5月・6月は、ヨモギのシーズンです。
ヨモギは、草餅に入れてよく食しますね。
我が家は、若葉を採ってきて干します。
干したものを、無農薬のほうじ茶の中にブレンドして飲みます。
布袋に入れ、お風呂の中に浮かべます。
「ヨモギ」には、いろいろな効能があるようです。
渋に含むカフィタンニンには収斂と止血作用があり、皮膚のカユミを抑える働きがあるそうです(アトピー性皮膚炎、老人性皮膚掻痒症)。
カルウムは過剰に摂りすぎたナトリウム(塩分)を排泄し利尿効果があり、動脈硬化や高血圧を予防。
食物繊維、ミネラルなどにより便秘、肥満の予防。
花粉症や老化防止につながる活性酸素(過酸化脂質)抑制作用があるといわれています。
ガンに効果的だという研究報告(東大伝染病研究所・小島保彦博士)もあり、それによればインターフェロン・インデューサー(インターフェロンを増やす物質)を発見し、マウスで実験したところ、ガンが縮小していくのが認められたといいます。
乾燥したヨモギの葉を煎じて飲むと、がんこな冷え性、生理痛、不眠、関節痛、高血圧、老化防止、美肌に効果的です。
ヨモギの薬湯は、昔から冷え性や神経痛に効くといわれてきました。
日本の「和」ハーブも捨てたものではありません。
草=薬?
ちょっと気になる「和」ハーブです。