

田植えが終わった田んぼです。
水の補給は、雨が降ると沢水が集まってきます。
もう一カ所、水が湧いてくる場所からの二カ所有ります。
しかし、入ってくる水は、冷蔵庫に入れていたように低い温度になっています。
直接田んぼに入れると、温度が低すぎ生育に影響が出ます。
そこで水を田んぼに入れる工夫が要ります。
畦波シート(畦から水が漏れる事を防ぐために使用する塩ビの波板)を田んぼ中に設置するのです。
直接田んぼに入れず、波板で簡易な用水路を造るのです。
水路を通って、水温が上がるのを待つのです。
たかが、これだけの事ですが、生育のスピード、収量に大きく変化がありました。
何もしない場合は、すり鉢状に低くなり、実が熟すのも遅くなりました。
水路の出口での水温は、温泉に入っているような感じです。
稲さんも気持ちよさそうに浸たっています。