公民館で飼育していたかいこさんが繭をつくりました。
早いものは、繭から出てきています。
毎年、繭から糸にしているそうです。
今年は、三人で糸取りに挑戦です。
繭から糸にするためには、沸騰したお湯の中に繭を入れ、ほぐして糸の始まりを探すのです。
茶筅を使い、糸の先を探します。
引っかかった糸を引っ張り上げ、送り出します。
知人からお借りした糸巻き機に巻いていきます。
最初は、かたまりになった糸が、そのうちに2~3の繭から出た糸をつぐんでいきます。
余りにも細すぎて、老眼では見えません。
手に当たる触感だけが頼りです。
気を付けても指に引っかかったりして切れる事も・・・。
本来なら貴重な「絹糸」となり、綺麗な生地に変身していきます。
今年は、切れ切れになってしまい、糸としての機能は果たさなくなりましたが、来年は糸を染め、ひも状に編んだ作品をと楽しい話題に花が咲きました。
と言うものの、繭の中には「サナギ」ちゃんが・・・。
ごめんね。
あなたは、綺麗な絹糸に変身すのよ。
来年もよろしくね。