台所で、「トントン」と包丁で切る音がします。
娘が夕飯の用意をしているようです。
どのくらいでできるか聞こうと思い台所に行くと、びっくりぽんです。
娘でなく、孫の中でも一番下の三女(幼稚園)一人で、包丁で小松菜を切っているではありませんか・・・。
小松菜を1cmほどに切っています。
包丁で手を切らないよう猫の手にしてリズムよく切っています。
ちくわも輪切りに。
人参は、縦に細く切っています。
フライパンに油をひき、野菜を投入。
お箸を使って野菜炒めを作っています。
上手く炒めることができたのか、娘を呼んでいます。
味付けは、一人ではまだ少し不安のようです。
家族そろっての夕食に、いつもは野菜大嫌いの三女ですが、皆に「私が作ったのよ。」と、パクパクと食べています。
えっ、「これが嫌い」、「あれが嫌い」、と食べない野菜を食べています。
自分が関わると、何でも食べることができるようです。
感想を聞くと、「おいしかった。楽しかったから、また作ってあげるよ。」と。
小さくても、見守ってあげるだけでも、出来るようになり自信もつくのでしょう。