グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

漫画取材1日目

2023年05月17日 | ツアー
一昨日〜今日まで、取材でいらした漫画家&編集者の方と、火山、森、集落、海を歩いてきました。

今日は、取材1日目で見た風景の報告です。

雨上がりで、三原山に雲がかかっていたため、森や海岸、人が暮らす地域を歩こうと決めました。
最初に訪ねたのは、岡田港の集落内にある八幡神社。

最初にお客様が見つけてくれたのが、堂々たるカタツムリでした。

「大きい〜!」と、みんなで観察したのですが、その後、鳥居にも

枯れ葉の上にも

別の木の幹にも、次々にカタツムリが見つかりました。

溶岩を積んだ石垣の穴(気泡)の中に収まりそうな、小さな個体まで!

さらに、ヒモミノガ(カタツムリの右横にいるヒモみたいなミノムシ)と、キセルガイ(右端にいる細長い貝)が並んでいるという、あまり見たことがない光景も!

石垣の上のコンクリートには、キセルガイが何匹も這っていました。

いくら雨上がりとはいえ、陸生貝の密度の濃さにビックリしました😲

社の奥の木の幹には、フウトウカズラの紐のような花がゴージャスに垂れ下がり

とても目立っていました!

龍が出てくる(かもしれない)ファンタジー漫画のイメージづくりのため、伊豆大島を取材するとのことだったので、様々な環境を訪ね、

久しぶりに、こんな風景も眺めました!

ヘビの鱗のようなコケを紹介したり

逆にお客様が、怪獣のような(?)木の根や

妖精の輪っかのようなコケを見つけて、教えてくれたり

と、すでにファンタジーの世界へ💖😊

お客様は「水滴好きで、逆光好き」とのことで、こんな景色も「綺麗ですよ〜」と教えてくれました。

オオシマハイネズが生える海岸に行ったときは

「葉っぱの形で、丸くない水滴が見られるのが面白い」とも。

「確かにガラス細工みたいだな」と思いました😊

オオバエゴノキの花の“白い絨毯”や

“花の天井”も楽しみました!


黒砂の海岸に流れ着いた流木を見たときは、お客様が「良い流木ですねえ」と。

こういう流木に絵を描いていたのだそうです😊

盛り沢山すぎるので、今日はもうやめますが、お客様の“発見する目”と感性のおかげで、とても楽しい1日でした。

取材ツアー、まだまだ続きます!

(かな)
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