(一社)屋久島アカデミーの小原さんに声をかけていただいて、オンラインを活用した仮想市民大学の「屋久島大学」プロジェクトの皆さんと、青森の奥入瀬(おいらせ)渓流とブナの森を歩いてきました。(「屋久島大学」プロジェクトはこちら)
2日間とも、奥入瀬自然観光資源研究会(おいけん)のガイドツアーに参加するプログラム。(おいけんHPはこちら)
2016年に発刊された「奥入瀬自然史博物館」の本を読んでから、その考え方に共感し、「いつかツアーに参加したい!」と思っていたので、声をかけてもらったのはとてもありがたかったです。
一日目午後からの奥入瀬渓流ツアーは、メインガイドは丹羽さん、サブで川村さんも同行してくれました。(おいけんのガイド紹介ページはこちら)
最初に拠点施設の「奥入瀬渓流館」に行って、この日のコースの説明を受けました。
十和田湖を作った巨大噴火のカルデラ壁が決壊し、大洪水が大地を削ってできたU字型の渓谷が、奥入瀬渓流なのだそう。
十和田湖からの上流、中流、下流で異なる植生が見られる全長14km、高低差約200mのなだらかなコース。
車で移動しながら、途中の見所で降りつつ、全行程を見せてくれるとのこと。
(ちなみに上の写真にある「ランブリング」とは、観察したり発見したりしながら、のんびり歩くことを言うそうです)
おいけん発行のフィールドガイドブックが、ズラッと棚に並んでいたのも見事でした!
野草、樹木、シダ、コケ、きのこなど。
特にきのこは、季節ごとに3分冊があって、表紙を全部並べると、奥入瀬渓流の断面図の形になっているとの事!(すごいこだわり!)
フィールドに出て最初に驚いたのは、バスなどが通る車両の多い車道のすぐ横に奥入瀬渓流があるのに、国立公園の特別保護地区だと言う事でした。(現在、車道と歩道を分ける計画が進行中とのこと)
なので、例えば滝の横で車を止めると
滝の流れを、車の中から楽しめました!
これも、車の中から撮った写真です。こんなの初めて😳
紅葉が綺麗な場所を見つけたら、その場所に車を止めて降りられるので、
美しい紅葉の“色”や、
“水の流れ”など、
伊豆大島にはない環境を、めいっぱい堪能しました!
様々な形、大きさの滝も、いっぱいあり
それぞれが、素敵でした。(素敵な滝の写真の撮り方も教えてもらいました)
折り返し地点は、渓流が流れ出す十和田湖。
帰路は、コケや様々な直物の観察をしながらの、のんびりウォーキング。
大雨の時にも、渓流に流れる水の量が安定しているため、渓流の石にコケなどが生える景色ができているそう。
落ち葉が貯まるところには、太陽の光が取り込めないので、コケが生えないという観察の視点も教えてもらい
コケの聖地・屋久島をフィールドにする皆さんと、日没ギリギリまで観察して歩きました。
ガイドの丹羽さんの、シダ愛❤️溢れる解説で、リョウメンシダの美しさに気づかされました。
伊豆大島にはない環境が、とても楽しい一日でした。
(明後日に続く)
(かな)
2日間とも、奥入瀬自然観光資源研究会(おいけん)のガイドツアーに参加するプログラム。(おいけんHPはこちら)
2016年に発刊された「奥入瀬自然史博物館」の本を読んでから、その考え方に共感し、「いつかツアーに参加したい!」と思っていたので、声をかけてもらったのはとてもありがたかったです。
一日目午後からの奥入瀬渓流ツアーは、メインガイドは丹羽さん、サブで川村さんも同行してくれました。(おいけんのガイド紹介ページはこちら)
最初に拠点施設の「奥入瀬渓流館」に行って、この日のコースの説明を受けました。
十和田湖を作った巨大噴火のカルデラ壁が決壊し、大洪水が大地を削ってできたU字型の渓谷が、奥入瀬渓流なのだそう。
十和田湖からの上流、中流、下流で異なる植生が見られる全長14km、高低差約200mのなだらかなコース。
車で移動しながら、途中の見所で降りつつ、全行程を見せてくれるとのこと。
(ちなみに上の写真にある「ランブリング」とは、観察したり発見したりしながら、のんびり歩くことを言うそうです)
おいけん発行のフィールドガイドブックが、ズラッと棚に並んでいたのも見事でした!
野草、樹木、シダ、コケ、きのこなど。
特にきのこは、季節ごとに3分冊があって、表紙を全部並べると、奥入瀬渓流の断面図の形になっているとの事!(すごいこだわり!)
フィールドに出て最初に驚いたのは、バスなどが通る車両の多い車道のすぐ横に奥入瀬渓流があるのに、国立公園の特別保護地区だと言う事でした。(現在、車道と歩道を分ける計画が進行中とのこと)
なので、例えば滝の横で車を止めると
滝の流れを、車の中から楽しめました!
これも、車の中から撮った写真です。こんなの初めて😳
紅葉が綺麗な場所を見つけたら、その場所に車を止めて降りられるので、
美しい紅葉の“色”や、
“水の流れ”など、
伊豆大島にはない環境を、めいっぱい堪能しました!
様々な形、大きさの滝も、いっぱいあり
それぞれが、素敵でした。(素敵な滝の写真の撮り方も教えてもらいました)
折り返し地点は、渓流が流れ出す十和田湖。
帰路は、コケや様々な直物の観察をしながらの、のんびりウォーキング。
大雨の時にも、渓流に流れる水の量が安定しているため、渓流の石にコケなどが生える景色ができているそう。
落ち葉が貯まるところには、太陽の光が取り込めないので、コケが生えないという観察の視点も教えてもらい
コケの聖地・屋久島をフィールドにする皆さんと、日没ギリギリまで観察して歩きました。
ガイドの丹羽さんの、シダ愛❤️溢れる解説で、リョウメンシダの美しさに気づかされました。
伊豆大島にはない環境が、とても楽しい一日でした。
(明後日に続く)
(かな)