昨年夏から秋にかけて、自宅玄関横の手すりに巣を張って、4つも卵を産んだナガコガネグモ。
126日間の観察の中で、1度もオスの姿を見なかったので、卵嚢の中の卵は無精卵で腐ってしまうだろうと思っていました。
母グモの姿が消えたのは、昨年10月24日。
卵嚢を守るように張り巡らされていたクモの糸は(写真は昨年12月3日)
だんだん少なくなり、1本の太い糸のようになって卵嚢を繋いでいました。
細い糸を撚り合わせて、丈夫な太い糸を作った感じです。
今年の3月9日。
卵嚢は4個とも健在でした。
(この縦に並んだ3つ以外に、少し離れた左側に、もう1つ卵がありました)
3月22日。
悪天候の日の後、卵嚢は3つに減ってしまいました。
卵はだんだん萎れてくるので、「いつ中身を調べようか?」と思いながら、「もし万が一、中で小グモが生きていたら卵嚢を開けたら死んでしまうかも…」と思い、決断できず、どんどん時が過ぎていきました。
4月25日、下見で森の中を歩いた時、
道沿い2ヶ所で、クモの子どもが生まれていたのを見て
我が家の(?)ナガコガネグモの卵嚢を1個、調べてみることにしました。
4月27日、よりシワシワの卵嚢の方を、開けてみました。
卵嚢の外側の袋の部分は、私の予想よりずっと丈夫で、手ではなかなか開けることができず、ハサミを使って切ってみました。すると…
なんと、中から1ミリもないようなクモがどんどん出てくるではありませんか!!
オスの姿を一度も見ていないし、卵は腐っていると思っていたので、子どもが育っているとは思わず、次々に出てくる子グモたちを見て驚きました!
少しでも高いところに登ろうとする小グモたち。
もう夕方だったので、この日はスケールを当てて、卵嚢と子どもの大きさだけ測って、観察終了しました。
袋を切らなかった卵嚢の方は、手すりの板に縛って継続観察することにしました。
4月29日。
小グモたちはさらに増え、集まっていました!
5月6日
まだ生きている子どもたち。
こんなふうに、数日間にわたって卵嚢から出てくるということにも驚きました。
(一度に出るものだと思っていたので)
子どもたちが出てきた卵は、翌日には風で飛んでしまい、卵嚢は残り2つとなりました。
さて、それらは、どうなったでしょうか〜?
続きは明後日に!
(かな)
126日間の観察の中で、1度もオスの姿を見なかったので、卵嚢の中の卵は無精卵で腐ってしまうだろうと思っていました。
母グモの姿が消えたのは、昨年10月24日。
卵嚢を守るように張り巡らされていたクモの糸は(写真は昨年12月3日)
だんだん少なくなり、1本の太い糸のようになって卵嚢を繋いでいました。
細い糸を撚り合わせて、丈夫な太い糸を作った感じです。
今年の3月9日。
卵嚢は4個とも健在でした。
(この縦に並んだ3つ以外に、少し離れた左側に、もう1つ卵がありました)
3月22日。
悪天候の日の後、卵嚢は3つに減ってしまいました。
卵はだんだん萎れてくるので、「いつ中身を調べようか?」と思いながら、「もし万が一、中で小グモが生きていたら卵嚢を開けたら死んでしまうかも…」と思い、決断できず、どんどん時が過ぎていきました。
4月25日、下見で森の中を歩いた時、
道沿い2ヶ所で、クモの子どもが生まれていたのを見て
我が家の(?)ナガコガネグモの卵嚢を1個、調べてみることにしました。
4月27日、よりシワシワの卵嚢の方を、開けてみました。
卵嚢の外側の袋の部分は、私の予想よりずっと丈夫で、手ではなかなか開けることができず、ハサミを使って切ってみました。すると…
なんと、中から1ミリもないようなクモがどんどん出てくるではありませんか!!
オスの姿を一度も見ていないし、卵は腐っていると思っていたので、子どもが育っているとは思わず、次々に出てくる子グモたちを見て驚きました!
少しでも高いところに登ろうとする小グモたち。
もう夕方だったので、この日はスケールを当てて、卵嚢と子どもの大きさだけ測って、観察終了しました。
袋を切らなかった卵嚢の方は、手すりの板に縛って継続観察することにしました。
4月29日。
小グモたちはさらに増え、集まっていました!
5月6日
まだ生きている子どもたち。
こんなふうに、数日間にわたって卵嚢から出てくるということにも驚きました。
(一度に出るものだと思っていたので)
子どもたちが出てきた卵は、翌日には風で飛んでしまい、卵嚢は残り2つとなりました。
さて、それらは、どうなったでしょうか〜?
続きは明後日に!
(かな)
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