったです😀)

トウモロコシのような形の実をつける“イズオホソバテンナンショウ”を見ながら「家でこの仲間を育てているんです」との発言も!

地味〜なシダの仲間も、熱心に写真撮影していました。

「ツアーの楽しみ方って、本当に何通りもあるなぁ」と、あらためて思いました。

ところで前回、あまり綺麗な写真が撮れなかった地面に転がっているミノムシですが…

調べたらまたまた、中に虫が入っているものがいました。

で、昨日は、しっかり撮影!

“変な顔”に見える体の模様…オオミノガだと思いますが、どうでしょうか?
なんで地面に転がっているのかは「?」なままでしたが、とりあえず踏まれないように道の脇にどけておきました。

そして、今日のツアーは、2組のご家族と三原山の麓の1986年溶岩まで。
1組は、今年5月に裏砂漠半日ツアーに参加してくれたリピーターの方々です。

前回が霧の裏砂漠だったので、今回は三原山を歩きにいらしたそうですが、三原山は…

霧の向こう(^◇^;)

でも“踏切ごっこ”を繰り返しながら、楽しそうに歩くみなさんでした😀


山には登らず、麓の溶岩地帯でゆっくりお茶を飲み…


時々チラッと姿を現す三原山を眺めました。


一番高い所に登っていく4歳。

「ライオンキングタイプだね」というお母さんの言葉に、妙に納得した私でした(笑)

子供達は落ちていた小枝で、シャボン玉に戦いを挑んでいました。

とっても楽しそうでした〜😀

女の子が、こんなシーンを見つけて教えてくれました。

ミミズなどの死骸を食べる、森の掃除屋“オオヒラタシデムシ”がカタツムリを食べていました。
生きている個体を襲ったのではなく、(多分人間に)踏み潰されてしまったものを食べていたようです。

…ということで2日間、涼しい三原山で楽しい時間を過ごしました。

ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

(かな)




コメント
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