グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ジャストタイミングの日

2016年11月22日 | ツアー
今日は朝8時スタートで、裏砂漠を目指して歩いて来ました。

本当はフルコースツアーの予定でしたが、歩き出す直前まで雨が降っていたので『雨でもより楽しめるコース』に行くことになったのです。

2名のお客様に長靴とレインウェアをお貸しして、濃い霧の森へ。


頭上ではオオモミジが赤く色づいて、目を楽しませてくれました。

歩いていれば少しは霧が晴れるかと思いましたが、ずっと濃霧のまま…

プリプリの「出てきたばかり」という感じのきのこがカワイカッタです(^_^)


もちろん「霧ならでは」の雰囲気を楽しみ…(^_^)


「何もない景色を撮りたい」というお客様の希望で、こんな写真も撮りました(^_^)


この後いつものごとく、地面に寝転がって空を見上げていたら…

雲が薄くなって、青空が見えました!

「山が見えてる!」というお客様の声がして、振り向くと…

三原山が山頂まで、しっかり姿を現していました!

白い霧が早いスピードで動き回り、黒い大地の色を塗り替えていきます。

ドキドキするほど素敵な光景でした(^▽^)

しかしこの直後、お客様から「あ、雲が来た」と言う声が…

白い霧が低い方からどんどん上がってきて、再び景色を隠して行きました。

で…ジャンプ写真は雲の中(笑)

でも、裏砂漠にいた数分だけ霧が晴れて山が見える…というジャストタイミングは素晴らしかったです(感謝)

帰りは再び、真っ白な霧の中を歩いて森へ。

女心をときめかせるキラキラ発見(^▽^)

お客様は、葉の裏にいるカメムシまで見つけて教えてくれました。

私にはなかなか認識できないカメムシでした。
(お客様の目の好さに驚きました)

「少し明るくなって来ましたね」と言い合いながら霧の森を歩いていたら、突然太陽の光が森を照らしました。

スポットライトのような白い光が、そこかしこに差し込んで、息をのむ美しさでした。

細かい霧が光に照らされて浮かび上がり“白い光”を作っていました。


でもそれは一瞬で、森の中はあっという間に“普通の(?)木漏れ日”に変化しました。


森を抜けたら雲1つ無い青空が広がっていました。

森に注がれた何本ものスポットライトは、霧の直後だからこそ鮮明だったのかもしれません。
またまたジャストタイミング!(^▽^)

さて、山を下りてから、お客様の「晴れてる海を見たい」という希望で、砂の浜へ。
(昨日は雨の中を、レンタカーで回られていたとのこと)

長靴をそのまま履いてもらい、波打ち際で遊びました(^▽^)


波が作った段差を上り下りするのも長靴なら全然OK(^▽^)


お客様は「段差の縁を崩しながら(?)走る」という遊びを考案されていました。


とても楽しい1日でした(^▽^)

(カナ)


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