グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

夏巡検3日間

2019年08月11日 | ツアー
3日間、K中学・高校地学部の中学1年生〜高校1年生28名(+顧問の先生2名)の巡検ガイドに行ってきました。

8月9日(金)
船到着後、一番最初に歩いたのは…

灼熱の地層大切断面を、端から端まで(笑)

トウシキ海岸にもキャンプ場から歩いて降りました。

海水とマグマが接して起きるさまざまな出来事を、観察に来たのですが…

台風の大波が打ち寄せる海の方が、人気だったような気もします(笑)


その後“筆島海岸”へ移動。

みんなどんどん、砂地の奥へ!(😀

多分普通の人(?)はあまり注目しないであろう遊歩道脇の地層を、熱心に観察する学生さん達でした。

そして…

「最も綺麗な丸になっている石をさがそう!と、火山豆石探し💕


こんなまん丸、見つかりました!

お見事😀


8月10日(土)
路線バスを乗り継ぎ、火口〜裏砂漠を回る1日コースへ!

ホルニトと呼ばれる3角の塚が大人気!


火口では「地球を感じる!」という生徒さんのツブヤキが嬉しかったです😀


面白い形の石がどうやってできたか考えたり…


“スケール”」代わりになるために、すかさず岩に駆け寄ったりで…

さすが地学部!と思いました。

太陽が照つけるとても暑い日で、途中で離脱した生徒さんもいましたが、結局のところ全員無事歩けてホッとしました。


8月11日(日曜)
バスを降り、歩いて元町溶岩流へ。


交代で溶岩流に飲み込まれた木の跡(溶岩樹型)を交代で撮影。


その後も歩いて砂防ダムへ。

数人がどんどん歩いて奥に行くので「何をするのだろう?」と思ったら、砂防ダムの全体像を写真に撮っていました!
(熱心さに感動💕)

溶岩が流れてきて…


木を巻き込んで…


「溶岩樹型」ができる劇も演じられていました!

面白い!

長根岬。

みんな先端まで歩きたそうだったけれど、台風の波が怖くて控えめに(・_・;

赤っぱげ。

高温酸化で、赤くなった丘で観察。

最後に数10万年前の古い火山の残骸を見に。


ここでも「地層より海」派がいたような…(笑)

でも、楽しそうで何よりでした😀

とても暑い3日間でしたが、無事に合宿を終了できて本当に良かったです。

自分たちでどんどん観察し、積極的に質問してくれるので、楽しく過ごすことができました。

またいつか、大島で会えるといいなぁ〜と密かに思っています😀

(かな)



コメント
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