山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

梅しごと

2022年07月06日 | 食品・材料・料理

知人から、河川沿いの畑を借りたのが2012年。

早いもので10年にもなる。

そこで毎年、自然の恵みを頂いているのが「小梅」さん。

梅干づくりに、梅シロップづくり。

2018年の大雨による河川の増水により、畑が水没。

約2m以上の高さまで。

もともと超高齢化していた梅の木さん。

幹もかなり傷んでいたので「植え替えが必要。」と所有者。

その後そのまま「まだ大丈夫。」と言いながら時間だけ過ぎていたのですが、さすがに答えたようです。

毎年、実をつける数が減って来てしまいました。

 

この梅シロップは、五年間熟成させたもの。

字が汚いのはご勘弁を。

毎年漬けるのは小梅ですが、この年は所有者の方から「南高梅」の大粒を頂き梅シロップに。

さすがに色は、黒褐色になっています。

シロップをコップに入れ、炭酸で割ります。

漬けた年にすぐに飲めますが、熟成すると味わいのあるものに。

酸味もまろやかでその中に甘みも。

渋みやあくも感じられなくなります。

暑い日中に炭酸割を飲むと何とも言えませんね。

残った、果肉は種を取り除き、梅ジャムに。

朝のパンを食べるときに塗って食べるのですが、暑いときには進みます。

 

2017年はこの瓶が二つ、2018年は一つ。

2019年以降は、梅干のみとなり、高さ10cm程の瓶に一瓶ずつに。

今年は、僅か145粒に。

もう、来年は無理なのでしょうか?