山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

お待たせしました。

2019年10月23日 | 食育
昨年から、保護者の方も一緒に稲刈りを行うようになりました。

「保護者の方も、単に田植えと稲刈りだけでなく、籾を水に浸け籾蒔きを行い、田植えをしてからは毎日稲さんの顔を見ながら過ごす。最後は稲刈りから脱穀、籾摺りに精米まで。一番子供が楽しみにしているおにぎりパーティーまで、貴重な体験が出来るなんて、すごいですね。感謝しています。」と。

ちょっと、気恥ずかしいです。

でも、こんなに喜んでくださると元気が出ますね。

たった一粒の籾から、たわわに垂れるほど籾が付いた茎が何本もできました。

すごいですね。

さあ、それでは、稲刈り後の作業の開始です。


稲を刈ると稲架掛けをしますが、次の日におにぎりパーティーを行うため、脱穀を行い籾摺りまで行います。

毎年、足ふみ脱穀機と唐箕を持ち込み、園児と一緒に体験するのですが、今年は私が手の痛み、一緒に行っている娘もぎっくり腰となり断念。

やむを得ず、牛乳パックを利用して脱穀です。

牛乳パックの口を半分開き、穂を中に入れます。



茎を持っって、力いっぱい引き抜きます。



「バリ、バリ、バリ!」と大きな音とともに、「バラ、バラ、バラ」と牛乳パ灰汁の底に籾が落ちていきます。



引っ張った瞬間、園児たちの大きな歓声がおきます。

そう~と口から覗くと?



「あっ、一杯落ちてる!」と嬉しそうな声が。

「おとうさんもやってみて!」と園児に促されお父さんもチャレンジ。

交代しながら、和気あいあいと脱穀に汗を流します。