山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

日本のハーブ

2009年06月29日 | 健康


5月・6月は、ヨモギのシーズンです。

ヨモギは、草餅に入れてよく食しますね。

我が家は、若葉を採ってきて干します。

干したものを、無農薬のほうじ茶の中にブレンドして飲みます。

布袋に入れ、お風呂の中に浮かべます。

「ヨモギ」には、いろいろな効能があるようです。

渋に含むカフィタンニンには収斂と止血作用があり、皮膚のカユミを抑える働きがあるそうです(アトピー性皮膚炎、老人性皮膚掻痒症)。

カルウムは過剰に摂りすぎたナトリウム(塩分)を排泄し利尿効果があり、動脈硬化や高血圧を予防。

食物繊維、ミネラルなどにより便秘、肥満の予防。

花粉症や老化防止につながる活性酸素(過酸化脂質)抑制作用があるといわれています。

ガンに効果的だという研究報告(東大伝染病研究所・小島保彦博士)もあり、それによればインターフェロン・インデューサー(インターフェロンを増やす物質)を発見し、マウスで実験したところ、ガンが縮小していくのが認められたといいます。

乾燥したヨモギの葉を煎じて飲むと、がんこな冷え性、生理痛、不眠、関節痛、高血圧、老化防止、美肌に効果的です。

ヨモギの薬湯は、昔から冷え性や神経痛に効くといわれてきました。

日本の「和」ハーブも捨てたものではありません。

草=薬?

ちょっと気になる「和」ハーブです。